80代の女性2人は人に法輪功について話したことで懲役刑に直面
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 【明慧日本2021年12月11日】黒竜江省雙鴨山市に住む女性の法輪功学習者・楊文淑さん(83)と劉桂清さん(80)の2人が、法輪功への信仰を理由に、懲役刑に直面している。楊さんと劉さんは、2020年10月16日警官に尾行され連行された。同日夜には自宅に帰ってきたが、その際、手首に「追跡時計」を装着されて行動を制限された。 紅興龍の検察庁は、80代の2人を違法に有罪にしようと「司法手続きを踏んでいる」という。

 楊さんと劉さんは、2020年10月14日に法輪功についてある学生に話したことで、学生の両親から通報を受けた。警察は監視カメラで2人の学習者の居場所を突き止め、その後、2日間追跡調査を行った。

 10月16日、楊さんと劉さんは、住宅地で法輪功の情報資料を配布していたところを連行された。警官は2人の家を物色し、法輪功の書籍、法輪功の創始者の写真、パソコン、プリンター、コピー用紙、法輪功の情報が印刷された紙幣などを押収した。

 午後9時に釈放された彼女たちは、GPS追跡用の腕時計を装着され、警官は指定した場所から出ることを禁じ、2人のアパートの外に警官を配置して監視するようにした。2人の女性は隣人であったので、お互いに行き来するたびに集会を開いていると非難された。

 警察署は、検察庁に事件を提出した後も、何度も嫌がらせをしたり、質問をしたり、写真を撮ったりしていた。ある警官は楊さんに、押収した1000元の紙幣は最長6カ月の刑を言い渡すのに十分な証拠になると言った。劉さんは釈放された後、歩行が困難になった。

 検察官は現在、楊さんと劉さんを起訴する手続きを進めている。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/11/18/433737.html)
 
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