心を正せば無事になり、心が正しくなければ魔を招く
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2021年1月18日】去年の夏、5歳の孫と一緒に明慧ラジオで『師のご恩を追憶する』の文章を聞いていた時、突然孫に「おばあちゃんも法輪功を修煉しているでしょう?」と聞かれました。私が「そうですよ」と答えると、孫は「どうしていつもおばあちゃんの仲間のことしかなく、おばあちゃんの話を聞いたことはありませんね?」と言いました。孫の話に私は答えられず、恥ずかしく思いました。

 孫の指摘通りです。私は1996年から法輪大法の修煉を始め、すでに20年以上になり、もっと早く修煉体験を書くべきでした。ここで、私は修煉の過程で身体に起きたいくつかの奇跡を通じて、師父の慈悲と偉大さを実証すると同時に、中国共産党(以下、中共)の組織から三退すれば命が守られ、無事になることを証明したいのです。

 一、内に向けて探し、謝ることで歯痛が治った

 一昨年、私は歯痛を起こし、歯茎が赤く腫れ歯が緩み、頬まで腫れていて、その症状が2、3カ月も続き、食事も睡眠もよくできず、痛みに苦しんでいました。

 心を静めて学法し、内に向けて探し始め、歯痛は私の心性を高める良い事だと思いました。修煉者が遭遇する難は偶然ではありません。私には師父の保護があるので、邪悪は敢えて私を妨害することが出来ないはずです。歯が痛い原因は、私が口を修めていない、つまり心性を修めていなかったに違いありません。人心が邪悪な迫害を招き、長い間歯痛が続いたのに、私はなかなか根本原因を見つけられませんでした。

 その後、近所の同修が家に来て一緒に学法と交流をし、私は内に向けて探し、法に則って言動を正すようになりました。ある日、やっと口を修めなかったことを思い出しました。同修のAさんは私の長年の同僚で、後に近所に住むようになり、子どもたちもよく一緒に遊んできた親しい関係でした。しかし、私は中共の党文化に染められて形成した観念の影響で、同修の中でAさんの陰口をいい、寛容と慈悲もなく相手を怨み軽蔑する気持ちが現れ、知らず知らずの内に相手を傷つけ、同修の間に隔たりを作ってしまいました。私が業力を作ったことで、歯痛を起こしてしまい、借りを返しているのではないでしょうか?

 私は一緒に学法をする同修に「Aさんの陰口を言うべきではなかった。口を修めなかったため歯が痛くなったにも関わらず、いつも重視しなかった。今日初めて気が付き、その大事さが分かった」と言いました。その話を言った途端、すぐに痛みが消えました。同修は「道理が分かった以上、Aさんに直接謝り、隔たりをなくすべきだと思う」と言いました。翌日、私はAさんを訪ね、一緒に学法をした後、自分の間違いを認め、Aさんに謝りました。Aさんも内に向けて探し、2人ともに法の中で自分を正すと同時に、これからは縁を大切にし、共に精進していこうと励まし合いました。家に帰った後、歯痛が治り、腫れた頬も正常に快復しました。

 二、心を正しくもたなければ魔を招き、正しくもつと無事になる

 昨年の秋、息子の会社の営業許可を申請するために、私は役所を訪れました。女性職員から手続きの用紙をもらい、書いた後渡しました。パソコンに登録する女性職員に「共産党員ですか?」と聞かれ、一瞬頭の中で「息子の営業にプラスになるから」と考えもせずに「以前はそうでしたが、今は違います」と答えました。

 職員はパソコンに「党員」と登録し、私の胸はドキッとしました。私は2005年にすでに大紀元ウェブサイトを通して中共の組織から脱退すると公に声明を出したのに、今日はどうしたのでしょうか?  間違ったとわかって、先の答えに後悔しました。私は訂正をお願いしましたが、女性職員の態度は強く応じてくれませんでした。仕方なく、私は重い足で役所を離れました。

