米国を率いて、共産主義との決戦にいどむトランプ氏(一)
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 【明慧日本2020年11月20日】神はそれを滅ぼそうとする時、まず、それを狂わせなければならない。2020年の米国大統領選挙は、夜明けの光が闇を貫くとき、米国と共産主義の決戦の緊迫した歴史的瞬間を世界中に目撃させようとしている。

 左派メディアによる社会主義クーデター

 11月7日からのわずか1週間で、アメリカの主流メディアは、まるで中国共産党(以下、中共)のプロパガンダのように政変を起こした。これは異様なことであり、人々の常識からアメリカの価値観、アメリカ国民の理念まで覆したのだ。

 アメリカの左派メディアとその背後にある深い闇の勢力は、「バイデン氏が新大統領としてホワイトハウス入りする」という偽りの情報を作り出している。先に得た印象が主となるというやり方で、圧倒的なメディアの宣伝と嘘を用いて国民に虚構の事実を認めさせ、捏造された世論を流し続けることで民主党の勝利を演出している。この論理と手口を中共の慣用語に翻訳すれば、「民主党が全米国民を代表して以下のことを宣言する。全米国民は、バイデン氏を中心とする民主党とともに団結し、偉大な社会主義のアメリカを全面的に建設する」ことになる。 メディアの偏向報道の結果、バイデン氏は次期大統領として、政策の青写真を各国首脳と話し合い、左派メディアはそれを大げさに報道している。

 トランプ氏は「合法の投票数が大統領を決めるのであり、メディアが決めるのではない」と声明を発表した。しかし、トランプ氏自身の発言、ホワイトハウスの発言、ホワイトハウスの報道官の生放送は、米国の主流メディアによって遮断させられた。支配的な影響力を持つTwitter、Facebook、Googleは、トランプ氏の支持者の発言とトランプ氏自身の発言をブロックし、バイデン氏が当選したというフェイクニュースを氾濫させている。

 これは、左派メディアによる正真正銘のクーデターである。海外政治経済学者の程暁農氏は、「民主党が完全にマルクス主義イデオロギーに変わり、米国の主流メディアが民主党の代弁者となっている。今起きている問題は、民主主義体制の憲政、アメリカの有権者の政治権利、投票の自由が破壊されるかどうか、というレベルの問題である」と指摘した。アメリカはいま、憲政と立国の危機に直面している。

 大規模なデジタル不正行為は中共に関連する疑いがある

 中共のインターネット世論誘導集団が、「民主党の組織的な不正は見つからず、わずかな個別の事例は役に立たないものであり、トランプ陣営の訴訟は覆すことができない」と世論を誘導している。 個別の不正事例は詐欺ではないのか? 民主党総選挙の不正は個人的な行為と言えるだろうか? 今もなお表に出続ける投票数集計ソフトの組織的な不正行為は、人々を驚愕させるのに十分である。

 ●米国東部時間11月12日、トランプ氏は米国第一ニュース(OANN)の報道を引用しTwitterに投稿した。「ドミニオン(選挙用投票機)が全米でトランプ氏に投票した270万票を削除した。データの分析によると、ペンシルべニア州ではトランプ氏の22万1,000票がバイデン氏に移し変えられたという。また、トランプ氏の94万1,000票が削除された。ドミニオンの投票システムを利用した州は、トランプ氏の43万5,000票がバイデン氏にすり替わった」。トランプ氏はこの投稿で、すべての文字で大文字を使っている。

 ●最近、MITの博士号を持つインド系アメリカ人科学者シヴァ(Shiva)氏は動画を公開した。彼のチームがミシガン州の4郡の投票データを分析したところ、少なくとも6万9,000票のトランプ氏の票が集計ソフトによってバイデン氏に移された。ミシガン州のオークランド、マルコム、ケントの3郡の投票データは、共和党の支持率が20%を超えると、ソフトウェアのアルゴリズムによりトランプ氏の投票数を減らす作業が始まり、共和党の支持率が高いほど改ざんされた票の割合が高くなっていたことが判明したという。シヴァ氏のチームは、トランプ氏とバイデン氏にネットで情報公開するよう呼びかけた。

 ●ニュースサイトのGateway Punditは11月10日、ウィスコンシン州ロック郡(Rock County)のある住民が、機械が「故障」した過程を目撃したと報道した。11月3日の選挙日の夜、トランプ氏は46,649票が優勢で、37,133票のバイデン氏をリードしていたが、午後11時57分に状況が突然変わった。バイデン氏は46,649票を獲得したと報じられ、トランプ氏の票数は37,133枚に減少し、今までのバイデン氏が獲得した票数と全く同じであるという。この現象は、ペンシルべニア州、ジョージア州、ミシガン州でも起きたが、これはすべてシステムの「故障」なのだろうか?

