台湾中部5県の法輪功学習者 終日の学法交流会を開催
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 【明慧日本2021年4月4日】(台湾=明慧記者・李維安)台湾中部5県の法輪功学習者(以下、学習者)は3月14日、台中県の国立太平小学校で1日学法交流会を開催した。午前中は20のグループに分かれて学法や交流を行い、交流のテーマは、法理に基づいて悟ったこと、内に向けて探したこと、心性を高めたことについての体験を交流した。午後は全員で学法をした後、各プロジェクトに参加する中で法を実証し、執着を取り除き、真相を伝える中で自分を修めたことについて、個々に発表した。その場にいた学習者は励まされ、さらなる固い決意で着実に修煉することを誓った。

'图:二零二一年三月十四日,台湾中区一日学法交流活动在台中县太平国小举办。'

2021年3月14日、台中県で行われた1日の学法交流会

 修煉の機縁を大切にする

 紹林さんの少年時代は活発で、中学生のとき上級生に誘われて暴力団に入り、そして組織のメンバーとなり、悪事を尽くす日々を過ごしていた。その後、士官学校に入学したものの、依然として組織から抜け出すことができず、法律に違反し投獄させられた。2004年、熱心な学習者たちが緑島刑務所に行き、囚人らに法輪功を紹介し、9日間講習会を開催したことで、彼は法輪功に出会い、心を入れ替えて新たな人生をスタートすることができた。

 修煉を始めて数年後、一人の学習者から煉功音楽のカセットテープを送られたが、刑務所の中には再生できる機器がないため、紹さんはそのカセットテープを刑務所に差し上げた。数年後のある日、刑務所のテレビ放送でその煉功音楽が流れたという。彼は「その時、師父の声を聴いて、私は瞬時に涙が出ました。修煉を始めて数年経ちましたが、煉功の音楽はなく、時計もなく、煉功動作は回数を数えてやっていました。朝の6時の発正念は春夏秋冬、外の明るさで判断していました。夜8時の消灯なので学法する時間がなく、私は刑務官の主管にお願いして、学法する時間をもらうことが出来ました」と紹さんは話す。

 彼は「同修から送ってきた師父の各地での説法を、時間を切り詰めてできるだけ早く読み終えるようにしました。重労働の中で、法を学ぶ時間を大切にし、暇さえあれば法を学び、1日に1~3講、休日には6~7講を学び、限られた時間の中で修煉していました」と語った。

 心からの言葉が奇跡を現わす

 子供3人の母親である姿慧さんは2020年、公園で煉功している学習者に出会い修煉を始めた。彼女の修煉体験と不思議な経験を交流した。

 彼女は「修煉を始めてから今日まで、修煉の道で師父の慈悲に守られ、そして私を一歩一歩と前に向かって進ませて下さいました」と話す。

 半年後、姿慧さんの7歳の息子が突然9日間講習会に参加したいと言い出した。しかし、姑は孫の修煉に反対しており、孫に修煉を放棄すれば好きなおもちゃを買ってあげると言ったが、子供は何も言わなかった。心の中で「僕は修煉を放棄しない」と思ったそうである。子供の固い決意に姿慧さんも信心を強くした。

 ある日、姿慧さんは子供を連れて煉功場に行ったが、子供の体調が悪くなり、手の甲が赤く腫れた。その時、退役した将校の同修が子供に「がんばれ! 乗り越えることができる」と励ました。子供が頑張って煉功した後、皮膚の腫れの症状は瞬く間に消え去り、その後、子供が以前患っていた皮膚病が治り、とても不思議だったという。彼女は初めて大法の奇跡を目の当たりにした。

  昨年(2020年)姿慧さんは3人の子供(3~7歳)引き連れてサマーキャンプに参加した。インドネシア人の家政婦も一緒に参加したので、同修はインドネシア語の『轉法輪』をその家政婦にプレゼントした。家に戻り家政婦に大きな変化があったことに姿慧さんは気づいた。以前10年間うつ病を患っていた家政婦は性格が暗かったが、明るくなった。彼女の家族とのビデオ通話で、家族は彼女の顔色が良くなり、明るくて楽しそうな表情になったという。

