「プロパガンダのツール」 米、中国との文化交流プログラム中止
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 【明慧日本2020年12月11日】米国務省は12月4日、中国との「文化交流」装って実施された5つのプログラムを中止したと発表した。その5つとは「政策立案者教育中国ツアー」、「米中友好プログラム」、「米中リーダーシップ交流プログラム」、「米中太平洋交流プログラム」、「香港教育文化プログラム」。 これらのプログラムは、米国相互教育文化交流法(MECEA)の108Aに基づいて実施されており、米国政府職員が外国政府の資金を旅行に使用することを認めていた。

 ポンペオ国務長官は声明の中で、「MECEAの支援の下で資金提供されている他のプログラムは相互に有益であるが、5つのプログラムはソフトパワーを用いたプロパガンダのツールとして中共政権によって資金提供され、運営されている」と述べた。

 ポンペオ氏はまた、これらのプロジェクトは中国共産党幹部のためのものであって、中国国民のためのものではないと指摘した。中国人は言論・集会の自由を享受していない。米国は中国の関係者や人々との公正で互恵的な文化交流は歓迎するが、このような一方的なプログラムは相互に有益ではないと述べた。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/12/6/416083.html)
 
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