広州市の曽興陽さん一家5人が不当に連行、拘禁される
■ 印刷版
 

 【明慧日本2021年4月24日】広州市の法輪功学習者・曽興陽さん一家5人が2021年4月7日~9日、不当に連行され、拘禁された。

 曽さんの父母は70代の年配者で、母親は以前、狭心症を患って入院していたが、退院したときに息子3人及び息子の妻2人が連行されたことを知り、大きなショックを受けた。しかも、曽さんの末の息子はまだ4歳である。

 曽さんは1973年に生まれ、広東省興寧市の出身で、大学卒業後、茶葉輸入輸出会社に勤めた。曽さんの妻・鄧芳さんは湖南省衡陽市の出身で、大学を卒業して塾に勤務している。

 曽さんの姉・曽躍芳さん(50)は法輪功を修煉する前、敗血症を患っていて、少しの切り傷でも血が止まらなかった。15歳から、毎月の生理期間がもっとも辛く、毎回15日間以上も出血して、顔色が土色になっていた。同時に、躍芳さんは甲状腺腫を患い、常に物を食べていてもお腹が空いている感じがして、痩せていき、全身無力になったが病院により治療を放棄された。そのころ、躍芳さんはまだ20代だったが、病気で体力を消耗し、いつも不機嫌だった。1995年春、躍芳さんは法輪功を修煉し始めてから優しくなり、元気になり、薬を飲まなくてもよくなった。

 2021年4月9日午前、曽さんは自分の店に押し入ってきた警官らにより連行された。午後1時過ぎ、警官らはすごい剣幕で曽さんの自宅に侵入し、家宅捜索を行い、パソコン、携帯電話及び法輪功の関連書籍と法輪功創始者の写真などを押収した。午後4時過ぎ、警官らはまた曽さんの妻、姉、妹も連行した。躍芳さんは4月7日に連行され、興寧市留置場に拘禁された。

 曽さんと妻の鄧芳さんは広州市天河区留置場に拘禁されている。

 曽さんの妹・曽躍玲さんと鄧芳さんの姉が拘禁された場所は不明である。

 天河区留置場は法輪功学習者を迫害する最も残酷な場所の一つである。暨南大学の講師、法輪功学習者・高献民さんは2000年末、天河区留置場に入れられた。そこで所長・朱文勇の指示を受けた受刑者4人は、高さんの両手と両足を踏んで、濡れた毛布で高さんの鼻を塞ぎ、高さんの口を開き、真ん中で切られたペットボトルを利用して、1袋の塩を全部ペットボトルに入れてから、ペットボトルの口を高さんの口に入れて、少量の水を加えて高さんの胃に流した。受刑者の1人が恐怖を感じ人事不省になったため、朱所長の指示にしたがった他の受刑者らにより引きずり出された。もう1人の受刑者が呼ばれて加わり、引き続き高さんの胃に塩を注いだ。高さんは即座に死亡した。天河区留置場は複数の学習者に「針に通す足枷を嵌め」という拷問を加えた。つまり、1メートルの足枷を嵌めて、両手に手錠をかけて、両手が膝の下を通して、手錠と足枷が繋いだ。このような拷問を長期間受けると、腰が伸ばせなくなり、脊椎がひどく損傷する。

 現在、少なくとも10人の法輪功学習者が天河区留置場に拘禁されている。

 
(中国語://www.minghui.org/mh/articles/2021/4/19/423526.html)
 
関連文章