 家に帰ってから歯茎が痛くなり始めました。痛みで食事もろくに出来ず、不安な気持ちで眠れませんでした。翌日になると、上下の唇がずれて発音もはっきり出来なくなりました。自分の間違った一念が共産邪霊を招き、低い層の黒い手や醜い鬼を利用して私の身体を迫害していると分かっていました。「どうすればいいのか?  そうだ、発正念をしてそれを取り除こう、要らない!」と思いました。「私の空間場の低い霊、醜い鬼、共産邪霊を徹底的に取り除き、すべて解体し、すべて滅す!」と発正念をしました。

 その間、私は毎日発正念をしていましたが、邪霊の迫害は一向に止みませんでした。歯痛がさらにひどくなり、口の上顎が広く潰瘍になり、奥歯も1本抜けてしまい、水を飲むことさえ痛くてたまりませんでした。1週間後、近所の同修が私のようすを見てとても驚き、事情を聞いた上で、私と法理上で交流しました。同修との交流を通じて、当時の一念は私の本意ではなく、「私の為」の心であると分かりました。それは旧宇宙の理であり、歯痛の現象は旧勢力が私に押し付けた迫害に違いありません。修煉は極めて厳粛なことで、徹底的に旧勢力のすべての按排を否定し、大法弟子の修煉の道を正しく歩むべきです。私は改めて中共の組織から脱退することを公に声明する必要があり、そうして本当に無事で平安になるのです。

 私は同修と一緒に再び役所に行きました。同修はロビーに座って発正念をし、私は直接先日の女性職員の所に行きました。私は女性に「すみません、今日また来ました。先日ここを離れてからひどく歯痛が起こり、口の中が潰瘍になり、歯も抜けてしまい、顔まで腫れました」と言いました。職員は驚いて「どうしてそうなったんですか?」と尋ね、私は「実は、当時私は党員登録の訂正をお願いしましたが、応じてくれなかったため、家に帰ると、こうなりました」と言いました。

 それを聞いた女性職員は目を丸くして、さらに理解できない様子でした。私はすぐに説明しました。「具体的に言うと、私たちは中共の党、団、隊組織に参加する際、皆そのために一生を捧げると握りこぶしを上げて宣誓しましたね。それは毒の誓いを立てることになり、共産邪霊に右手と額に印が刻まれます。中共は政権を樹立してから、繰り返して運動を引き起こし、人々に神を信じさせず、伝統文化を破壊しただけでなく、8000万以上の中国人を無辜に死なせました。天、地、人と戦う中共を天地が許さず、人も神も怒っています。中共の一員として、その組織から脱退しなければ巻き添えになるに違いありません。ですから、その組織から離れてこそ命の安全が守られるのです。これは私があなたに党員登録を訂正して欲しかった理由です。それができないと、とても不安でいられません!」

 私の話を聞いて分かった女性職員は私に「分かりました、心配しないでください。今すぐ訂正します」と言いながら、素早く私の登録を探し出し、「党員」の文字を削除しました。私の気持ちはすぐに軽くなり、笑顔が戻りました。私は職員に「ありがとうございました。あなたはとてもやさしい方ですね。あなたも自分のために中共の組織から脱退することをお勧めします。仮名でも構いませんので、本心から脱退すれば無事で平安になります」と言いました。

 女性職員は躊躇なく「それではお願いします。学生時代に少先隊と共青団に参加したことはあります」と応じました。最後に、私は「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」を覚えることで福に報われると伝えました。女性職員は笑顔で「ありがとうございます。分かりました」と言いました。

 私は同修と役所を出ると、歯の痛みが消え、唇も正常に戻り、発音もはっきりしました。私はとても嬉しくて、心身ともに軽くなりました。この出来事から、「三退」は決して形ではなく、他空間に確かに共産邪霊が存在していることを証明できます。