 ●フォックス・ビジネスの報道によると、ドミニオン社の従業員メリッサ・キャロンさんは、選挙期間中に技術担当としてデトロイトの集計現場へ派遣された。現場の多くの集計スタッフが、同じ投票用紙を4、5回繰り返しスキャンしたことをキャロンさんは目撃したという。11月6日の夜、彼女はまた10万の票数がドミニオンのシステムによって、不正にバイデン氏に加算されたのを発見した。ほかにも、選挙スタッフが投票用紙に記入したり、投票用紙に署名を偽造したりするのを見たという。

 ●多くのファンを抱える個人メディア「猫神」は、「分析によると、ドミニオンの投票システムは50万枚のトランプ票を直接バイデン氏にすり替え、その後286万以上のトランプ票を削除した。これはシステムの故障ではなく、そのようにプログラムされているのだ」と投稿した。「猫神」はまた、地郎中(文海)@dilangzhongの「投票ソフト会社の内部告発者が名乗り出て、自社のソフトが3,800万枚の票を変更して選挙を盗んだ」という投稿を拡散した。

 トランプ氏の個人弁護士で、元ニューヨーク市長のルディ・ジュリアーニ氏はインタビューで、「米国の75~80%の地域でドミニオン社の投票集計ソフトが使用された」と述べた。米メディアの報道によると、「ドミニオン投票システム会社」はクリントン財団や、ナンシー・ペロシ下院議長ら高官と関連があるという。元連邦検察官でベテラン弁護士のシドニー・パウエル氏は最近、フォックスニュースの司会者マリア・バルティロモ氏の取材に応じた際、ドミニオンのシステムのセキュリティ上に主要な欠陥が意図的に設定されていたことを明らかにした。今回の選挙では、激戦州を含む33州でドミニオンの集計ソフトが使用された。

 「我が国は共産主義中国と交戦している」

 ドミニオン社の投票集計ソフトを使った不正は、その背後に中共の要素がないわけではなく、これらのシステムの内部に中共のソフトウェアやその他の構成要素があるとベテラン弁護士のシドニー・パウエル氏は主張している。11月12日、米法曹界のトップ人権弁護士として知られるルシアン・リンカーン・ウッド氏はTwitterに6回連続して投稿し、中共を名指しした。

 リンカーン・ウッド氏は、「過去20年来、共産主義はすでにアメリカのメディアに浸透し、州議員や連邦政府の政治家をコントロールしてきた。イデオロギーや裏金、または恐喝などの手段で操ってきた」、「ドミニオンの集計システムは2020年の米国大統領選挙を破壊した」、「Covid-19生物兵器ウイルスを放出した」、「郵便投票詐欺」と投稿した。

 「共産主義は数十年前からアメリカに侵食し、学校、映画、テレビ、インターネットに入り込み、政府高官と政治家に影響を与え、その共産主義者は『戦わずにアメリカを占領する』」と鼓吹してきた」

 リンカーン・ウッド氏は11月6日、ジョージア州共和党2020年選挙の記者会見で、主流メディアが一貫した手法で米国民に嘘を吹き込み、トランプ大統領の勝利を虚言にし、バイデン氏の敗北を勝利だと報道したと非難した。

 「我が国は今攻撃を受けている。革命が計画されている。彼らは自由と権利を奪い、憲法を覆そうとしている。成功させてはいけない!」

 「戦争の基本は敵を見極めること。我が国は共産主義中国と交戦しており、善と悪の戦いだ」

 リンカーン・ウッド氏は11月13、Twitterで「この数日間、誰を信用するかというのは難しい問題だ。どの木の根元にも中共あるいは親共者がいるかもしれないが、どの草の根元にもアメリカの愛国者がいる。草の数は遥かに木の数を超えている。神を信じよう! アメリカの国民にしかそれを止められない」

 (続く)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2020/11/14/415095.html)
 
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