文/河北省の大法弟子
【明慧日本2020年3月17日】2020年9月下旬のある日、主人の父親(お義父さん)が電動自転車を漕ぎながら交差点を渡る時、車のクラクションが聞こえなかったため、猛スピードで走ってきたタクシーに跳ねられて5メートルほど飛ばされました。お義父さんをぶつけた衝撃でタクシーのフロントガラスがバラバラに砕け散りました。はねられたお義父さんの体は空中で2、3回ほど回転しました。そして、地面に叩きつけられた時、お義父さんはピクリとも動きませんでした。これを見て、周りの人の誰もがもう助からないと思いました。
その後、お義父さんは病院に送られて、検査を受けました。その結果、頭部の擦り傷と、首や腕、足が少し傷むだけで、大したけがはなく、安静にしていればすぐに治ると言われました。自宅で何日か療養した後、お義父さんはすっかり元気になりました。
後になって知ったのですが、お義父さんは車に跳ねられた瞬間、まるで夢の世界に入ったかのような感覚になり、身体が大きな手によって持ち上げられて、そっと地面に置かれ、痛みも全く感じなかったそうです。慈悲なる師父が再びお義父さんを助けてくださったのです。このことを話す度に、お義父さんは感動して言葉も出ません。
交通事故の後片付けをしている警察官にも、「君のお義父さんは本当に運が良いね。あそこは、事故多発地点だよ」と言われました。ちょうどお義父さんが事故に遭ってから間もなくして、同じ場所で再び同じような交通事故が起きましたが、被害者はその場で死亡しました。
10月のある日、お義父さんが出かけている時、道端で村の村長に出会いました。お義父さんを見た村長は「難を逃れたって聞いたぞ。法輪功を信じているのか?」と尋ねたところ、お義父さんは「そうだ。法輪功を信じているから、生き延びられたんだ」と笑いながら答えました。
お義父さんの話を聞いた村長は「本当に不思議なことだ。村中みんな君のことを話していたよ。もうだめかもしれないって。でも、法輪功だけがこのような奇跡を起こせるし、法輪功だけが君を救える。法輪功以外に誰がこんなことができるっていうんだ」と称賛していました。
お義父さんは今年で76歳になります。8年前、お義父さんは腹膜がん末期と診断され、手術を受け、複数の臓器の一部を切除しました。手術前、北京の専門家に、お義父さんの場合、保守的な治療法でも、半年しか余命はなく、たとえ手術をして成功したとしても、4、5年しか生き延びられないと宣告されました。
手術から半月以上、お義父さんは高熱を出し、手術の傷跡も広範囲に感染しました。医者もなす術がなく、お義父さんも非常に苦しい思いをしていました。結局、家族の中の大法弟子の励ましにより、お義父さんは法輪大法を学びたいという念を発し、師父の説法を聞き始めました。お義父さんが修煉したいと決意した当日の晩、半月以上続いた高熱が下がり、苦痛も和らげました。それから、お義父さんの様態は急速に回復していき、何日か後に退院したのです。
家に帰ってきたお義父さんは真剣に法輪大法を学び始めました。毎日、師父の説法録音テープを聞き、学法を通じて、お義父さんは「修煉とは、心性を修めることであり、善良な人になり、宇宙の真・善・忍という特性に同化することである」と理解しました。ですので、村の中で誰かが困っていると必ずお義父さんが助けに行くし、お礼など一度ももらいません。まるで人が変わったかのように毎日にこにこしていて、顔色も良く、元気いっぱいです。お義父さんの変化を見た家族も皆、大法の素晴らしさを信じています。
あれから、8年が過ぎました。お義父さんは毎日よく食べ、よく動き、とても健康です。お義父さんと同じころに癌にかかった何人かのお年寄りの方は相次いで亡くなりました。しかし、村人たちにもうだめだと思われたお義父さんは今でも元気いっぱいに生活しており、すでに村の中の有名人になりました。