デンマークの学習者、迫害停止を呼びかける
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 【明慧日本2021年8月1日】デンマークの法輪功学習者(以下、学習者)は、2021年7月18日と26日、コペンハーゲン市庁舎広場で中国共産党(以下、中共)による22年にわたる迫害を非難する活動を行った。明慧ネットによると、中共が1999年から法輪功を弾圧して以来、およそ10万人の学習者が不法に拘禁され、迫害による死亡者は4536人に達した。

'图1:上午学员在国王公园集体炼功拉开活动的序幕。'

  午前中、国王公園で集団煉功する学習者

'图3:明白<span class='voca' kid='62'>真相</span>的民众签字,支持法轮功学员,共同制止迫害。'

  真相を理解した市民は署名して迫害停止の呼びかけを支援する

 「どうしてこんな悪行が22年も続いているのか」

 コペンハーゲン市庁舎は、メンテナンスされて清潔感に溢れ広く感じる。市庁舎広場で学習者のホストさんは、法輪功は中共によって22年にわたり迫害されており、今も続いていることを強調した。

 パキスタンからの男性は、真剣に法輪功迫害の実態を聴いた後、パネル資料と横断幕を読み終えた。男性は、内心に深く触れたようで、落ち着かないと言った。

 男性は、迫害停止の呼びかけ陳情書に署名した後、「学習者が迫害されて、さらに生きたまま臓器を収奪されてしまうのは、残忍すぎます。人間の限界を超えています。なぜ22年間も継続されているのか理解できません。周りの人たちにも署名してもらうように伝えます」と言った。

 物理専攻の女学生は、集団煉功していた学習者たちに惹きつけられてやってきた。資料を受け取ると学習者と長く話し合い、「平和で美しい功法を披露している学習者の姿を見ていると、自分も試してみたくなりました。法輪功が中国で酷い弾圧を受けていることは理解できません。この世で良くないことが発生しています」と言った。

 またある女性も、法輪功の集団煉功に惹きつけられてやってきた。学習者から法輪功の病気治療の効果を聞き、とても興味を持ったと言い、最近、不安を感じやすくて困っていると話した。

 学習者は女性に自分の経験を話した。「私は真面目に働いていましたが、常に圧力を感じていました。でも私は、毎日法輪功の五式の功法を煉ることによって、心身共にリラックスしています。だから元気に仕事ができるのです。さらに法輪功は人に善を持って心を修め、人に落ち着かせ、楽観的にさせるのです。悩みの多くが消えました」

 女性は学習者の話を聞いてとても喜んだ。学習者は、女性が住んでいる街にも煉功場があり、より多くの情報をしることができると伝えた。

 「真・善・忍」に基づいて自分を律し 内心の平静さを取り戻す

 法を得てわずか2カ月のシモーネさん(女性)は、デンマークで暮らしているスペイン人である。今年の5月、シモーネさんはデンマークの学習者が行った5.13法輪大法デーを祝う活動現場を通りかかったとき、その強いエネルギーに惹きつけられ、学習者にいろいろな質問をした後、「法輪功を修煉したい」という一念が出たという。

 自宅に帰ってからシモーネさんは『轉法輪』を学び始め、週末になると、集団煉功に参加するようになり、わずか2カ月で思想から身体にまで大きな変化が起こったという。「時々、体が不調になったりしますが、自宅に戻って煉功した後は、すぐに体が軽快になったと感じます。真・善・忍に基づいて律していれば、内心の平静を取り戻すのです」、「やっと法輪功に出会うことができたのです。本当に嬉しいです」と話した。

 シモーネさんは、他の学習者と一緒に美しい功法を実演した。彼女は「今日の活動に参加し、中共による法輪功への迫害に抗議することが非常に大事です。より多く人に伝えなければなりませんが怖いとは思いません。多くの学習者が中国で迫害されています。法輪功は素晴らしいもので、必ず声を上げます。7月20日、中国大使館前での抗議活動に私も参加しました」

 「この世界から内心に平静をもらえることはできません。内心から生まれた平静こそ良いものです。修煉して初めて得られるものだと分かりました」と言った。

  中国大使館前で集会、中共による迫害に抗議

 7月20日の午前、学習者は中国大使館前で集会を行い、1999年7月から中共による法輪功への22年にわたる迫害に抗議した。

'图4:法轮功学员陈曼女士经历了一九九九年七 。二零和平上访和七年牢狱迫害。'

陳曼さんは1999年の7.20平和陳情後、7年間拘禁されたという

 7.20平和陳情の経験者として、法輪功を修煉するというだけで7年間拘禁された学習者として、「生命の尊いところは、良知が覚醒されることにあります。生命の善良は良知によって守られるものです。中共政府の役人として、法輪功への弾圧は関係ないと言わないでください。関係ないと思う理由は、その迫害にあなたは直接参与していないと思っているでしょうが、中共政権の代表として、あなたの身分から見るとこの全ては、あなたと深く絡んでいるのです」と陳さんは中国大使館の前で発言した。

 鮑学珍さんは、法輪功を修煉するというだけで、中共に連行され3年ほど不法に拘禁された。もう1人の学習者の魏再群さんの姉と、姉の夫、妹も法輪功を諦めないため不法に拘禁されたという。姉の夫は迫害により死亡し、姉と妹は拘禁されている。母親は恐れて死亡した。

'图5:法轮功学员鲍学珍女士介绍她被非法判刑关押期间被迫害的经历。'

拘禁中に受けた迫害の経験を伝える鮑学珍さん

'图6:法轮功学员魏再群女士在中共驻丹麦使馆前讲述因为修炼法轮功,国内亲人家破人亡的经历。'

魏再群さんは中国大使館の前で法輪功を修煉するというだけで家族が死亡し、家庭が崩壊した経歴を述べた

 学習者たちは発言の中で、中国大使館の職員に仮名で三退して美しい未来を選ぶように勧めた。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/7/23/428585.html)
 
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