息子の言葉に地元司法機関の責任者は言葉を失う
■ 印刷版
 

文/中国の大法弟子

 【明慧日本2021年7月20日】私の息子は50代で、大学で教えています。彼は法輪大法を修煉していませんが、非常に強い正義感を持っています。最近、彼がある司法事務所の所長に言った言葉に対して、所長は怒りのあまり歯を食いしばり、言葉を失ってしまいました。

 事件の経緯はこうです。私は、法輪大法の資料を配布しているところを監視カメラに撮られ、その後、尾行されて不当に連行されました。その結果、高血圧の症状が出て、心臓発作を起こしてしまい、自分の体調管理もできなくなりました。

 年明け前(年末)、私は裁判にかけられ、6カ月の懲役と5000元の罰金を言い渡されました。拘置所に連れて行かれましたが、健康状態が良くないという理由で受け入れを拒否されてしまいました。その後、刑務所にも連れて行かれましたが、同じ理由で受け入れてもらえなかったため、最終的には釈放されました。

 家に帰ってから、私は熱心に法を学び、煉功をして、正念を発しました。私の病気の症状はすぐに消え、自分のことは自分でできるようになりました。このことを知った警官は、私を病院に連れて行って身体検査をしました。

 しかし、医師は「まだリスクが高い」と判断し、家に帰されました。その後、2週間に1度のペースで健康診断が行われたのですが、結果はいつも同じで、まだ危険な状態でした。

 4回目の健康診断の時には、息子も一緒に行くように言われました。また結果は同じだったので、同行した警官は「裁判所はあなたに有罪判決を下しましたが、拘置所や刑務所はあなたの受け入れを拒否しています。しかし、近くの司法機関に連行しなければならないので、今すぐ行ってください」と言われました。

 到着すると、司法機関の所長が警官から書類を受け取り、目を通した後、横柄な口調で「あなたは犯人ですか?」と聞いてきました。そこで「私は何の罪も犯していないし、法輪大法を修煉して善良な人間になることは間違っていないのです」と言いました。

 所長は「今、あなたに対して入所前の調査を行っていることを厳粛に伝えています。すべての質問に、真剣に答えてください」と言いました。

 私は「法輪大法は私の命に関わる問題であり、決して曖昧なものではない、もちろん真剣に答えています」と答えました。

 所長は続けて、「あなたは共産党の管理に従わなければならないし、X教に対して、ある程度の認識をしなければならないのです。1週間以内に『三書』を提出しなければなりません」と言いました。

 私は彼の話を遮り、「法輪大法は高徳な修煉法です。100以上の国と地域に広まっています。主著である『轉法輪』は40カ国語以上に翻訳されています。世界中で何百万人もの人々が法輪大法を実践しています」と言いました。

 所長は「このようなことを私に宣伝するのはやめてください」と憤って言い返しました。「あなたは法輪大法を修煉しているので、あなたの息子さんが巻き込まれるかもしれないし、共産党や公務員になることもできませんよ。あなたのお孫さんも、学校に行ったり軍隊に入ったりすることができなくなりますよ」と言いました。

 息子はすぐに、「どうして党に入ったり、公務員になったりしなければならないのですか?」と聞きました。

 所長は「それでは、あなたはどんな仕事をしたいのですか?」と困惑した表情で質問しました。息子は「どんな仕事でも構わないのですが、ただ公務員にはなりたくないです」と言うと、息子の言葉に所長は歯を食いしばって、怒りのあまり返事をすることができませんでした。

 所長は、ほかの警官に「拘置所や刑務所はこの人の受け入れを拒否しています。ここも受け入れられないです」と言っていました。そして、書類を警官に返して帰っていきました。

 そして、私と息子は再び自宅に戻ることができました。

 
(中国語: //www.minghui.org/mh/articles/2021/4/30/423982.html)
 
関連文章