文/中国の大法弟子
【明慧日本2020年12月23日】真相を説く上で、私は時々このような状況に遭遇することがあります。聞く耳を持たないだけでなく、反論させないような言葉で言い争いをしている人がいて、もしこちらが黙っていると相手がもっときついことを言ってきます。 私のやり方は、そのような状況に遭遇した時には、冷静になって、簡単に手放さないことです。この種の人は最も危険であり、あきらめると、永遠に救いのチャンスを失う可能性があります。
ある時、道端で中年男性に大法の良さを話したことがあります。私は「こんにちは、三退すれば平安を保つことができることをご存じですか?」と声をかけました。 彼は私を睨みつけて、「何ですか? どういう意味?」と少し厳しい口調で答えました。 私は微笑んで「何もないです。ただ、あなたの安全を守るために良いことを伝えたい 」と言いました。 彼は「良いことですか? なぜ私に良いことを伝えたいのですか?」と聞かれました。つまり彼が言いたかったのは、この世に良い人はいない、誰が良いことを他人に言うのか、ということです。 私は 「あなたは良い人に見えます、だから伝えたかったのです」と言いました。 彼は「いい人? 私が良い人なのかな? どうして私が良い人だと分かのですか?」と言われました。 前にも同じことを聞かれて、引っかかってしまい、どう答えたらいいのかわからなくなってしまい、返事ができなくなると、バカにされたり、意地悪なことを言われたりしました。 その後、経験を積んでいくうちに、そのような場面に遭遇したときには、きちんと言えるようになりました。
私は笑って 「もちろんあなたがいい人だということは分かります。そうではなかったら言えないでしょう?」と言うと、「どうやって分かりましたか?」と彼が聞くので、「あなたはいい人だと、神さまに言われました」と言いました。 彼は自分が悪い人だと主張しました。 私は「神様に言われたのだから、それは間違いありません。 私は神の使者であり、人々を救うことが私の使命です。そうでなければ、これほど多くの人々がいるのに、なぜ私はこのことをあなたに話すのですか?」と話し、 彼は私を見て 「そうか、それなら納得だ 」と言いました。 そのあと、三退も簡単にできて、法輪功迫害の真相資料も受け取ってくれました。
私は出発する前に師父に加持をお願いしました。「縁のある運転手に会わせて下されば、真相を伝えることができます」。ちょうど用事があって私がタクシーに乗ろうと思って門を出ると、30メートル先にお客さんが降りているタクシーが見えたので、急いで駆けつけました。 その時、目の前にもう一台のタクシーが急に走ってきて、これは客を横取りするタクシーでした。彼の車には乗りたくなかったのですが、もしかしたら彼とは縁があるかもしれないと思って乗ってみました。 時間があまりなかったので、急いで大法の良さを伝え、「こんにちは。車の持ち主はあなたですか?」と聞いてみました。 車の前には運転手の名前が書かれた営業カードを掲げていて、もし運転手であれば三退する際に仮名をつける必要がなくなります。
彼は「そうだよ」と答えました。私は「きょう出会ったことは運命です。三退すれば平安を保つことができることをご存じですか?」と聞きました。彼は私を見て「あなたは法輪功学習者か?」と聞き、私は 「はい 」と返事しました。彼は「何も言わなくていい、聞きたくない 」と言っていました。私は彼をちらっと見て、彼は40代ぐらいでずる賢そうに見えます。 いつもだとこのような状況に遭遇したとき、私は何も言えなくなります。それは気まずくなりそうで、または安全上の問題もあるからです。
その時私は、真相を聞かない人、あえて反論する人の方が悪党に毒されていると思い、本人は自分が何でもわかっていると思い込んでいます。それを逃すと、もしかしたらこの人は永遠に救われるチャンスを失ってしまうのではないかと思いました。出かける前に師父に懇願しましたので、この人は救われるべきです。そして私は「法輪功の何が悪いのか」と聞きました。彼は「タクシーを呼んで法輪功の話をする80代のおばあさんがいて、何度か私の車に乗り、私はその話を絶対聞かなかった。 それから何度か車に乗って、私だと気付いた彼女は、何も言わずに降りた」と話しました。その意味は、彼が凄くて、誰にも妥協したことがないということです。
私は 「それは分かります、あなたのためですよ」 といいましたが、 運転手さんは「やめてくれ、もう一度言ったら、あなたも降りなければいけない」と言いました。
私は「降りられません、今日はあなたの車に乗れたのは、あなたの福だし、幸運のためです」と真相を言いながら、発正念をしました。大法は佛を修めていて、なぜ迫害されるのか? その大法は世界中に広まっています。ピエロのような江沢民は嫉妬から天安門自害事件を起こし、人民は偽のプロパガンダに深く毒されて大法を憎み、共産党はこれまでの政治運動で8000万人を殺した、等々とずっと話しました。
そこで私は彼に尋ね 「これらのことを知っていますか?」 彼は話を聞いていたようで、異議を唱えませんでした。私は続けて言いました「三反、五反、粛清、文化大革命、6月4日の学生殺害、法輪功迫害、ウイグル人の強制収容所での強制的な労働、そして今はモンゴル人への弾圧、これまで何か良いことをしたのを見ましたか? 何にかの繁栄のために走る中国の夢は何ですか、 タクシーの運転も大変でしょう? 1日車を走らせなかったら、共産党はそのお金をくれますか? しかし、高官たちは贅沢な生活をしていて、子供たちにアメリカのパスポートをもらっているのに、共産主義を実現するように国民に言っているのです。国民は苦しんでいるが、真実は知らないのです。天がこの悪党を滅ぼすほど、邪悪である。党に入ったら、そのメンバーの一員になります。この大疫病は共産党が招いたものであり、それは新型冠状肺炎とは呼ばないで、それは中共ウイルスと呼ばれています」
「中共ウイルスってなんだよ 」と彼は大声で笑っていました。 彼はこの言い方を受け入れられなかったようで、私は「中共ウイルスですよ。ネットを突破しないと真実が見えないから分からないのです。なぜ三退させる? それは災害があった時に命を救うためです。共産主義のために一生戦うと誓い、あなたは命を捧げたため、大災害が来たらどうしますか?」と彼に聞き、「今は党費を払ってないよ」と彼は言い、私は「そもそもその誓いをしたのはあなたですよ。神と佛には全て見ておられます。共産主義は生きていく上で良くない、自分のために生きる、家族のために生きる、あなたが誓ったことを実現させられます、それでも三退しないのですか?」と言いました。
彼はやっと理解して、「 私は三退します。私は党員です」と言ってくれました。 お守りと資料を渡すと、彼は両方とも受け入れてくれました。
車から降りるときに、「スマホばかり見ないで、もっと資料を読んで、真相を理解して祝福されることを家族にも伝えて、災難のとき『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』を絶対覚えてください 」と私は伝えました。彼は「覚えたよ、ありがとう 」と言ってくれました。「私に感謝するのではなく、大法の師父に感謝してください」と言うと、 彼は 「わかった」と言いました。
この事は私の心に深く響きました。もしあの時諦めていたら、尊い命を失っていたでしょう。師父の加持の下、彼はやっと救われました。師父が救って下さいました! 師父ありがとうございました!