【明慧日本2021年3月21日】寿命を延長し福を増やしたいというのは誰もが思うことです。果たしてこの願いは叶えられるでしょうか? 古代人はどのようにして寿命を延ばし、現代社会ではそれについて新しい方法があるでしょうか?
唐代の「医王」と呼ばれた孫思邈は養生を提唱し、自らそれを実践し、100歳を超えても目や耳が衰えなかったそうです。孫思邈は高潔な道徳を身につけ、自分に対して満足を知り常に楽しい気持ちを保ち、家が貧しいことや裕福であることで、自分を卑下したり誇りに思ったりしないようにと唱えていました。
孫思邈は『福寿論』の中で、「福者は善き創造の積み重ねにより、禍者は悪しき創造の積み重ねにより」、「福は善行によって得ることができる」と述べています。 つまり、徳を積み、心が優しければ、自然と幸福が得られ、必ず心身ともに健康で長生きすることができます。災いは心から生じるものであり、道義に反する行為をすれば、万能薬を飲んでも長生きはできず、徳を積むことが最も重要であるということです。
大統領からお祝いの手紙をもらった百寿者
ある幸せな高齢者が、100歳の誕生日を迎えた日に、トランプ前大統領夫妻から直筆のお祝いの手紙を受け取りました。アメリカ合衆国のファーストレディー、メラニアトランプさんは手紙の中で、「この素晴らしい時に、100歳の誕生日おめでとうございます。あなたとあなたの大切な人たちが、素晴らしく光栄である一日を過ごせることをお祈りします」、「私たちは、あなたの永続的な強さと精神に感銘を受けています。この盛大な人生の大きな節目である瞬間を、ご家族やご友人と共にお祝いしたいと思います」と書かれています。
100歳の誕生日を迎える陳美荷さん
1920年1月16日生まれのビルマ系中国人の陳美荷さんは、元ファッションデザイナーで、彼女の作品は有名なリーバイスのジーンズにも採用されています。 また、陳さんは自分のファッションデザインスクールを持ち、小さい頃から佛教を信仰し、4人の子供がいます。
1996年、長女の紹介で、当時76歳の陳さんは法輪功の修煉を始めました。法輪功を修煉したおかげで、心臓病と高血圧が治りました。それまでに、医者である弟は、陳さんを訪ねるたびに薬を持って来てくれていましたが、その後、陳さんは薬が要らなくなり、いつも元気で過ごしています。
2004年、定年退職した陳さんの娘の曾国宝さんは、母親を見にサンフランシスコに来た時、陳さんの背中がひどく曲がって、直立できないことに気づきました。「当時、母が站樁している時、正しくない姿勢があったので、違うと言いながら母の手を上げると、母の背中が『カチッ』という音がして、真っ直ぐになったのです。すぐに仰向けで寝られるようになりました」と曾国宝さんは話しました。それ以来、陳さんは法輪功を修煉する決意をさらに固め、病気のない身体で軽快になり、いつも楽しい気持ちで過ごしているそうです。
陳さんは80代の頃、中国共産党(以下、中共)が法輪功を中傷する偽の情報を国際社会で拡散させているため、陳さんはずっとサンフランシスコの中国領事館に通い続け、法輪功から恩恵を受けたことを海外の人々に伝えていました。
娘の曾国宝さんによると、「母はとても優しくて、怒らない人でした。いつも幸せで、法の中に溶け込んでいます。母はずっと100歳まで生きたいと思っていたので、それが実現したのです」
三つのがんを患った尹玉芝さんの長寿実話
これは、中国国内に住む長寿の年配者の話です。
吉林市出身の尹玉芝さんは、子供の頃は学校に通ったことがありませんでした。尹さんは以前重度の心臓病、高血圧、珪肺症を患い、38歳の時に、勤務中の事故で右腕を粉砕骨折し、手術により鋼板が挿入されています。何十年もの間、腕に力が入らず、まっすぐ伸ばすことができませんでした。
73歳の時、尹さんはさらに肝臓がん、子宮がん、卵巣がんを患い、人民病院と軍の病院で3回診察を受けた後、医者から「肝臓がんだけでも末期まで進行しており、3カ月しか生きられない」と言われました。その時、尹さんは絶望し、人生の終わりを迎えたと思っていました。
その時、法輪功を修煉している娘たちは母親に「今、お母さんを救えるのは法輪功しかない、法輪功を学んだらいい」と法輪功の良さを説明し、勧めましたが、尹さんはどうしようもない表情で「ならば、あんた達が学びなさい、私はもう手遅れだから」と言いました。
しかし、絶望の中にも一抹の希望が尹さんの心に芽生え始めました。何と言っても、娘たちが法輪功を修煉し、実践した娘たちは恩恵を受けているという一念がありました。
