文/ 中国遼寧省の大法弟子
【明慧日本2021年4月7日】私は遼寧省の小さな町に住む大法弟子です。下記は私が体験した奇跡的な真実の物語です。
2019年8月末、学校が始まり、息子は高校2年生になり、まもなくして、息子に不眠の状況が出現し、時には夜通し眠れませんでした。私と夫は、息子は高校2年生になったばかりで、学習のプレッシャーが増大し、心の緊張を引き起こしたためだと思い、息子を諭し、慰め、また教師に話して数日家で休ませました。
その期間、息子はおかしくなり始め、いつも一人でぶつぶつ言っていました。それから学校に戻ると言って、半月ほど授業を受けました。私は学校に電話して、息子の学校での様子をたずねました。先生は「普通ですよ、以前と同じです」と言いました。私は息子を連れて、当地の病院の睡眠科で検査しました。医者は「軽度の不安症がありますが、とくに大きな問題はありません」と言いました。
9月21日夜、下校の時、息子を迎えに行くと、表情、動作が明らかに物静かで無口になり、その夜また夜通し眠れませんでした。
9月26日朝、息子は狂ったように大声で叫びだし、死ぬと言って、外に飛び出そうとしました。引っ張っても抑えきれず、まるで理智を失ったかのようでした。私の両親と私、夫の4人がかりでなんとか抑えました。
良い子だった息子が、突然このように変わってしまい、私たち家族は苦しみの中に陥りました。
10月2日、息子を連れて病院に検査入院しました。医者は「おそらく脳炎でしょう」と言い、そこからまた10日入院しました。この期間、息子の状況はとても危険で、毎日ただ数口だけを食べ、数口飲み、点滴で栄養を維持し、失禁し、話をせず、そっぽを向き、表情が無く、体重が10キロ減りました。最終的な検査結果は、脳炎ではありませんでした。脳科学の医者は、精神科医を探してきて、立ち合い診察をさせました。息子は「精神分裂症」の疑いがあり、私たちに転院治療を勧めました。
10月13日、私は息子を連れて精神衛生センターに入院しました。医者の初診結果は、「蝋屈状態」(精神分裂の一種)だということで、注射して薬を飲ませ、それらの向精神薬の作用の下、息子はずっと昏睡状態にありました。それは完全に希望が見えないことでした。あまり食べたり飲んだりしないので、医者は「ずっとこのように続けてはいけません。駄目なら経鼻栄養法にしましょう」と言いました。しかし、息子の精神がはっきりしないため、経鼻栄養法にも協力出来ません。医者は、早く効果があるように、電気治療を提案しました。
電気治療を行う前日の10月14日夜、私の母が病院に来て、私の妹のMP3を持って来て、子供に法輪大法の音楽『普度』を聴かせるように言いました。(私は急いで子供を病院へ連れてきたので、持って来るのを忘れた)
すぐにMP3の『普度』を息子に聴かせると、突然、何の表情も無かった息子が泣いているのに気づきました。悲しそうに泣いて、涙が止まらない様子でした。医者がこの状況を見てとても喜び、「これは良い現象です。彼の感情を反映しているのです」と言いました。
10月15日朝、息子は布団の中で点滴の針を抜いていました。私が気づいた時、子供の手にはすでに多くの出血がありました。朝食の時、食べることが出来て、水も飲めるようになっていました。これで私は「息子は問題がなくなった!」とはっきりわかりました。母は私に息子を連れて早く家に帰るように勧めました!
朝食後、私は息子の退院手続きをしました。病院は、「この状況だとまだ病院にとどまって、継続治療をしたほうが良い、家に帰ると駄目になる」と引き留めようとしました。医者が何を言おうと私は聞かず、息子を家に連れて帰ると決心しました。なぜなら、あの場所の環境は全く静養できず、時には夜中に突然、精神病の人が運ばれてくることがあり、騒がしかったからです。
その時、息子はまだ自力で歩けず、車椅子に乗っていました。夫が家まで運転して帰り、息子を背負って階段を上りました。これは10月中旬の事です。
11月末までの1カ月ほどが息子の回復期でした。毎日息子に大法の音楽『普度』を聞かせました。息子の飲食が回復して正常になり、毎食おいしそうに、たくさん食べました。
10月16日から半月で、体重が毎日500グラム増加しました。大小便も自分で出来るようになり、時々頭もはっきりしてきました。
それに伴って私の心もすっかり落ち着いていき、子供の表れに振り回されることもなくなりました。私は師父が子供を見守って下さっていると信じていました。この期間、病院の精神薬を飲んでいません。
11月25日、息子は明らかに正常で、頭もはっきりしてきました。今に至っても再度おかしくなったことはありません。知力、記憶力は正常に回復しました。ただ病院での事は覚えていないようです。
私は、もし子供が法輪大法の『普度』を聴かなかったらどうなっていたか想像も出来ません。ずっと病院に入院して、今頃どうなっていたでしょう? 師父が息子を救って下さいました。どんなに美しい言葉を用いても、師父への、大法への感謝を表すことができません。師父に深く感謝します!
息子に不正常な状態が起って回復するまで、約100日間でした。私の心に法があったので、基本的に落ち着いていることが出来、修煉していない夫をいつも慰めていました。夫はこの期間、生きることが出来ないほどで、夫が言うには、病院のベランダでタバコを吸っている時に、飛び降りたいと思うぐらい精神が崩壊に瀕していたそうです。祖父母も、どのぐらい涙を流したか分かりません。親戚たちも一緒にとても心配しました……もし大法がなければ、魔難の中、息子の生命の危険だけでなく、私たち家族が打ちのめされていたかもしれません。
舅姑は、病院で起きた奇跡的な話を聞いて、2人とも心から大法に感謝し、「今回の事で私たちは本当に法輪大法は素晴らしいと信じたよ!」と言いました。2人はこの事を自分の親戚たちにも教えました。
この機会を借りて、魔難の中で助けてくれた故郷の同修、親戚、友人に心から感謝の気持ちを伝えたいと思います! 親戚友人が大法の威力と奇跡を目の当たりにして、皆が「法輪大法は素晴らしい」と信じて、大法の救い済度を得られるように信じています!
また、まだ大法の真相を分かっていない人たちは、心を落ち着かせて、法輪大法を理解してください。これらの修煉者の心の声を聞いてみるように希望します。なぜなら、このような奇跡的な事例は、法輪大法の修煉の中ではとても多く起きているからです。