2020年台湾交流会に6000人参加 師父から祝辞が送られる
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 【明慧日本2020年12月23日】(台湾=明慧記者・孫柏、苏容、瀋容)「台湾2020年法輪大法修煉体験交流会」が12月6日、台湾大学総合体育館で開催された。台湾各地および一部の海外の法輪功学習6000人が交流会に参加し、19人の法輪功学習者が日ごろの生活や仕事、真相を伝えて人を救う中で「真・善・忍」を実践した修煉体験を発表した。交流会には李洪志師父から祝辞が送られた。

'图1~4:二零二零台湾法轮大法修炼心得交流会在台湾大学综合体育馆召开,约六千五百人参与圣会。'

12月6日、台湾大学総合体育館で「台湾2020年法輪大法修煉体験交流会」が開催された

 師父からの祝辞 最後になればなるほど精進するように励まされる

 交流会の開会がアナウンスされ、台湾法輪大法学会理事長が李洪志師父から送られた祝辞を二回繰り返して読み上げた。会場からは盛大な拍手が沸き上がった。

 李洪志師父は祝辞の中で弟子に言い聞かせ励ました。「大法は修煉です。大法弟子が修煉する目的は円満成就することです。現在、人間の世はすでに末期の最終段階にあり、乱世に起きた混乱による社会への妨害はさらに激しくなっています。正と邪の戦いとは言え、妨害されないよう自分自身をしっかり持ち、同時にさらにしっかり真相を伝え世の人を救い済度すべきです。真相を伝える際、自分を常人と混同しないよう、自分の立ち位置を正しく決めるべきです。こうしてはじめて、巻き込まれることなく、より良く行うことができます」[1]

'图5:李洪志师父发贺词祝法会圆满成功,台湾法轮大法学会理事长张锦华恭读贺词。'

李洪志師父からの祝辞を読み上げる、台湾法輪大法学会理事長・張錦華氏

 会場は厳かな雰囲気に包まれ、演壇の中央高くに師父の写真が掲げられ、写真の両側には「真・善・忍」と「法輪常転(法輪が常に回転する)」と書かれた法輪の図形が掛けらた。演壇の両脇には、青地に金色の文字で「慈悲は天地の春を溶かし 正念は世中の人を救う可し」と縦書きの横断幕が掲げられた。

 交流会では19人の法輪功学習者が発表した。職業は医師、教師、研究生、専業主婦、銀髪族(中高年)など様々である。彼らは「真・善・忍」の原則に基づいて、生活や仕事の中で内に向けて実修し、各領域で異なる方式で心を込めて人を救う体験と感想を語り、参加者を深く感動させ励ました。

'图6~11:学员在台上交流自己的修炼心得体会。'

交流会で発表する法輪功学習者たち

 法を暗記して心を修め コロナ禍で電話をかけて真相を伝える

 桃園市の法輪功学習者・瑞娥さんは発表の中で、かつてヒマラヤの標高5000メートルのベースキャンプに登った時、チベット仏教に入門しようと考えた。しかし、のちに重い不眠症と産後うつを患い、病気を治すために誤って宗教に入信して詐欺に遭い、1千万台湾ドル(3700万円相当)以上の負債を背負うことになる。誰も頼る人がおらず、深く落ち込んだ瑞娥さんは、幸運にも精進料理店のオーナーの紹介で法輪大法と出会い、そして修煉の道を歩み始める。

 瑞娥さんは、「『轉法輪』を一回読み終えた後、内心が受けた震撼と感動は言葉では表現できません。師父は私の体を浄化してくださっただけでなく、私が歩む人生の道のりを変えて下さいました。債務返済の問題はとても複雑で難しかったのですが、マイホームを理想な価格で売却することができ、債務を全額返済し、この時から私は明るい人生を歩み始めました」と話す。

 瑞娥さんはさらに法を暗記する体験について交流した。彼女は、学生の頃を思い出し、テストや進学のために教科書を暗記した。このような偉大なる大法を努力して暗記すべきではないかと考えた。そして彼女は車の運転時、家事の時間を利用して法の暗記を始め、すでに8年続いているという。弛むことなく法の暗記を通して、瑞娥さんは大法の偉大さと殊勝さ、そして佛恩の広大さを深く感じているという。