その日の夜、寝ている間に尹さんは、法輪功の師父が自分の体をきれいにして下さったことをはっきりと見ていたという夢を見ました。翌日、目が覚めたときには、腹水で長い間座れなかった尹さんは座ることができ、お腹もそれほど膨らんでいませんでした。尹さんは喜び、世話をしている息子に「姉と妹を呼んで来て! 法輪功の師父が私の体をきれいにして下さったのよ、私も法輪功を学びたい」と言いました。
その時、尹さんは立つことができなかったので、ベッドに座って法輪功師父の説法を聴き始めました。そして、日に日に良くなっていき、お腹の腹水は下がり、ベッドから降りて歩けるようになり、全身に力がみなぎってきました。
たった7日間で身体に大きな変化がありました。尹さん自身もこの奇跡に驚き、大法師父への感謝の気持ちは言葉で表現できないほどでした。修煉していない息子たちは、「死ぬ直前の一時的なものだ」と思っていました。
7日目の午後、尹さんは退院しました。息子たちは交代で母親を連れて廬山、青島、蓬莱、北戴河、南戴河などを旅をして、「この最後の一時的に元気な時」に親孝行をしようと考えました。まさか病院で不治の病と宣告された母親が奇跡的に治るとは思わなかったし、法輪功がこのような超常的なものだとは思いませんでした。
1999年7月、江沢民が法輪功への弾圧を開始し、大法の師父を誹謗中傷しました。法輪功を修煉している娘も迫害に遭いましたが、尹さんは何一つ揺るぎませんでした。尹さんは「師父が私の第二の人生を与えて下さいました」と警官に言いました。86歳の時、尹さんは公安局に出向き、恐れることなく娘の解放を求めました。
人生の苦難を経験した尹さんは、老後に福を得るとは思っていなかったし、絶望的になっていた時に法輪大法の修煉を選んだことを幸運に思っています。「私は1世紀近くも世の中の変化を経験し、人間のあらゆることを見抜いてきました。肝心な時に、誰の話を聞き、何を信じるかは、すべてあなた次第です。チャンスは誰にでも平等に与えられており、この万古の機縁を大切にできるかどうかにかかっています。たとえ悪いことをした人でも、心から悔い改めれば、私たちの師父に救われるのです」と尹さんは語りました。
生命の神秘を解き明かす鍵
法輪功は法輪大法とも呼ばれ、1992年に李洪志先生によって中国の長春から伝え出され、「真・善・忍」を基本的な指針とする五式の緩やかな功法です。わずか数年で中国全土に広がり、1億人もの人々が実践し、心身とも健康になり、社会の道徳レベルの向上にも繋がりました。
1998年5月、国家体育総局の調査チームは瀋陽やハルビンなどの地域に赴き、法輪功に対する包括的な調査を行いました。
1998年9月、国家体育総局の調査と協力し、異なる専門分野の医師と医学教授が結成した調査チームは、広東省の広州、佛山、中山、肇慶、汕頭、梅州、潮州、揭陽、清遠、韶関などの都市で約1万2500人の学習者の健康状態を集計した結果、法輪功の病気治療、健康保持の効果は97.9%であると結論を出しました。
調査報告書には、「法輪功を修煉する前の学習者の中には、医学上では頑症・末期・難病とされるものもあり、病院から『死』を宣告された人もいれば、権威ある専門家から『不治の病』の宣告を受けた人もいる。しかし、法輪大法の修煉により、奇跡的に回復した。これらのことについて、医学の専門家たちは驚き、ショックを受けながらも解明することができない」と書かれていました。
上述した学習者の身に起きた奇跡的な現象と実際の効果は、現代医学の想像を超えており、科学では説明できません。 現代医学では治らない病気が、法輪大法の修煉を通して治ったのはなぜなのか、現在の医学的理論から答えを出すのは難しく、超常的な科学現象としか言いようがないのです。
しかし、中国の五千年の伝統文明の中には「天は常に善人と共にあり」、「天は無私であり、ただ徳のある者を助け」、「不幸は悪行から生じ、幸福は徳から生まれる」と昔から書かれています。したがって、幸福は誠実、優しさ、無私の心と共にあり、いつも徳の高い人のところに現れ、偽善、裏切り、陰湿、悪意とは相容れないのです。幸運になるためには、徳や善を積むべきだと提唱されています。
宇宙大法が世に伝え出されている今日、人々にとって最も貴重な機会であり、人々が宇宙の「真・善・忍」の特性に従って行動することは、自分自身のために明るい未来を選択することです。