法輪大法を修煉して人生が好転した
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文/湖南の大法弟子

 【明慧日本2021年11月17日】法輪大法に出会う前の私は、とても利己的な人間で、体調不良や悪い習慣、家族関係に悩まされていました。いくつかの病気を発症し、2012年の後半には4回も入院し生きる気力を失いました。自分の状況を改善したいと思っても、自分を奮い立たせることができず、挫折してしまったのです。

 2012年末、スーパーで偶然、法輪功修煉者(以下、修煉者)に会いました。彼女から法輪大法のことを聞いて、私は大法の修煉を始めることにしました。

 大法の主要な書物である『轉法輪』は、自分の本当の原点に戻るという人生の意味を私に教えてくださいました。法輪大法の修煉者の要求に自分を照らし合わせてみると、自分の過去の行動はひどいものだと気づき、乗り越えたいと思いました。私は「あなたは必ず真・善・忍に基づいて自分を修煉することができる。あなたはより良い人間になるでしょう!」という声を聞きました。

 私は、お酒を飲んだり、悪い友達と付き合ったりするなど、悪い習慣をすべてやめました。仕事に励み、パーティーには参加しないようにしました。少しずつですが、私の世界観は変わっていきました。

 一、家族との関係が改善する

 私と姑、相嫁同士との関係は、以前はギクシャクしていました。姑は夫の姉を優遇し、いつも最高のものを与えていました。私は夫の姉は、怠け者で欲張りな女だと思っていました。彼女は私たちに子供のベビーシッターを頼み、私達は彼女の家の購入やリフォームの費用を出してあげました。私はわざと皮肉を言って彼女を困らせました。このような些細なことがきっかけで、私と夫は口論になり、家族全員に影響を与えました。

 修煉を始めてから、人と人との業力の関係の問題を理解した

 師父はこう説かれました。

 「修煉するにあたって、具体的なトラブルに対処する時、誰かに辛く当たられたりした場合は、たいてい次の二つの状況が考えられます。一つはおそらく前世にその人に対して何か悪いことをしたのかも知れません。あなたは、『どうしてわたしにこんなひどいことをするのだろう?』と言って心のバランスをくずすかも知れませんが、しかし、あなたはなぜ前世でその人にあんなことをしたのですか? 『あの時のことは知らない。現世は前世と関係ない』とあなたは言うかも知れませんが、そういうわけにはいきません」[1]

 法を学ぶことで、夫の家族は夫の姉が前世でしたことを返しているのだと気づきました。2人の業の関係を考えると、10年近く私の心に深く根付いていた夫の姉への偏見はすっかり解消されました。今、私は家族ととても仲良くしています。

 二、仕事での執着を放棄する

 以前、私は仕事で、より多くのお金を稼ぐことが唯一の目標でした。同僚にも厳しく接していました。法輪大法は、私に「失と得」[1]いう原則を教えてくださいました。

 師父はこう説かれました。

 「常人の中で修煉する人は、どれだけ大金持ちになっても、どれだけ地位の高い官職に就いても、個人経営で会社を興してどんな商売をするにしても、心を正しく保ち、公平かつ良心的に取引しさえすれば、何ら問題はありません。人類社会においてさまざまな職業があるのは当り前ですから、人間の心が歪むことこそが問題で、どの職業に就くかが問題なのではありません。昔から『商いをする者は、十人中九人がずるい』という言い方がありますが、それは常人の言い方です。わたしに言わせれば、それは人間の心の問題です。心を正しくもち、公平に取引をすれば、多く働くだけ多く稼ぐのは当然のことです。『失わないものは得られず』と言われているように、それは常人社会のあなたの働きに対する当然の報酬です」[1]

 「肝心なのはその心を捨てられるかどうかにあり……」[1]

 私は師父の教えから、財産は努力して徳を積んで得るものだと学びました。お金儲けに執着するのではなく、お客様や同僚のニーズを第一に考えるようになりました。以前は同僚の見落としを批判し、容赦なく罰していましたが、今は理解を示すようにしています。そんな私の変化を見て、同僚たちも思いやりを持って仕事に励むようになりました。

 三、法輪大法に救われた家族

 2017年2月20日の午前7時30分頃、父から電話があり、弟が機械の事故による怪我で救急搬送されたことを告げられました。父は私に、急いで病院に行くように言いました。私は電話で、「法輪大法は素晴らしい」と心の中で繰り返し、師父の助けを請うように伝えました。

 急いで病院に行くと、救急室に弟がいました。弟の顔は真っ赤で、口からは泡が出ていました。意識を失っていましたが、私は彼の耳元で「維誠、『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』(心からの九文字)と心に刻み、師父に助けを請うんだよ!」と囁きました。

 医師が私たちを呼び、弟が危篤状態であることを告げました。手と10本以上の肋骨が折れ、肺に穴が空いていました。医師は死の確率を80~90%と見積っていました。父にとっては重い一撃だったのです。弟の妻が泣き出しました。私は彼女に法輪大法のお守りを渡し、心からの九文字を心の中で唱えるように言いました。

 私は救急室に入りたかったのですが、ドアがロックされていました。たまたま看護師さんが出てきたので、その隙に入りました。私は弟の隣にしゃがみ、「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と唱えました。師父の助けを請うようにと囁きました。驚いたことに、医師は私に退出を命じませんでした。師父はきっと私が弟を起こすように仕向けられたのだと思いました。

 弟の目から涙が出てきたのを見たとき、私はどれくらいこの言葉を唱え続けたかわかりませんでした。弟は師父に救われたのだと思いました。医師によると、弟の心拍数は当初30だったのですが、急に72まで上がったそうです。一連の検査の後、彼はICUに運ばれました。

 大法の力が目の前に現れました。弟が意識を取り戻したのは午後7時頃でした。医師は弟の生命力の強さに驚き、弟のような患者が意識を取り戻すには通常1週間かかると言いました。

 その後2日間は、肺、腎臓、肝臓の機能が改善し続けました。集中治療室で5日間過ごした後、普通の部屋に移され、23日後に退院しました

 母は2018年3月に末期の肺がんと診断されました。私たち家族全員が深く悲しみました。私は母に私と一緒に法輪大法を修煉することを提案し、私の健康改善の話や、修煉者の健康回復の経験を話しました。母は、中国共産党(以下、中共)が大法について嘘をついていることや、私が中共に迫害されていることを理由に躊躇しました。母の癌は急速に進行しました。数カ月後、母は食事や身の回りの世話ができなくなりました。彼女は最終的に、絶望から自分の命を法輪大法に預けることを選びました。法輪大法を修煉し始めてから、彼女の状態は改善し続けました。彼女は癌から完全に回復しました。彼女の人生は間違いなく大法によって延長されました。

 四、同僚の変化 

 師父はこう説かれました。「佛光が普く照らせば、礼儀が圓明となる」[1]

 修煉を始めてから、私の言動は同僚にも良い影響を与えました。

 ある同僚は、スーパーの野菜売り場で新しい携帯電話を見つけ、自分のポケットに入れようとしましたが、私が教えた大法の原理を考えて、それをサービスカウンターに保管することにしたと言いました。

 また、別の同僚が友人に頼んで、スキンケア用品をネットで注文してもらいました。彼女が注文品を受け取ってから数日後、パッキングリストから偶然、自分は300元少なく支払っていたことが分かりました。彼女は、私が師父の教えから彼女に伝えたことを思い出し、すぐに友人への支払いを埋め合わせました。

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『轉法輪』

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/12/4/396586.html)
 
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