国際電話は良心を呼び起こし、連行された同修は釈放された
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文/海外の大法弟子

  【明慧日本2021年6月2日】北京時間の5月13日午後3時頃(こちらの午前)に、私が法を暗記し終わると、国内の同修の娘から、「父が連行された、詳しい状況は不明」と言うメールが届きました。

 この同修は法輪功を修煉しているとして、違法な家宅捜索、恐喝による罰金、不当な連行、労働教養、判決等、何度も迫害を受けました。去年刑務所から釈放された当日、地元の裁判所、派出所の警官や自治委員会等が彼に会い、政府は刑期を終えた後、5年間のいわゆる「教育」を受けなければならないという新ルールがあり、法輪功学習者(以下、学習者)に修煉をしないと言う誓約書を書かせると伝えました。再び嫌がらせを受けないように、同修は仕方なく家を出ました。

 連行された当日、彼らは上の人の命令で来たと言ったそうです。法輪功の迫害に参与している人たちは本当に情けないです。法輪大法は佛法修煉であり、真・善・忍を基準として、良い人更に良い人になるように、人の道徳を高め、身体を健康にするとても良い佛法です。しかし中国共産党(以下、中共)と江沢民集団が法輪功への迫害を始め、「天安門焼身自殺」という捏造事件を作り、法輪功に濡れ衣を着せ、中国及び全世界を騙し、人々に佛法を憎ませ、危険に引きずり込みました。これ以上佛法に対して罪を犯さないように彼らを止めなければなりません。

 午後4時頃、同修の娘は派出所の電話番号を教えてくれたので、私はすぐに掛けました。若い警官が電話に出たので、私は「学習者のAさんを連行したでしょう」と聞きました。彼は「どちらさまですか。直接案件の担当者に言ってください」と言いました。私はAさんの親戚であり、海外の学習者であることを伝えると、彼はすぐ電話を切りました。

 再び電話を掛けると、また先程の警官でした。私は「どうしてAさんを連行したのですか。法輪功を迫害することは犯罪です。中共は人権を迫害しており、今や全世界が中共に制裁を加えていますが、あなたたちは責任を負えますか」と聞き、すぐ彼を釈放するよう求めました。若い警官はとても怖がり「私は何も知りません、もう言わないでください、本当に何も知りません」と言いました。

 私は「あなたは当番ですか」と聞きました。彼は「そうです」と答えました。私は「私が言った話を所長に伝えて下さい、これはあなたの仕事です、私の話を記録して下さい」というと、彼は「分かりました、上に伝えます」と言い、私は「所長にすぐ釈放するように伝えて下さい。市民は信仰の自由があり、憲法に違反していません。世界の100以上の国や地域の政府は、自国民が法輪功を信仰することを支持しています。法輪功迫害国際調査機構は、あなたの警察署を最後まで追及します。関与しているすべての組織や個人、どんな世界の果てまでも、どんなに時間をかけても、必ず最後まで追及します」と伝えました。

 若い警官は「お姉さん、私を脅さないで下さい」というので、私は「あなたを脅そうとはしていません。これは本当の事です。全てを所長に伝えて下されば結構です」というと、彼は「分かりました、伝えます」というので、私は「あなたは福報を得るでしょう。ありがとうございました」といい、彼は電話を切りました。電話は全部で5分間かかりました。

 北京時間の午後6時頃、連行された同修が家に戻りました。警官は法輪功の真相が分かり、悪事を行うことなく、自分たちに明るい未来を選択しました。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/5/28/426308.html)
 
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