2021年世界法輪大法デー原稿募集のお知らせについて
■ 印刷版
 

文/中国の大法弟子

 【明慧日本2021年3月20日】明慧ネットが毎回原稿を募集する時、私の地域の同修はほとんど積極的に書こうとしません。その理由は様々です。書き方が分からないという同修もいれば、それほどきちんと行えなかったという同修もいます。 その中に、文章にできるような出来事はなかったと感じている同修の割合が多いようです。中には、修煉を始めてから一度も書いたことがない同修もいます(口述し、他人に書いてもらう場合も含む)。

 実は、原稿を書くという作業は、自分が歩んできた修煉過程の中の一つまたはいくつかの修煉体験あるいはそれについての認識を語る作業だと思います。原稿募集の目的は非常に明確であり、法を実証することです。書きたいと思わないのは、法から恩恵を受けたいと思うだけで、法を実証したくないということでしょう。実はこれも「私」の現れなのです。この種の「私」はまた他の利己主義と違うのです。常人の中でも恩返しのことを重んじているのに、これほど殊勝な修煉をしている私たちにとってはなおさらです。

 2021年世界法輪大法デー原稿募集のお知らせの中に、このように書かれています。「修煉の中では自分にとってごく普通の小さな出来事でも、私達に道徳レベル、心と体の状態、知恵や能力の向上をもたらしました。これは修煉することによって、大法から与えられたものです」

 ならば、私たちのすべての修煉者は、この要求通りに自分の僅かな修煉体験を書けばいいのです。

 この知らせを読んで、1999年以前に集団学法の時のことを思い出しました。

 当時、1999年の迫害の前には、私の地域では毎週土曜日の午後に、必ず行う大規模な定期集団学法があり、多い時には300人~400人が参加していました。 毎回の土曜日の午後、私たちはグループごとに分けて輪になって座り、法を学んだ体得について話しました。当時の交流する場面は、同修が率先して発言する場合もあり、協調人から指名されて修煉の体験を語る場合もあり、座っている順番に自分の体験を語ることもあれば、1人が体験談を語る時に、他の同修も共感を受けて直接交流の中に入ることもあり、我も我もと話しだして、時間になってもまだ話したい状況でした。毎回、参加者それぞれが自分の体験を多かれ少なかれ語ることができ、話したくないあるいは沈黙を続けるということはありませんでした。

 書き方が分からないと聞いた時、私はいつも迫害される前の交流する場面を例に出していました。それから、次のように言いました。「文章を書くということは、実はとても簡単なことです。自分が師父に話したいことを話し言葉から文字にして、それを整理して文章にすることです。書ける内容も多くて幅広いのです。 例えば、どうやって修煉に入ったのか? 病気治療のため? 修煉を通して元気になりました。そうであれば、元々の病状はどうだったのか、どうやって治ったのか、今の身体はどうなっているのかなど、この全体の過程を詳しく書けば、法を実証する記事になります」

 もし、あなたは病気がなく、修煉によって道徳を向上させたのであれば、その過程を説明するために、一つまたは二つの例を挙げてまとめれば、それも法を実証する文章になります。たとえ修煉を始めたばかりの同修でも、大法修煉に入った理由があるはずです。ならば、大法のどこが良いのか、なぜ大法を修煉したいのか、あなたにとって震撼を受けた一つまたはいくつかの例を書いて、それを整理すれば、法を実証する文章になります 

 個人、家族、生活、事業、社会など、あらゆる面での素材があります。前と同じように、それを書いてタイトルを付ければ、法を実証する良い文章になります。 たとえ2人の同修が互いに修煉の体験について話しただけでも、それを整理すれば文章にすることができるのです。

 私たちは自分の修煉するストーリーを分かりやすく奥深い内容まで語ることができれば、自分に初志貫徹を言い聞かせるだけではなく、大法の機縁を大切にすることでもあり、世界中のより多くの人々に法輪大法とは何かを理解させることもでき、「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」を知ることもできます。

 自分が述べた意見が、他の同修の良いものを引き出させ、同修たちが文章を書くことへの恐れを克服し、師父が私たちに与えて下さった法輪大法を実証する機会を大切にし、神のペンを手にして法を実証するために役立てば幸いです。この特別な日に、李洪志師父の大法弟子や人々への慈悲や、「真・善・忍」の指導の下で、私たちは善へ向かう心を修める素晴らしさを共有し、より多くの人々に希望を与え、真相を広めていきたいと思います。

【編集者注:この文章は筆者の個人的な観点を代表しているものであり、正しいか否かについては筆者個人が責任を負うものとし、読者は自身で判断してください】

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2021/3/13/421981.html)
 
関連文章