14年間患った難病が完治
■ 印刷版
 

 【明慧日本2021年2月10日】私の末っ子の娘は2004年春に生まれました。娘が1歳半のとき、突然、周期性嘔吐症をという難病を発症してしまいました。発作が起きると何を食べても吐き出し、とても激しい嘔吐を繰り返すので、数日間で痩せてしまいました。14年の間、私たちは全国の多くの有名な病院へ行きました。杭州市浙江大学付属児童病院、北京の協和病院、北京児童病院、西安の唐都病院、武漢の同済病院、児童病院など。何度も通ったので、病院の医師や看護師も娘の名前と私たちのことをよく覚えてくれました。

 私たちは有名な病院、有名な漢方医を多く訪ねましたが、娘の病気は治りませんでした。また、神や仏にご加護をお願いしたり、民間療法を試してみたりしましたが、効きませんでした。ある日、知り合いの紹介で江西省出身の方と知り合いました。彼は道家の功夫を練っており、中に呪術のものがあり、いくつかの稀な病気や難病を治療できたので、地元で名が知られていました。そこで私たちも娘を連れて何度か行きましたが、少しも効果がありませんでした。娘の難病  を治療するため、時間、金銭を多く費やしました。私は商売をして娘の治療費を稼ぎながら、娘を病院へ連れて行かなければならず、本当にストレスが溜まっていました。無邪気で可愛い娘が病気に苦しめられている姿をみて、父親の私は心配でたまらず、心を痛め、商売をする気にもならず、本当に生きることに疲れてしまいました。

 私たちは何度も北京児童病院に行きました。毎回希望を持って行きますが、その度に疲れ切って帰りました。ある日、私たちは有名な医師に診てもらうために児童病院へ行きました。その専門医は70歳を過ぎた全国でも非常に有名な先生でしたが、一日に十数人しか診られないので、予約番号を取るのに800元かかります。しかし、その日の番号が売り切れていたので、仕方がなく私はダフ屋から3000元で番号を買いました。そして、やっと専門医に診てもらうことができ希望が膨らみました。しかし、その専門医はたった数分たけ診察して、病院でいろいろな検査を受けるように勧めました。

 それから私たちは娘を連れて病院に通い、上の階へ行ったり、下の階へ行ったりして、けっこう並び、数日かかってさまざまな検査を終えました。しかし、次回も新たにその専門医の番号を取らなければならず、取れなかったら、ダフ屋から番号を買うしかないのです。そのことに対して私が、ちょっとした不満を漏らしたため、その専門医の助手に厳しい顔で「受診するつもりがあるのか?」と言われ、つまり「不満があるなら、受診をやめろ」ということでした。娘が早く良くなるために、私は怒りをこらえ、侮辱を受けても我慢しました。しかし、その専門医も娘の病気を治療することはできませんでした。

 そしてある日、私たちはほかの地方にある児童病院へ行き、専門家の董教授を訪ねました。彼女は60歳前後で、丁寧に診察した後「この病気は根本的な治療法がないので、治らない病気です」と告げました。この絶望的な言葉を聞いて、私の心は凍りつきました。当時、娘の病気に対して真実を伝える専門家や教授に反感を持っていました。

 さらに娘の病気を治すため、私はテレビ局へ行って治療法を求める広告を出しました。すると、本当に助けてくれる優しい人もいて、中には寄付をしてくれる人もいましたが、私は寄付を断りました。それでも娘の病気を治す方法は探し出せませんでした。友人や親戚も治療法をあちこち探してくれましたが、試しても効果がありませんでした。

 娘は病気治療のため、年間20回以上入院し、短くて1週間、長くて2、3週間入院しなければなりませんでした。検査や治療する費用が1回に少なくとも数千元かかり、年間十数万元かかりました。このように十数年やってきて、娘1人を育てるのに、10人の子供を育てるよりも大変でした。娘が家にいるときも、朝晩いろいろな薬やビタミン剤を飲んでいました。 時々、病院から帰って家に着くとまたすぐ娘の病気が再発して、慌てて病院に戻ることもありました。本当に息をつく暇もなかったのです。

 ある病院の年配の教授が私たちの境遇に同情してくれて「この子の病気は治らないよ。最終的に人も金もなくしてしまうよ」と正直に言ってくれましたが、彼のアドバイスを聞き終わらないうちに、私は激怒して彼を何度も怒鳴り非難しました。実はこの教授は善意で本当のことを言っただけでした。今、当時の私を思い出すととても恥ずかしくなります。

 当時は本当に絶望していました。

 年上の親戚が、娘が苦しんでいるのを見て同情してくれました。親戚は長年、法輪大法を学んでいます。1999年に中国共産党が法輪功を迫害した後、彼は仕事を解雇され刑務所に入れられたと言い、私は彼が受けた迫害の話を聞いて「おかしな人だな、変わった人だな」と思って少し見下していました。しかし2019年の冬、彼から「法輪大法を学べば病気を治せます」と言われました。

 私は兄弟が多く、あまり学校へ通えず、十代の頃から家を離れて出稼ぎに行き、社会の中で様々な苦労をしてきました。もし数年前に法輪大法が病気を治せる、健康を改善することができると聞いても、恐らく信じなかったでしょう。もう為す術のない境地に陥ったため、試してみようという気持ちで、法輪大法を知ることになりました。

 私はまず、法輪大法の真実が書かれている資料を読みました。「この世に黙々と良い人になろうと努力している人たちが中共邪党に陥られ、弾圧されているのだ」とわかり、それから『轉法輪』を真剣に読むと、私の人生観が180度変わりました。『轉法輪』を読んで、私は小さいころ持っていた良知が呼び戻され「病気を治せるか治せないかは関係なく、この功法は良い功法だ」と認識して、娘にも『轉法輪』を読ませ、法輪大法の真相を教えました。

 『轉法輪』を読んで3カ月、娘は2020年2月から現在まで、薬も飲まず注射も打たず病気は再発しませんでした。体重が増え、すっかり元気になり、普通の人と同じようになりました。これで私たち家族は、やっと普通の生活が送れるようになりました。

 友人や親戚たちが娘のことを知って、みんな法輪大法は素晴らしいと言いました。私たち家族全員は心から「法輪大法に感謝いたします! 師父に感謝いたします! 法輪大法は素晴らしい!」と伝えたいのです。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/1/6/418129.html)
 
関連文章