 その家政婦はなぜ修煉を始めたのか? 姿慧さんはこのように話した。「3歳の子の手に潰瘍ができて化膿し、毎日黄や緑の膿が出ていて、その子は我慢しきれずに掻き続けていました。私はその子と一緒に、『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』という心からの言葉を唱えました。この言葉を唱え始めた日からその子の潰瘍は驚くほどに早く治り、家政婦もこの出来事を見て驚きました」

 ある日、家政婦は、姿慧さんの次男が転んでこめかみから血を流しているのをみて慌てふためいた。しかし、姿慧さんは子供に師父の写真を見るように言い、そして一緒に心からの言葉を唱え始め、すると血が止まったのである。

 新しい学習者が子供学習者と煉功場を立ち上げる

 「早朝の煉功場を立ち上げたのは師父の按排によるものです。なぜならば、私は公園で煉功していた同修から大法を紹介されたからです」と姿慧さんは話す。彼女は早朝に煉功したことがなく、ある日、子供を送りに行く途中で、朝早く起きて煉功できるかと子供に聞いた。考えもしなかったことに子供はできると言った。もう一人の子ども(同修の子供)も早朝煉功に参加したいと言ったため、姿慧さんはかえって慌てたという。彼女は自分に必ずできると言い聞かせ、そうしなければこの子供学習者たちを駄目にしてしまう。師父のご加持の下で、彼女は家の近くにある公園で煉功場を立ち上げたという。

 姿慧さんは「すべては師父に導かれて、私に不足がある時、師父はあらゆる方法を通して、身近な同修または子供同修を使って私を一歩一歩と進めさせて下さいます。例えば煉功場を立ち上げるのも、真相を伝えに出かけるのも、資料を配るなど、すべてが師父に助けられ、法を正す進展について行けるように按排してくださいました」と話した。

 師と法を信じ 大法の奇跡が現われる

 台中から参加した垣旭さんは設計士である。家族に自由で裕福な生活をさせるため、夜の時間や休日を利用して他社の仕事をしていた。そのため疲労のあまり。彼は「このような生活は何時まで続くのだろう? いつ正常な生活に戻れるのだろうか?」。または「人はこの世に来たのは金儲けのためなのだろうか? なぜ苦労もせずに多くの金を儲けができる人がいるのか? 一部の人は努力しても自分の思うようにならないのか?」とよく考えていたという。しかし、これらの問題についてずっと答えを見つけることができなかった。

 垣旭さんは、妻が法輪功を修煉してからの心身の変化に驚き不思議に思った。どんな力が人を変えたのか? 「法輪功とは一体何なのか?」

 垣旭さんの妻は毎週、グループ学法に参加しており、彼はいつも妻のことを気使って迎えに行っていた。2020年6月、彼は『轉法輪』を読んだ後、法理に深く惹きつけられ、心に秘めていた問題の答えをたちどころに得ることができた。そして、修煉したいという意思が知らず知らずのうちに彼の心に芽生え始めた。

 修煉する前の垣旭さんは、痛風やめまいの病気を患い、ある日、郵便局に小荷物を出しに行って階段を上がる際、不注意で足を踏み外して倒れ、膝を石の階段に打ち、とても痛かった。しかし彼はこれは業が消去されているのだと思い、思わず大声で「いいことだ! 師父は私の面倒を見てくださっています」と叫んだという。「私は家に帰って内に向けて探し、焦燥心、物事を行う心と歓喜心を見つけました」と垣旭さんは話した。

 「今生に幸運にも大法に出会い、師父の弟子になれたことはとても幸せなことです。私はこの万古の機縁を大切にします」と話した垣旭さんは、唯一精進して三つのことをよりよく行い、円満成就して師父について帰ることが、師父への恩返しになると話す。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2021/3/20/422283.html)
 
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