 小学校の教師である瑞娥さんは、『洪吟』と『洪吟二』の李洪志師父の詩集を30数冊購入し、クラスの生徒全員に渡し、毎週月曜日の一時限を利用して学ばせ、暗記させている。すると、生徒たちの成績と授業中の秩序がますます良くなったという。

 ウイルス蔓延の影響で、瑞娥さんは観光スポットでの真相伝えから、中国に電話をかけて真相を伝えることに切り替えた。彼女が電話をかけた時、1人の若者に出会い、肝心な話をすると電話を切られたという。彼女はこの若者に6回目の電話を掛けた時、「おばさんが電話を6回かけて、あなたは6回とも電話に出てくれました。あなたは縁のある人ですね。おばさんはたくさんのことを話したので、あなたは理解してくれたと思います。早く中国共産党組織から脱退して平安を迎え入れましょう。若者よ、あなたが平安になれば、おばさんは安心できるのです」と語り続けると、その若者は「分かりました。おばさん、私は脱退します」と同意した。瑞娥さんは、真相を理解して救われた衆生に感動して泣いたという。

 世界で最も幸福な人になる

 秀娥さんは一家四世代が同居する大家族の中で生活している。毎日の家事と仕事に追われ、忙しさでとても大変だという。法輪大法を修煉するまで、彼女は多くの病気を患い、いつこの世を去るのかと覚悟していた。隣人は秀娥さんの血色が悪いとみて、法輪功の修煉を勧めた。考えもしなかったことに煉功して2日目で、秀娥さんの胸につかえていたものが取れ、全身が軽やかになり、数十年来の病気による苦痛が奇跡的に消え去った。現在の彼女は毎朝3時半に起床して、数キロメートル歩いて煉功場に行って煉功した後、家に戻り開店するという。夫の態度がどうであれ、秀娥さんはいつも「真・善・忍」の基準で自分を律し、すべきことを全部済ませるのである。

 さらに多くの人と法輪大法の素晴らしさを分かち合うために、秀娥さんは同修の手助けでパソコンを購入して、協調人にネットでの電話のかけ方を教えてもらった。最初、秀娥さんはマウスの使い方さえ分からず、文字の入力もできなかった。彼女は根気よく練習し続けた。同修から渡された真相の原稿と、三退を勧める原稿をノートに書き写しながら、心を込めて覚えた。電話を掛け始めた頃は、電話を取ってくれない、または取ったとしてもすぐ切られる、さらに罵声を浴びせられるなどの目に遭い、その対処法が分からなかった。しかし、秀娥さんは絶えず法を学び、自分は衆生を済度する重要な使命を背負っていると悟り、その過程がどんなに困難であっても、彼女は毎日電話をかけ続けた。

 秀娥さんの夫は以前、彼女の煉功を阻止し反対していたが、彼女の精神面が良くなったこと、弟も修練によって病気が治ったのを見て、今では態度が180度に変わり、至る所で彼女を褒め称え、法輪功を紹介している。そして、煉功や学法をし始めたのである。秀娥さんは、今生に大法を得ることとができ、自分は世界で最も幸運で、最も幸福だと述べた。

 法輪大法が壊れかけた夫婦関係を修復してくれた 

 台北の法輪功学習者・孫さんは、法輪大法を修煉して壊れかけた家庭が修復したことについて交流した。彼女が法輪功の9日間セミナーに参加した4日目の夜、主人がかつて風俗店に通っていたことを思い出した。このことを思い出した孫さんは耐え切れず怨恨の心、嫉妬心などが爆発した。かつて憧れていた素晴らしい婚姻生活、老後に互いに面倒を見合う夢が、一変に散ってしまった。彼女は常人の手段で怒りを静めて心のバランスを取ろうとした。主人と重ねて話し合ったが、毎回得られた結果は絶望と衝突だった。孫さんは離婚を決意した時、脳裏にかつて見た夢が浮かび上がった。彼女は夢の中で「なぜ彼(主人)を救う人がいないのか?」と大声で叫んでいた。この夢を思い出した彼女は、師父はすでに早くからこの試練を暗示してくださったのだと悟ったという。

