居士が三退を勧める物語
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 【明慧日本2021年1月4日】私は7年前、ある仏教の居士が長年にわたり、法輪功に関する資料を配布して、大法弟子のように「三退」(共産党の組織から脱退すること)を勧めていた話を聞いたことがありました。彼女は田舎暮らしで生活は苦しかったのですが「三退」は人を救うことができると理解していました。毎回、三退リストは長くて彼女は絶えず人を救うことを行っていました。私は偶然にも、この年配者に出会うことが出来ました。

 年配者の顔は穏やかで落ち着いていて、体は軽快で風を切って歩いていました。あまりしゃべらなくて、ニコニコしていました。人を救うために色々なことをしているのに、なぜ大法を実践しないのかと聞いてみました。彼女は、自分は釈迦牟尼仏の弟子であり、自分の道が有って、神様の按排がないと多くのことができないと言っていました。

 彼女はいくつかの話を聞かせてくれました。

 昔、ある広場で仏教の大会が開催されました。 外には銃を持った兵士が警備していて、少し緊張感のある雰囲気でした。彼女は大法のお守りを持って広場に入り、200人以上の人々に共産党組織から脱退するように説得しました。

 別の機会に、彼女はバスの中で大法のお守りを配っていましたが、バスは突然非常に危険な区間に突っ込み、深い落とし穴に滑り落ちそうになったように見えましたが、バスは突然停止して横転しませんでした。バスの乗客は「何の危険もなく、きっと法輪功のお守りをくれたおばさんのおかげです!」と言っていました。彼女は急いで「法輪功の師父に感謝してください。私があなた方に与えたものは、すべて法輪功のお守りです。あなたたちの身の安全を守るために、共産党組織から脱退しなければなりません」と言いました。それを聞いた多くの人々が三退しました。

 この時、1人の男が立ち上がって「あなたは共産党に反対しています、ここでやってはいけません」と言いました。ある真実を理解した乗客が「この年配者をいじめないでください、この人は善行をして私たちの命を救っています」と大声で言いました。人に囲まれた男は、もはや何も言う勇気がなかったのです。

 また、彼女が田舎で三退をするように説得していた時、通報を受けて何人かの警官が逮捕しに来たことがありました。彼女は「慌てて私を連行しないでください、私は善行をして人々を救っているのに、あなたは私を連行しようとしている。道理で多くの人々が共産党組織から脱退しようと思っても不思議ではありません。とにかく、わずかな食べ物があればどこに行っても大丈夫です」と言いました。結局、警官は彼女を連行しませんでした。

 この年配者は地元では多少有名で、草薬を使うと病気に効き、みんなから尊敬されていました。しかも、彼女は一銭も取らずに、とても貧しい人たちにたくさんの良いことをしました。彼女は人を助けるために、よく人里離れた山間部に行っていました。山の民は非常に貧しく、茅葺きの小屋で暮らしていました。とても質素で、それぞれが本名で三退をしていました。

 ある年、彼女は4日間起き上がらず、食事も水も摂らなかったので、死んだと思われていました。後で彼女は言いました。彼女の師である釈迦牟尼仏が彼女を連れて大法の師父に会わせるために連れて行ってくださいました。大法の師父を見ると、彼女は急いでひざまずきました。大法の師父は彼女に立ち上がるように親切に言いました。彼女が仰ぎ見たのは、身体中が卍に満ち溢れていて金色の光を放ち、天空の頂点にいる背の高い大法の師父でした。

 法輪大法が世界に広まって28年、何億人もの大法弟子が真・善・忍という宇宙の特性に従って行動し、返本帰真します。法輪功迫害の実態を理解した各界の人々が大法に感謝し、最善を尽くし、自分の立場に立ち、大法の救いを待っています。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2020/12/19/416619.html)
 
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