湖北省の孟祥龍さんが刑務所で受けた迫害の事実
■ 印刷版
 

 【明慧日本2021年12月4日】湖北省荊門市の法輪功学習者・孟祥龍さんはエコノミストであるが、当局から長期的に迫害を加えられたため、退職に追い込まれ、IT起業を興した。しかし、2015年3月19日、孟さんは仕事に行く途中、荊門市掇刀公安分局の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の警官とネットワークセキュリティの警官によって連行された。荊門市虎牙関留置場に1年以上拘禁された後、孟さんは荊門市裁判所に「公共通信機器の破壊と邪教組織を利用して法律の実施の破壊を行った」と、違法に罪をでっち上げられ、懲役4年6カ月の判決を下された。

 そして、2016年10月、孟さんは秘密裏に湖北省沙洋範家台刑務所に収容された。刑務所に拘禁されている間、孟さんは、「袋叩き、吊し上げる、立たせる、長期による睡眠の剥奪、奴隷労働」などの拷問を受けた。

 警官の指示を受けた十数人の受刑者に袋叩きにされる

 刑務所に入る当日、孟さんは1号室に入れられ、刑務所のルールを覚えさせられた。しかし、孟さんは罪を認めず、ルールを覚えようとしなかった。警官は十数人の受刑者に指図し、孟さんを袋叩きにした。受刑者らは一斉に孟さんを殴り、孟さんの上の歯1本が飛ばされ、血が流れ、他の歯もグラグラになった。

中共酷刑示意图:殴打

拷問のイメージ図:殴打

 受刑者らは監視カメラに撮られないように、孟さんを洗濯物の干し場に連れて行き、続けて殴打した。孟さんは全身血だらけになり、服が血で染った。

 長期に立たされる、睡眠の剥奪

 刑務所で長期的に立たされるという拷問を受けた孟さんは、両足が腫れ、全身に力が入らず、靴も履けなくなった。その後、孟さんの体力は少し回復したが、さらに、睡眠の剥奪という拷問を加えられた。

 奴隷のような労働強要と吊し上げる

 刑務所に収容されて18日目、孟さんは厨房の雑用に行かされた。最初の1週間、孟さんは睡眠を許されなかった。その後、警官は孟さんを洗濯場に連れて行き、つま先しか地面につかない状態で、長時間吊し上げた。

中共酷刑示意图:吊铐

拷問のイメージ図:吊し上げる

 孟さんは妻が連行されないように、自ら離婚の意志を妻に伝えた。2019年2月16日、解放された日、孟さんは刑務所から610弁公室の警官によってあるホテルに連行された。その2日後に帰宅した。

 解放されたとき、孟さんの歯は4本なくなり、残りの歯もグラグラになっていた。孟さんが経営していた会社も強制的に廃業に追いやられた。巨大な経済損失を受けた孟さんは生活困窮者になってしまった。帰宅しても、常に監視され、毎回列車に乗るときも、強制的に身体検査、荷物検査を強要された。

 優秀人材である孟さんは当局に20数年にわたって、迫害を加えられた。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/11/26/434057.html)
 
関連文章