【明慧日本2021年8月9日】今年の6月11日、湖北武当山西駅で、私は数冊の大法資料やお守りを持ち歩いていたため、武当山派出所に拘束されました。その時は6月12日に帰らせてくれました。
6月14日、私は丹江口市拘置所に連行され、行政処分として5日間拘留されると告げられました。拘置所は私の居場所ではないと思い、早く帰れるよう師父にお願いしました。
彼らは強制的に私の身体を検査し、その結果、両腎の水腫、高血圧、心臓病、心筋虚血等の病気があると言われました。担当の医師が不思議だと言ったので理由を聞くと、医師は「あなたの映像を見ると、本当は痛くてたまらないはずなのに、あなたはそうではないですね」と答えました。私は「理由をお教えしますね。私は40代の時、腰が痛くて真っ直ぐになれなかったのです。しかしもう70代の私は法輪功を修煉してから身体が元気になり、全ては法輪功のお陰です」。医師は私の心臓病も同じで、心電図を見てみると波紋が全て反転して尖っているので、普通ならば病状が酷く、この状態で道を歩いていたら倒れて死んでしまうと言いました。私は「以前、私の心臓が飛び出て来るほど激しく動悸がしていました。しかし法輪大法を修煉してから、一粒の薬も飲んでおらず、全ての症状が消えました」と答えました。付き添いをしていた警察官は、この全てを目の当たりにしていました。
拘置所に戻り、警察官らは私の身体検査報告書をみました。私が「今まで身体中に病気がありましたが、法輪功を修煉してから全て治りました。大法は私に新しい人生と健康を下さいました。私は大法に感謝し、師父に感謝致します。あなたなら大法修煉を諦めますか。法輪大法は素晴らしいと言えないですか。それに、私が大法の資料等を持ち歩いても国の法律に抵触しません。2011年3月1日、国家新聞出版総局発行の政令第50号が、法輪功の書籍や宣伝品等は合法であることを明確にしています。私を処罰することは理にかなっていますか」と言うと、警察官は黙っていました。
その後、彼らは協議し、また上司に指示を求め、私の処分を「終止」としました。
師父は「生活や仕事、各環境の中で出くわした問題から、自身の考え、自分自身の行動まで、いずれも自らの位置を決めており、善と悪の闘いの中で自分の位置を決めているのです」[1]と説かれました。彼らのやり方は私に対してだけではなく、大法への態度でもあります。彼らは自分の位置を決めており、警察官が徐々に真相を理解し、法輪功への迫害をしようと思わなくなったことを意味しています。彼らは「終止」という言葉で今回の迫害を終わらせたのですが、本当にそろそろ終止の時期になりました。まさに師父の言われた通りに、人々は自分の位置を選択しています。彼らは大法への態度で自分の位置を決められるのです。自分の未来を選択しているのです。私は大法弟子としてこの過程を目の当たりにしたのです。
私は師父に感謝し、師父の慈悲なる済度に感謝致します。この警察官たちにも慈悲なる済度をされた師父に感謝致します。彼らに自分の位置を決める機会を与えて下さいました。彼らの善行で、良い未来を選択したのです。大法弟子として自分の使命を心に刻み、三つのことをしっかり行います。誓約した「師が法を正すことを手伝い、衆生を救い済度する」[2]という重大な歴史使命を果たし、そうしてこそ師父の慈悲なる済度に応えることができるのです。
注:
[1] 李洪志師父の経文:『二〇一八年ワシントンD.C.での説法』
[2] 李洪志師父の著作:『各地での説法十』「更なる精進を」