 孫さんは絶えず学法し内に向けて探す中で、以前、自分が追い求めていた幸福は虚像と幻想であり、修煉者として他人が何かをしたことで、苦しんではならず、苦しむ根本的な原因は自分の心にある執着を放下できないためで、そうであれば、主人を恨んでいいのだろうかと悩んだ。彼女は主人と重ねて話し合った時、「他人のために考える」態度ではなく、「私(自我)のために考える」立場に立って観念を押し付けていた。もし、何の観念も持たずに心から主人のために考えていれば、それこそが「他人のために考える」ことになる。彼女は自我を放下することを決心し、主人に対して、問題が起きる前よりもさらに優しく、さらに善をもって接した。彼女が執着を真に放下した時、家庭は以前のように平静を取り戻し、夫婦は互いにもっと尊重し合い、穏やかになったという。

 孫さんは体験したことは、自分が法に溶け込んでいれば、乗り越えられない試練がなく、乗り越えられない難はないという。

  基点を正に帰し 衆生を救い初心に立ち返る

 十数年インターネットで中国本土の人々に真相電話を掛け続けている廖さんは、ネットで真相を伝える経歴について交流した。この一年、世界の情勢が大きく変化しており、香港の「逃亡犯条例」の改正が始まった時、ネットユーザーが封鎖された真実の情報を喉から手が出るほど知りたがっていた。様々なニュースや動画がネットユーザーの注目となった。何百人もの人がいるグループに画像を送ると、まるで真相拠点でチラシを配っているようで、資料を差し出せば、それを受け取るためにたくさんの手が同時に伸びてきたような感覚だった。あのように多くの人が真相を受け取ってくれたことに感動し、彼女はどんな挫折に遭っても、ネットでの真相伝えを堅持し続けた。

 廖さんは中国本土のあるネットユーザーが、「一日でも封鎖されたニュースを見なければ、目が隠され、耳が塞がれたようで、毎日、私達に送ってくれるニュース待っています」と言い、さらにあるユーザーが「あなたは危険を伴い、暗い夜にランプに火を灯してくれました」と話したという。

 廖さんは、今の情勢の変化の中で気を緩めることができず、毎日、時間を大切にしてネットで真相資料を送り届けている。そして積極的にできるだけ三退を勧めている。この過程で疲労を感じ、全力で行う事ができなくなったときもある。この時、彼女は自分が三退の数字に執着していること、真相を伝え人を救う基点から逸脱したこと、自分を前に進ませているのは衆生を済度する神聖なる使命ではなく、三退の数字に執着する名利心であることが分かった。基点が外れたことが分かった彼女は学法、煉功のバランス、そして発正念の状態を整え、自分を正に帰し、衆生を救う初心と基点に立ち返ったという。

 真心が奇跡を現し 無病で軽やかな体に

 台湾で仕事をして6年になるベトナム人の陳氏六さんは、一日中年配者の世話をしているため、充分な休憩が取れず、過度な疲労により多くの病気を患い、辛い日々を過ごしていた。ある日、病魔に苦しみ耐えられなくなったとき、ベトナムの友人が法輪功を紹介してくれたことを思い出した。そして陳さんはインターネットで法輪功を調べ、煉功を教えるビデオを見て煉功を学び、同時にベトナム語の『轉法輪』を読み始めた。以後、毎日、わずかな休み時間を利用して学法や煉功を行い続け、3カ月後、大量の黒い汚物を排泄した。彼女は師父が自分の体を浄化して下さっていると理解し、とても感動し、飲み続けていた薬をすべて捨て、真の修煉者になると決意した。すると、間もなくすべての病気が消え去り、無病で体の軽やかさと気持ちよさ、生きる楽しさを感じた。後に雇い主が彼を病院で検査させ、その結果は高血圧、糖尿病が治っただけでなく、腎結石も奇跡的に治ったという。

 後になって陳さんは、師父は中国語で説法されているため、中国語版の『轉法輪』を読めば、よりよく法理を理解することができると考え、中国語を学ぶことに決めた。同修の手助けもあって、彼女は2カ月前後で中国語版の『轉法輪』を読めるようになり、論語を暗記したのである。

 彼女は、自分が法を読む過程で、老眼の症状が自然となくなり、老眼鏡をかけなくても文字が普通に見えるようになった。そして『轉法輪』の文字の背後にある眼や、幾重にも重なっている佛の姿が見え、早朝の煉功場での煉功の際、鮮やかな法輪と師父の法身が見えたという。彼女は、これらが見えたのは師父からの励ましだと理解し、毎日、努力して仕事するほか、台湾での修煉の機縁を大切にして、学法や煉功、発正念と中国国内の人々に真相を伝えるためにマルチメディアメッセージ(MMS)を送り、苦難を恐れず多くの人が救われるのを願っている。

