2021年 中国本土の公安庁長、局長155人は悪報に遭った(二)
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 【明慧日本2022年3月26日】 (前文に続く)

 ▼呉宗波は射殺され 殉職と宣伝された

 2021年2月8日の湛江公安局の公式通報によると、2月7日の17時40分ごろ、湛江市徐聞県公安局の警官・徐某興(40歳男性)は警官の呉某波(46歳男性)を射殺した後、自殺未遂をし2人とも病院に搬送されたという。中共のメディアの報道によると、徐某興は徐聞県公安局のある派出所の所長、呉某波は徐聞県公安局の副局長の呉宗波である。

'吴宗波'

呉宗波

 呉宗波は広東省徐聞県の出身、漢民族、中共の党員である。徐聞県公安局の党委委員、副局長、二級警長である。中共は呉宗波の死を殉職として宣伝したが、明慧ネットの情報によると、徐聞県は法輪功迫害のひどい地域であり、中国共産党(以下、中共)の情報遮断により多くの国民は迫害の真相を知らず、実はこれも迫害の因果応報である。

 二、極悪非道で悪報に遭う 

 ▼遼寧省公安庁の元庁長・李文喜は起訴された

 2021年7月27日の情報によると、遼寧省公安庁の元庁長・李文喜は汚職で待遇を取り消され、犯罪の疑いで起訴されたという。これは李が学習者への悪行の悪報である。

'李文喜'

李文喜

 李文喜(満洲族)は、1950年3月に生まれ、遼寧省本渓市出身。1996年5月から本渓市政府の副市長、公安局の局長、中共党委書記である。1999年の7.20以降、李は公安局長として、610弁公室に積極的に協力し、本渓地区の公安系統を利用して学習者を迫害した。その「功績」で周永康、薄熙来に抜擢された。2000年1月、遼寧省公安庁の副庁長、党委副書記になり、2002年5月に遼寧省公安庁の庁長、党委書記に昇進し、2006年9月に遼寧省省長のアシスタント、省公安庁の庁長になった。2011年3月、李は年齢の制限で遼寧省公安庁の庁長を解任された。その後、李は中国警官協会の副主席、遼寧省警官協会の主席を務めた。

 抜擢された李は江沢民グループの迫害政策を積極的に執行し、遼寧省の公安系統を利用し、学習者を残酷に迫害した。李は遼寧省の各市・県の公安、派出所に命じ、大勢の学習者を連行し、拷問した。瀋陽刑務所、遼寧馬三家労働教養所、大連の屍体工場、瀋陽の蘇家屯強制収容所、本渓市、磐錦市、大連市など遼寧省の各地の刑務所、労働教養所、留置場、洗脳班などでの迫害に参与し、冤罪に発声する学習者の家族、友人に嫌がらせ、脅迫、連行などの行動をした。

 2000年1月から2011年3月まで、李が遼寧省公安庁の副庁長、庁長として務めていた11年間は遼寧省の学習者が迫害されて最もひどい11年である。明慧ネットの統計によると、その期間392人の学習者は迫害で死亡し、全国で2位となる。遼寧省は全国においても最も迫害のひどい地域である。

 ▼江蘇省委常委、省政法委書記、公安庁の庁長・王立科は悪報に遭った

 2021年10月12日、最高検察庁は汚職、賄賂の疑いで江蘇省委政法委書記、公安庁の庁長・王立科に逮捕状を発付した。2020年10月24日の情報によると、王は厳重の違法行為の疑いで自首したという。王の失脚は法輪功迫害に加担した応報である。

'王立科'

王立科

 王立科は1964年12月15日に生まれ、かつて遼寧省錦州市公安局の副局長、葫芦島市公安局の局長、遼寧省公安庁副庁長、大連市公安局局長、江蘇省公安庁庁長、江蘇省委常委、省政法委書記である。

 王は遼寧、江蘇省での任期中、自ら地元の学習者に対する迫害に参与した。その結果、少なくとも99の学習者は迫害で死亡し、3000人以上は身柄を拘束され、数百人は不当な判決を宣告された。

 王は大連市副市長、市公安局の局長として務めた期間、法輪功迫害に力を尽くしたことで「一級労働模範」と評価された。 

 ▼张家口市公安局長・程蔚青は脳腫瘍で死亡

 河北张家口市公安局局長・程蔚青は2021年10月9日に脳腫瘍で死亡した。享年51歳。程蔚青は任期中、管轄内の学習者に迫害を加えた。

'程蔚青'

程蔚青

 程蔚青はかつて河北省司法庁宣教処、省委政法委研究室、省社会治安を維持する弁公室、省違法の宗教活動を阻止する弁公室、石家荘市公安局の副局長、衡水市副市長・市公安局局長、張家口市副市長・市公安局党委書記、局長、督察長として務めたことがある。

 程蔚青は任期中、江沢民グループによる法輪功への迫害を積極的に協力し、河北での迫害に取り組み、執行した。2003年6月から2009年9月まで、程蔚青は河北省社会治安を維持する弁公室の副主任、河北省違法の宗教活動を阻止する弁公室の副主任として務めた期間、610弁公室と結託し、河北省において少なくとも208人の学習者は迫害で死亡した。程蔚青が石家荘市公安局の副局長の任期中、学習者・袁平均さん、石彦武さんは迫害で死亡した。

 程蔚青は張家口市副市長、市公安局の局長になってからの2020年から2021年2月の1年余り、張家口において118人の学習者は身柄を拘束され、11人は不当な判決を宣告され、26人は拘束され、53人は洗脳班に連行され、100人以上は家財を押収され、200人以上は嫌がらせをされ、脅かされ、多くの人は放浪生活を余儀なくされた。

 程蔚青が張家口で開催する冬期五輪期間にさらなる迫害を企てた時期の2021年10月9日に脳腫瘍で死亡した。

▼四川開江県の公安局長・周忠平は悪報に遭った

 四川省達州市開江県の副県長、公安局長の周忠平は2021年2月に調査され、現在反社会勢力を守り、汚職の罪名で逮捕された。周は法輪功迫害にも積極的に加担した。

'周忠平'

周忠平

 周忠平は2016年7月、達州市公安局達川区支局の副局長から達州市開江県公安局の政治委員に移動させられた。周忠平が2018年8月に開江県の副県長、県公安局党委書記、局長に抜擢されてから、地元の多くの学習者は身柄を拘束され、罪に陥れられた。学習者・鄧道恒さんは懲役8年の不当な判決を宣告され、呉応国さんは迫害で死亡した。

 (続く

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/3/11/439489.html)
 
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