 ここで、私は善良な人々が自分の未来のために、ぜひ速く中共の組織から脱退する声明を出して毒の誓いを解除し、命の無事を守ることを願っています。

 三、師父は何度も私の身体を浄化してくださった

 私の夫は17歳から喫煙し、長年に亘って毎日少なくても2箱のタバコを吸っていました。結婚してから、10平米ぐらいだった部屋は毎日タバコの煙で充満していました。そのような環境で、私は42年間も受動喫煙してきたため、喉に2個の腫瘍が出てきたほか、毎日鼻水や痰に苦しみました。修煉する前、私は常に薬を飲んだり、注射したりしましたが、一向に治るどころか、腫瘍はだんだんと大きくなりました。

 1996年、私は法輪大法の修煉を始めました。その年の秋頃、私は毎日のように生臭い痰を吐き、黄色っぽい鼻水を流しました。当時、風邪も引いてないし、体調が悪いわけでもありませんでした。ある日の朝通勤途中で、私は突然大きく弾力のある玉のような黒い痰を吐き出しました。すると、不思議なことに、その後喉にあった腫瘍がなくなりました。師父が私の身体を浄化してくださったと分かりました。

 以前、私は頭痛に悩まされ、頭に重い帽子を被ったように、一日中ぼんやりしていました。毎週職場の医務室に行って薬をもらい、通常2錠の量を4錠飲んでいました。修煉してから、薬を飲んだことはありませんでした。

 ある日、私は学法していました。師父は「受講中、ずっと眠っている人もいますが、講義が終わると目が覚めてきます。なぜでしょうか? それは頭の中に病気があって、その調整をしてあげなければならなかったからです。 頭の調整は、とても耐えられないものなので、本人に自覚はありませんが、昏睡状態に入らせなければならないわけです。 ところが、聴覚には問題がないので、ぐっすり眠っているのに、一言も聞き落とさず、全部耳に入っており、その後は、元気が出て、二日間一睡もしなくても、まったく疲れを知らないという人もいます。 それぞれ状態が異なるので、それぞれ調整し、身体全体を浄化してあげなければなりません」[1] と語られました。私は本を読んでいるうちに眠ってしまいました。ふと目が覚めると、12分が経っていました。しかし、私はまるで数年も寝たような感じで、気分が爽やかになり、全身が軽くなりました。それ以降、私を苦しめた頭痛が治りました。

 夫は若い時、動きが早く、短気な性格でした。それに対して、私は心が弱く、のんびりした性格でした。生活の中で、夫はしょっちゅうちょっとしたことでかんしゃくを起こし、人を罵ったり、物を投げたりしました。その度に私はストレスが原因で、腹痛を起こすとともに下痢をするようになりました。漢方医を含む数カ所の病院で診てもらい、たくさんの薬を飲んでいましたが完治しませんでした。修煉してからしばらく経ったある日、突然お腹がぐうぐうと鳴り始め、急いで近くの公衆トイレに行きました。しかし、出たばかりなのに、また調子が悪くなって再び戻り、前後4回もトイレを出たり入ったりし、トイレの中には下痢薬の「利特霊」と「黄連素」の匂いが充満しました。

 その日の夜、学法する時、ちょうど以下の内容でした。師父は「常人の社会では、名誉や利益のために、人と奪い合い、争い合ったりして、睡眠も食事もろくに取れず、身体をひどく傷めており、他の空間から見ると、あなたの身体は骨まで黒くなっています。 こんな身体を一気に浄化してあげるのですから、何の反応もないというわけにもいかず、反応は必ずあります。 中には吐いたり、下痢したりする者もいます。 これまで多くの地方の学習者が、わたしに書いてくれた感想文でこのことに触れています。 ある人など、講習会からの帰りに、家に着くまでトイレばっかり探していた、と言います。 内臓まで浄化されなければならないからそうなるのです」[1] と語られました。

 それから、夫がどんなに怒ったり、罵ったりしても、私は腹痛を起こすことも、下痢をすることもなくなりました。師父は私の身体を全部浄化してくださいました。法輪大法を修煉して二十数年の中で、私は病気がなく全身が軽くなり、薬を飲んだことも注射したこともありません。心身ともに健康で、これ以上楽しいことはありません。

 師父の慈悲なる済度に感謝します! 同修たちの助けに感謝します!

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『轉法輪

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/1/10/416367.html)
 
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