 地域自治区長を訪ね 大紀元時報を広める

 台南市の法輪功学習者・秀媛さんは、初めて『大紀元時報』を読んだことを思い出し、一般の新聞と違うことを感じた。後に、政府が地域自治区長と班長に無償で新聞を提供していることを聞いた彼女は、脳裏に一念が生じた。区長や班長が大紀元時報の読者になれる、ならば彼らに紹介しない理由があろうか? 彼女は区長を先に訪ね、そして区長から班長に勧めてもらうことにした。しかし、秀媛さんは1人の区長を訪問し、想像するほど簡単ではないことが分かった。彼女はその後、ある区長に会い、その区長がすぐ班長グループを紹介してくれたケースもあれば、区長を訪ねたが不在のケースもあり、電話を切られるケースもあった。そして、秀媛さんは勇気を絞ってアポイントを取って区長と会った際、電話での相手に対する感じ方が違うと感じた。穏やかな態度で伝えると班長に直接に訪問するように勧めてくれた。このことを通して秀媛さんは物事を行う時、人心に動かされてはならず、正念を用いて行えば、予想もしなかった良い結果が得られるという。

 秀媛さんは今も、区長や班長に大紀元時報を紹介し続けている。毎回訪問した後、記録に残すようにしている。なぜなら大紀元を勧めることは一時的な活動ではなく、継続して衆生と連絡を保ち、関係を築き、そして衆生を救う効果につながるからだ。この過程で起伏やつまずき、不適切な言葉で言われたり、断られたりすることもあったが、優しくて、熱心で、前向きに支持してくれた人にもたくさん出会った。ここまで歩んできて、秀媛さんは同修たちと励まし合って注意を促し、衆生を救う過程で人心や執着を取り除けるよう願い、大紀元時報を広め、各地で花を開かせるがごとく多くの衆生が救われることを願っているという。

 校長先生から新唐人の営業マンに 多くの縁のある衆生を救う

 かつて担任の先生、指導主任や校長先生の職を歴任したことのある偉辰さんは、法輪大法の修煉を始めてから、「真・善・忍」の精神で生徒を教育していた。生徒が問題を起こした時、彼は面倒くさいと思わずに、生徒と交流するいい機会だととらえ、休みの時間を利用して家庭訪問をし、生徒と心が通った交流の架け橋を作った。卒業式でこれまで彼を拒否していた生徒らが、「私達は先生が大好きです」と叫び、卒業アルバムのトップページに、「法輪大法は素晴らしい」と書き込んだ。偉さんは衆生一人一人と接する機会を大切にして、取材で訪れた記者にも法輪功を紹介し、新聞報道では彼が法輪大法を心から信じ、真善忍の基準で自分を律するエピソードを紹介した。

 教育界の優れた教育者である偉さんは、衆生を救う力を最大限に発揮するために、退職した後、休む間もなく新唐人に入社し、校長先生から名刺を渡され、電話を掛けて訪問し、スポンサーを獲得する営業マンになったのである。彼は絶えず同僚の貴重な経験と成功例を参考にして、自分の営業のテクニックを高めた。同時に県知事、議会議長、町長、40以上の小学校を訪問して、5回の県の教育研修会、ならびに22の小学校で品徳体験活動を開催した。そして教育部門のオンライン著作権入札を成功させ、新唐人テレビの教育番組を学校の教育プログラムに導入させた。同時に、教師の日の書籍寄付記者会見で、台東県政府関係者、中央と地方の人民代表、20の社会団体と個人の協賛者らに、邪悪な中国共産党が法輪功を迫害し、法輪功学習者の生体から臓器を収奪している真相を伝えた。偉さんが悟ったことは、安定した修煉状態があって、営業の業績を高めることができ、新唐人の運営規模を拡大させ、24時間休むことなく真相を伝え続け、より多くの衆生を救うことができるということだ。

 2020年台湾法輪大法修煉体験交流会は、午後4時30分ごろ成功裏に幕を閉じた。参会した法輪功学習者は師父からの祝辞と同修の修煉体験を聞き、大法弟子が自分をよりよく修める大切さ、衆生を救う重要性と緊迫感を深く感じ、最後の修煉の道で時間を大切にし、勇猛邁進し、先史の誓約を果たすことを誓った。

 注:
 [1] 李洪志師父の経文:『台湾法会へ』

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/12/7/416132.html)
 
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