【明慧日本2022年3月17日】江西省萍郷市の法輪功学習者・頼歓萍さん(67歳女性)と呉志萍さん(67歳女性)は、2022年2月24日、芦渓県裁判所にそれぞれ懲役3年6カ月、3年1カ月の実刑判決を宣告された。
呉志萍さんは南昌の留置場に連行され、迫害を受けている。頼歓萍さんは体が弱く幾つもの病気があるため、家族の要求で今は自宅にいる。しかし、家族の監視の下で自宅から出ることが許されていない。
頼歓萍さんは市立母子保健病院の職員を定年退職している。呉志萍さんは実刑判決を言い渡されたため、退職金が一時停止され、毎月1000元の生活費だけが支給されている。呉さんは嫌がらせを避けるために、萍郷に避難した。
2021年9月末、頼歓萍さんと呉志萍さんは、通行人に法輪功迫害の実態を伝え、三退を勧めていた際、萍郷安源公安分局の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の副隊長・江萍に八一派出所に連行され、その後留置場に移送された。頼歓萍さんは3カ月拘禁されたため、体調が悪くなった。家族の要求で釈放されたが、警官は家族に頼さんを監視するように命じた。
2022年2月24日、頼歓萍さんと呉志萍さんは、芦渓県裁判所で不当に開廷され、2人が自己弁護する際、裁判官に遮断され、「ここはこのような話をする場所ではない」と言われた。裁判はすぐに終わり、頼歓萍さんに懲役3年6カ月、呉志萍さんに懲役3年1カ月の実刑判決が宣告された。
呉志萍さんは、法輪功の修煉を堅持し、市民に法輪功迫害の実態を伝えるために、何度も嫌がらせを受け、連行されたり、拘禁されたり、私物を押収されたりしている。実刑判決が2回あり、合計6年6カ月を宣告されている。留置場で様々な迫害を受け、体や心も酷いダメージを受けた。詳しくは「呉志萍さんは江西省女子刑務所で受けた迫害」、「江西省南昌市呉志萍さん何回も連行され迫害を受ける」を見てください。
2021年4月14日、南鋼街道主任・陳偉、警官、及びコミュニティーのスタッフなどの6人は、青山湖羅崗機修団地の呉志萍さんの自宅に強制的に押し入り、呉さんに「三書」を書かせようとした。呉さんが拒否すると学習班(洗脳班)に送ると恐喝した。呉志萍さんは「書きません!」と固く拒否した。19日の午前と午後に、コミュニティーのスタッフが2回来たが、呉志萍さんは嫌がらせに抵抗して、ドアを開けなかった。当日の夜、67歳の呉さんは街で一晩過ごした。呉さんは再び、帰る家があっても敢えて帰れない境地に陥ってしまった。