文/中国の大法弟子
【明慧日本2021年10月15日】明慧ネットの記事「原稿修正を通し、法に則って自分を修める」という 記事の中の「明慧中国法会の原稿募集の知らせを見た母は、今年の法会は参加しないと淡々と言いました。私はお母さんに聞きました。なぜ機会を失わなければならないのか?」という一文を読んで、感動しました。
記事の表面上では、筆者の母親は法会に参加する機会を他の修煉者に譲ったように見えましたが、実は彼女自身の「待つこと、頼ること」が原因です。毎回法会の原稿を募集しますが、締め切りまで、大体1カ月半近くに及んでいます。
筆者は同修の原稿を修正することを手伝うことで境地を昇華してきましたが、本文では「原稿修正の仕事を8年も続けてやっていました」と書かれています。しかし、この8年間で、原稿募集の際に筆者から手伝ってもらった同修たちが、今自分で記事を書けるようになったかどうか、疑問に思います。
7年前に、私は新しい環境に引っ越しました。ある同修の原稿の執筆を手伝った時、その同修から、この地域のほとんどの修煉者が明慧中国法会に参加していないことを知りました。これには驚きました。大法弟子が法会に参加しないなんてありえないので、信じられませんでした。
その後、私は知り合いの修煉者のAさんと連絡を取り合い、法に基づいて交流したあと、Aさんは納得したので、すぐに知り合いの学法グループに連れて行ってくれました。その時、その場にいた修煉者たちから「どうやって修煉体験の記事を書きますか?」と聞いてきたので、私は明慧ネットで記事を見つけて読んでもらいました。すると、数人の同修はその場で、原稿を書きました。同修たちが原稿を書き終わる頃に行き、私は原稿を持って行きました。翌年には、さらに多くの修煉者が原稿募集を見つけると率先して記事を書き、完成すると自ら明慧ネットに送信するようになりました。 しかし、まだ一部の同修はいくら勧めても原稿を書かない人もいました。
私は原稿を書かない人は通常明慧ネットを利用しないということがわかったので、周りの人に明慧ネットをアクセスする方法を教えるように勧めました。他に何もできないと思っていた年配の修煉者もパソコンを買って明慧ネットを使いこなせるようになると、他の修煉者も追随するようになりました。それ以来、私たちは皆、明慧ネットに掲載された同修の交流文章を読んで、自分と比較することができるようになり、また同修たちは法に基づいて交流もできるようになりました。
今年の明慧中国法会の記事の締め切り日の午後、同じ修煉者のBさんを見かけたので、、私は彼女にこう聞きました。「記事はもう書き終えましたか?」彼女は「数日前にあなたが発信したメールで、私は初めて原稿募集のことを知りました」と答えました。私は、「それはおかしい、原稿募集はこの1カ月ほどの間に、18日間も明慧ラジオで連続放送されています、毎日聞いていたら聞こえないはずはないです」と言いました。 しばらく考えて、彼女が聞いていなかった理由がわかりました。 それは、毎日の明慧ラジオの番組はBさんの子供たちが彼女のために録音したものであり、彼女はダウンロードしたものを聞き、子供たちが彼女のためにメールボックスのチェックをしていたからです。 彼女が明慧ネットを開かない理由は、7年前と同じで、迫害文章を読んだら、心がつらくなり息苦しくなるからです。
本記事に登場する2人の母親は、子どもに頼り、自分の改善の機会を何度も放棄し、結果として後悔しています。同修が助け合うのは当然のことです。 しかし、修煉は普通のこととは違います。 何をしていいか分からないときに最初に手伝うのはいいのですが、その後、同修が行うべきことを、全て引き受ける行為は同修に依存させてしまいます。これは、技術サービスをしている同修のやり方と同じく間違いです、同修たちの修煉の道を阻むことになります。
何人かの同修は、矛盾に直面して真剣に内に向けて探し、何の執着も見出せませんでしたが、師父の言葉に耳を傾けることで矛盾が解消されました。 原稿を書くときも同じで、心を込めて書こうと思えば、必ず書けるものです。なぜなら、師父が一緒にいてくれるからです。 書けない場合は、同修に書いてもらうか、録音してから能力のある同修に渡すなどして、原稿が1人の同修に押し付けられることがないようにします。
私が同修と接するときの原則は、「自分で少しでもできることがあれば、自分でやってみてください」ということです。 うまくできていないところがあれば、黙って補っています。 私は、自分が知っている修煉に関連するすべての一般的な技術を同修に教えたいと思っています。 修煉の道には裏口がなく、出会うものすべてが修煉を向上するための足がかりとなるので、率先して修煉に励んだ方が後悔が少ないと思います。
私の個人的な認識ですが、法に基づいていないところがあれば、同修のご指摘をお願いします。