遼寧省営口市の陳永春さんは迫害死
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 【明慧日本2021年3月24日】遼寧省営口市の法輪功学習者・陳永春さん(女性)は、2017年に懲役5年の判決を受けた。2020年10月18日、陳さんは瀋陽市女子刑務所から出所したとき、刑務所の迫害により、すでに自力で歩くことが出来ず、頭がぼんやりしており、痩せ細っていた。そして、2021年3月4日、陳さんは病院で亡くなった。享年50歳。

 営口市ハツ魚圏区彩霞小区に在住の陳さんは、30代のときから、気管支炎、頚椎症、眩暈など、多種の病気を患い、いろいろな治療を受けたが、あまり効果がなかった。2008年のある日、陳さんは左側の乳房が痛くて、乳腺癌と似たような症状だったので、不安になり精神的にも辛かった。当時、陳さんが経営していたドライクリーニング店は繁盛していた。店で働いていたある店員が陳さんに法輪功を紹介し「法輪功の教えに従い、自分を修煉者として律すれば、きっと健康を取り戻せる」と話した。それから、陳さんは毎日、法輪功の本を読み、功法を煉り、修煉者の基準で自分に厳しく要求した。そして、暫くして病状が消え体が軽くなった。

 不当に連行される

 2015年、法輪功迫害を発動した江沢民を告訴する潮流が全世界で起きた。同年5月、陳さんも迷わず、実名で江沢民を告訴し、告訴状に住所、電話番号、身分証明証番号を書いた。

 同年10月19日午前、営口市ハツ魚圏区国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)の警官は陳さんに電話をかけ「宅急便です。サインが必要ですが、お宅に誰もいないようです」と配達員を装って、陳さんの店の住所を聞き出した。そして、国保の大隊長と警官4人が陳さんを連行し、陳さんの家を家宅捜索した。警官は法輪功の関連書籍40数冊、法輪功創始者の写真、『明慧週刊』、プリンター、ノートパソコン、プレーヤー2つ、子供用の学習機1台、携帯電話などの私物を押収した。陳さんは監視していた警官2人に法輪功が迫害されている真実を話したが、警官は「黙りなさい。お前を逮捕したのはお金のためだ」と話した。

 陳さんは、営口市留置場で1年7カ月間拘禁されていた。留置場で陳さんは「法輪大法は素晴らしい」と叫んだため、3回も体を「大」の字にして板の上に乗せられ、両手を手錠で固定され、両足に足枷をつけられて固定する拷問を受けた。しかも、1日24時間食事とトイレ以外はずっとそのままの状況に置かれたという。さらに、「法輪大法は素晴らしい」と叫ぶと、雑巾を口に入れられた。

酷刑演示:呈“大”字型绑在床上

拷問の再現:「大」の字で固定される

 警官は陳さんの鼻に水を入れ、足で胸部を踏みにじるようにと受刑者に指示した。それで踏みにじられた陳さんは息が苦しくて、意識不明の寸前になった。また、警官は誰も陳さんと話さないように、陳さんを孤立させたり、脅迫したりして、精神的な迫害も加えた。奴隷のような労働を、陳さんはより多く科された。陳んさんは警官の言うことに従わなければ、すぐに殴打された。

酷刑演示:踩踏

拷問の再現:踏まれる

 懲役5年の判決 迫害により死亡

 2017年、陳さんは営口市ハツ魚圏区裁判所に懲役5年の実刑判決を言い渡され、5月に瀋陽市女子刑務所に拘禁された。刑務所に送られた初日、陳さんは言葉を発することができなくなった。

 陳さんは労働現場に行かされ、長時間にわたり体力を超える労働を科された。そのうえ、体罰を受けたり、受刑者らに殴打されたりした。

 精神的にも肉体的にも苦しめられた陳さんは急激に痩せ、食欲がなく、精神状態も悪くなった。2019年、糖尿病の症状が現れた陳さんは、3回も入院させられたが、一向によくならなかった。

 2020年10月18日、刑期満了日を迎えた陳さんを家族が家に連れて帰ったが、両目が窪み、1人で歩くことも出来ず、痩せ細っていた。陳さんはその日、刑務所の病院から出所した。

 しかし、陳さんが帰宅した後も、ハツ魚圏区閩江コミュニティの人員は家まできて嫌がらせをした。それから、陳さんの健康状態は悪化し、3回も入院したが、2021年3月4日に死亡したという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2021/3/19/422257.html)
 
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