交通事故に遭い 奇跡的に快復し、修煉の素晴らしさを体験
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文/中国山東省の大法弟子

 【明慧日本2021年12月16日】私は田舎に住んでいる今年69歳の女性です。小学校に1年しか通ったことがないので、ほとんど字が読めません。そんな私が法輪大法を修煉することで、人間としての多くの道理が分かるようになりました。修煉してから23年になり、本当に生まれ変わったように感じています。

 2014年3月19日午前11時ごろ、私は法輪功真相を伝えるために、バイクで出かけました。劣化したガソリンを使ったためか、エンジンが何度も止まりました。家に帰る途中、私は道路の向かい側のガソリンスタンドに行き、タンク内のガソリンを処分してもらい、交換しようと思いました。

 道路を横断中に、バイクのエンジンがまた止まってしまいました。その時、1台の大型トラックが猛スピードで走って来て、私のバイクにぶつかりました。私は一瞬にして意識がなくなりました。

 しばらくして「大丈夫ですか? 大丈夫ですか?」と叫ぶ声が聞こえてきました。目を開けると、男女2人が両側から私の腕を支えながら、私を呼んでいるのが見えました。私は「大丈夫です」と答えた時、自分が立っていることに気づきました。バイクは5〜6メートル離れたところへ飛ばされており、大型トラックは20メートル以上先に止まっていました。

 後でこの男女は夫婦であることを知りました。運転手の妻は「あなたの手にも頭にも傷があります」と心配そうに言いました。私は師父の教えを思い出し、他人に迷惑をかけるべきではないと考え「私は大丈夫です。皮膚がちょっと傷ついたにすぎません。あなたたちは行って下さい」と言いました。その時、現場にいた人が、私の家族に電話をかけてくれました。

 しばらくして、夫と娘夫婦が車でやって来ました。私のダウンジャケットが引き裂かれ、頭から出血しているのを見て、婿は怒りを抑え切れず、運転手を蹴りました。私は「やめなさい。運転手さんを責めないで。良くないガソリンを使ったので、横断中にバイクが急に止まったの」と言いました。

 話をしている間に、運転手が呼んでくれた救急車が来ました。私は「病院に行く必要はありません。私は法輪功を修煉しているので、師父が守ってくださっています。すぐによくなります」と拒否しました。事故現場には大勢の人が来て見ており、救急車のスタッフと周りの人は私の言うことに全く耳を貸さず、一緒になって私を救急車に押し込みました。

 病院に搬送され、診察の結果、頭に長さ8〜9センチの大きな傷があり、中から肉がはみ出ているのが見え、また後頭部には大きなこぶができていました。傷口を縫合すると聞き、私は「縫う必要はありません。きれいに洗ってくださればそれでいいです」と言いましたが、医師は同意しませんでした。

 一緒に病院に来ていた運転手は「すべて私の責任です。費用は私が負担します」と言いましたが、私は縫合しないと主張しました。それを見て、婿は娘の意見を聞きました。娘は修煉していませんが、私の身に現れた法輪大法の奇跡をたくさん見てきたので、大法をとても信じています。私の毅然とした態度を見て、娘は「母は長年薬を飲んだこともなく、とても健康です。母の考え通りにしてください!」と言いました。

 そこで、私は治療を受けず、そのまま運転手と一緒に車で家に帰ることにしました。車の中で、私は運転手に法輪功の真相を伝えた後、「心配しないでくださいね。私は大法の修煉者なので、あなたにお金など要求しません」と言いました。彼は私を家に送った後、再び事故現場に戻って行きました。

 私の夫と運転手の妻はずっと事故現場にいました。運転手の妻はとても怯えていて、何かあったら大変なことになるのではないかと心配していました。夫は大法を修煉していませんが、法輪大法の本を読んだことがあり、大法を信じ、認めています。私が人々に大法の真実を伝えるとき、夫は常に支持してくれています。夫は運転手の妻に「私の妻は法輪功を修煉しているので、入院することも、あなたの家に迷惑をかけることもありません。妻はお金の要求などしません。安心してください!」と慰めました。夫は私の考えがよく分かっており、事故現場に来て私の状態を見た時も冷静でした。

 私の家族は運転手夫婦を帰らせました。運転手は2000元取り出して「このお金でおばさんのダウンジャケットを買い、バイクを修理してください」と言いました。娘は「母が先ほど車の中であなたに言った話を、私たちも聞いていました。私たちはお金はいりません」と言いました。運転手夫婦は感極まって「今日は本当に善い人に会いました! おばさんが入院することになると、私たちは莫大な治療費を払わなければならないし、車を運転することも、運送の仕事もできなくなります」と言いました。

 夫と娘は運転手を安心させるために、あえて彼の名前や電話番号を聞かず、夫の電話番号だけを教えました。その後、運転手からの電話は一度もありませんでした。たぶん私の当時の状況がとても深刻だったので、すぐには快復しないと思ったのでしょう。運転手は張といい、山東省鄒平出身だそうです。

 病院から帰った後、私は髪を洗いました。頭に傷があったため、洗面器3杯分の水は真っ赤でした。着ていたベストも血に染まっていました。着替えた後、私はすぐに煉功をし、普段通りするべきことをしました。

 同修たちがこの事を知り、翌日、見舞に来ました。私の頭の傷口がすでにふさがっているのを見て、「通常なら病院で傷口を縫った後、糸を取り除く必要があります。あなたは縫合もしなかったのに、傷口がここまで良くなるとは!」と感心しました。その日の夜、後頭部にできたこぶも消えました。子供たちが見舞いに来てくれた時、私の快復状態にみな驚きました!

 この事は地元で大きなニュースになりました。交通事故が起きた時、ちょうど子供たちの送り迎えの時間帯で、現場に大勢の人が集まりました。私たちが運転手にお金も連絡先も求めなかったのを見ていた人々は、みな不思議に思い、みな口々に話していました。しかし、私がこんなに早く快復したのを見て、みんなは信じられないと言い、法輪大法の奇跡に驚きました。

 また、事故当時の衝突が激しく、バイクは遠くまで飛ばされましたが、私本人は転倒することもなく、そのまま立っていたことに、不思議に思った人もたくさんいました。実は、大法を修煉する人ならみな分かっています。それはいつも師父が私の側にいらっしゃり、見守って下さっているからです。

 それ以後、私は人々に法輪大法のことを伝える時、いつもこの出来事を例に挙げています。すると、相手から「交通事故に遭って、加害者にお金も要求せず、連絡先も求めなかった人がいると聞きましたが、まさかその人があなたですか? なるほど、法輪功はとても素晴らしいですね!」と言われたこともよくありました。

 2021年の清明節に、30年以上会っていない妹が帰って来ました。彼女は私の目の前に走って来て、私を抱きしめ、「どうしてこんなにきれいになったの?!」と言いました。近所のおばあちゃんからも「あなたは結婚したときよりもきれいになったよ」と言われました。確かに、結婚したときの私は醜く、片方の目が斜視て、顔はシミだらけでした。

 大法を修煉してから、目は正常に戻り、シミも消え、肌は白くなり赤みがさしてきて、しわはほとんどありません。妹は私がきれいになったと言いましたが、それは修煉によって、性格がやさしくなり、穏やかで、常にニコニコしているからでしょうね? 正直で善良であれば、人は自然に端正で、きれいになると思います。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/12/1/434246.html)
 
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