大法修煉が私を生まれ変わらせた
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文/中国の大法弟子

 【明慧ネット2021年9月15日】私は今年53歳で、1998年に修煉を始めた農村の大法弟子です。修煉を始める前は腎臓病、ヘルニア、片頭痛、足腰の関節痛などの疾患があり、体中に痛みがありました。その他、左目は眼底壊死、認知症、心身の疲労による疾病もあり、背骨が80度曲がっていました。病気になると慌てて医者に駆け込んだり、さらに憑き物も招いて、酷暑の時期には屋外へ夕涼みに行くことさえできませんでした。

 このような痛みの苦しみの中で、中国共産党支部の書記を担当していた父親の特権を笠に着て、終日犬を引っ張りながらのさばり歩いていました。一旦私を怒らせると、汚い言葉が次から次へといくらでも出てきました。このため村人は私を恐れ、会っても遠ざけるようなりました。ある時、ひとりの村人が私を怒らせたため、私はなんと彼の家の玄関口で3日間も罵り続け、その家の主人が出てきて言い争いになったので、私はトイレで排泄物をすくって彼の顔に擦りつけました。その事で私は、15日間身柄を拘束されました。その期間に妻は順調に修煉を始めていました。それ以前にも妻が師父の説法のビデオを観ているのをバカにして難癖をつけていました。

 家に戻ったある日、二番目の弟が町に住んでいる大法弟子を我が家に連れて来て、師父の説法ビデオを見ていました。その時、私は家の中に入りたくなくて、庭で犬とぶらぶら散歩していました。この時、師父の説法ビデオの中のある法が私の耳に入りました。「今、天目のことをお話ししている間、皆さんの額のところでぎゅっと肉が中心により、内側に入り込もうという感じがしたでしょう」[1] この時、私の額のところであたかも突き上げてくるようなものがあり、しかも、師父のお話された法が私の頭の中でドンドンと(雷のように)鳴って震動しました。その時、私は、「これは何の功なのだ? この人はどうしてこんなにすごいのだ? 私は彼の説法をちゃんと聞かなくてはいけない」と思いました。こうして私は修煉を始めました。

 師父は私の身体を浄化し、私を苦しめてきた様々な不治の病を治してくださり、80度に曲がっていた背骨さえもかなり真っ直ぐになりました。師父は私の心を浄化し、道徳心を昇華させて、他人を優先し自分を後に考え、どこにいても他人を第一に考える良い人に変えてくださいました。

 師父が私を地獄から掬い上げて綺麗にし、真に良い人に生まれ変わらせてくださり、天国へ戻る法船に乗れるようにしてくださいました。今思い返すと、どの人であろうといつからであろうと、修煉を始めた人は皆、師父の秩序ある按排の中にいるのです。

 これまでの20数年間の山あり、谷ありの修煉の道を振り返ってみると、一歩一歩がすべて、師父の細心なご加護と切り離せません。私は北京の天安門へ行って大法を実証し、各村の市場や町で法輪功迫害にかんする資料を配り、家に資料拠点を作りました。自然のなりゆきのように見えますが、師父の法身のご加護がなければ一歩も前へ進めなかったでしょう。

 私はかつて地元の610弁公室と国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行以下、国保)に2回不当に捕まり、労働教養をさせられました。また、留置場に3回不当に連行され、身柄を拘束されました。何度も家財を没収され、罰金を払わされました。しかし、師父を固く信じ、大法を固く信じる心は少しも揺るぎませんでした。中国の農民の生活は元々大変で、家には2人の未成年の子供がおり、子供の学費、4人家族の日常生活の支払いに加えて、邪悪な610弁公室と国保による迫害で家庭生活はさらに困難になりました。

 この様な困難や苦労の多い環境下で、迫害の真相を伝えて衆生を済度するため、我が家を資料拠点として確保し活動を進めて行くためならば、我々は肉を食べなくてもいいし、新しい服も買わなくてもいいですが、人を救うための消耗品などは買わなくてはなりません。我々がやっている一切のことは、すべて我々が天国に戻るために道を切り開くためのものなのです。

 師父は孫に智恵を開いてくださいました

 上の孫は、警察が家財を没収しに来た時の恐怖から、思考の反応が鈍くなり、学齢に達しても勉強の成績が一向に追いつきませんでした。他の子供たちが100から200まで数えられるのに、孫は1から9までしか数えられず、10になると1と言います。その後、村の幼稚園クラスに変えてもやはり同じで、先生には孫の知能に問題があるので、家で両親が復習を多めにさせるようにと言われました。帰宅後、すぐに私の後について数を数えるように孫に教えてみました。10を数える時になると、孫は1、0と言い、字を書くのも手に手を取って教えてあげてもできず、このように教えて3カ月が経っても、孫はやはりマスターできませんでした。私は少しイライラして、人心が出てきたせいで、孫を手で叩いて、孫に向かって「お前は本当にバカだ。どんなに勉強してもできない。お前ができるようになるまで、毎日叩くからな」と言って、このような極端なやり方で孫に勉強させていたせいか、少しだけ進歩があったように見えました。ところが、足し算引き算になると、私がどんなに脅したり、叩いたりしても効き目がありませんでした。孫は「おじいちゃん、もう僕をぶたないで。おじいちゃんが僕を死ぬほどぶったとしても、僕はできないんだ」と言いました。

 私は、心の内に向けて反省し始めました。そして突然、私は悟りました。大法弟子としてどうやって子供にこのように教育していくのでしょうか? 師父は『轉法輪』の中で私たちにこのように説かれています。「一人の煉功者としては、まず殴られても殴り返さず、罵られてもやり返さないで、ひたすら耐えられるようでなければなりません。でなければどうして煉功者と言えましょうか?『そんな忍は実行するのが難しい。わたしはかんしゃく持ちだから』と言う人がいます。自分でかんしゃく持ちだと分かれば、改めればいいではありませんか。煉功者は絶対に耐えられなければなりません。子供をしつける時にも、ひどく怒り、かんかんになる人がいますが、しつけはそこまでしなくてもいいはずで、本気で怒ったりせず、理性的に教育して、はじめて本当に良い子供を育てることができます」[1]

 私は師父の慈悲なる済度に対し、恥ずかしく思いました。この時、後悔の涙がしきりに溢れてきました。私は孫を抱きしめて言いました。「おじいちゃんが間違っていたよ。おじいちゃんはこれから絶対に改めるから」、孫は私の涙を拭いながら言いました。「おじいちゃん、僕はこれから師父の子供弟子になってしっかり勉強するよ」

 その後、私は学法の時には2人の孫たちに読んで聞かせ、さらに「洪吟」を読むように教えました。孫たちは本当に大法と縁があり、1日か2日で「洪吟」の中の詩を一首暗記することができます。ある日曜日、孫は宿題の問題集を手にして叫んでいました。「おじいちゃん、僕宿題できたよ、僕宿題できたよ」。私は純真な孫たちを見ながら、手を合わせ、「師父、ありがとうございます! 師父が孫の智恵を開かせて下ったことに感謝いたします。現在、上の孫は毎回テストの成績が90点以上です」 

 注:
 
[1] 李洪志師父の著作:『轉法輪』

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/9/6/430437.html)
 
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