2024年、法輪功迫害に関与した729人が悪報に遭ったことが判明(三)
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 【明慧日本2025年1月23日】(前文に続く)

 実例9、山東省前副省長の孫述濤 無期懲役の判決を受ける

 2024年6月5日、中国メディアの報道によると、山東省の元副省長・孫述濤は賄賂罪で無期懲役の判決が下されると、個人のすべての財産を没収され、受け取った賄賂もすべて没収された。

 孫述濤は1965年1月生まれ、山東省高密の出身で、2008年2月から2018年3月まで、山東省威海市の市委副書記、副市長、市長、市委書記を歴任。さらに、2018年5月から2022年3月まで、済南市の市委副書記、市政府副市長、市長代行、副書記、市長を歴任。その後、山東省の副省長を務め、2023年1月17日には山東省政治協商会議副主席に任命された。

 彼は威海市の市委書記、市長および済南市の市委副書記、市長を務めていた間、現地の法輪功に対する迫害を推進した。多くの学習者は連行され、家宅捜索、拘禁、拷問を受け、さらに不当な判決を宣告され、迫害によって死亡した。孫述濤は現地の公安、検察、裁判所による法輪功への迫害に対して主要な責任を負うべきである。

 実例10、河北省高碑店市の村幹部・李从彬が悪報に遭い、家族に及ぶ

 1999年7月20日、江沢民による法輪功への激しい弾圧が始まった後、河北省保定市にある高碑店市栗各庄村の書記・李从彬は、積極的に中共の迫害政策に協力し、村の学習者を迫害してきた。彼は何度も鎮や村の派出所、610弁公室、国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)と連携し、学習者の自由を制限したり、家まで嫌がらせを働いたり、学習者を洗脳班に送ったりした。

 2024年前半、李从彬の家族は彼の悪業の影響を受けた。彼の末息子はショベルカーから投げ出され、42歳で転落死した。末息子の嫁はそのショックに耐えきれず精神状態が不安定になり、精神病院に入院し、幼い孫を残した。長男も何年か前に離婚しており、長孫も罪を犯して刑務所に送られ、まだ出てきていない。

 実例11、法輪功迫害に関与した北京師範大学元学長・鐘秉林が病死

 2024年4月7日、北京師範大学の元学長で、中国民間教育協会学術委員会の主任を務めた鐘秉林が病死した。享年73歳。

 鐘秉林は中共により著名な教育者、最も魅力的な学長として称賛されていた。彼が北京師範大学の学長を務めていた期間、同大学での法輪功迫害は非常に深刻であった。北京師範大学の音楽教師・馬静芳さんは迫害により死亡した。また多くの教授、教師、博士課程の学生、修士課程の学生、一般学生、職員が不当な判決を言い渡され、労働教養、連行、除名、洗脳による迫害を受けた。鐘秉林はこれらに対して免れ得ない責任がある。

 鐘秉林は中国の名門校の学長として、中共から特別に優遇された医療福利を享受していたにもかかわらず、長寿を全うすることなく、73歳で亡くなった。これは彼が法輪功を迫害したことと関連があると考えられる。

 実例12、中共中央テレビの元キャスター・顧国寧が46歳で急死

 2024年10月29日、元中共中央テレビ(CCTV)のキャスター・顧国寧が上海で突然死亡したと報じられた。肺がんのためと伝えられ、診断から死亡までわずか15日間だった。享年46歳。顧国寧が10月8日に投稿した動画では、特に病気の兆候は見られなかった。ネットユーザーは、顧国寧が新型コロナウイルスによって死亡したのではないかと推測している。

 顧国寧は1978年10月17日生まれ、黒竜江省チチハル市の出身で、中国メディア大学を卒業した。彼はCCTVのニュースキャスターで、中央テレビの「イブニングニュース」、「ニュース放送」、「朝のニュース」、「ライブルームのニュース」のキャスターを務めた。これらのニュース番組は、中共が法輪功を誹謗し、国民に対して憎しみを煽るための重要な窓口であり、毎年大量の法輪功を誹謗する映像プログラムを放送、制作、再放送して、国内外の多くの人々に悪影響を与えてきた。

 顧国寧の死は、彼が法輪功の迫害に加担したことによる因果応報であると考えられる。また、彼の家族にも災いが及んだ。2018年、顧国寧の父親は突如として病気にかかり、死亡した。その後、顧国寧の妻は彼と離婚した。

 実例13、元咸寧市煙草工場の党書記兼社長・張勝昆が法輪功迫害に関与し、妻と娘に災いが及ぶ

 張勝昆は、陳新民から引き継いで咸寧市煙草工場の党書記兼社長に就任した。学習者の黄秋珍さん(迫害され死亡)は、張勝昆に善を勧める手紙を書いたが、その後2年間の労働教養を強いられた。張勝昆は2004年、煙草工場の解散に伴い職を追われ、妻の馬燕は癌に苦しみ、娘は離婚した。法輪功に対する迫害は、彼の妻と娘を巻き込んだ。

 実例14、河北省発展改革委員会副主任・韓国強が重大な規律違反で調査される

 2024年5月31日、河北省発展改革委員会の副主任・韓国強が重大な規律違反で調査を受けたことが明らかになった。

 韓国強は1967年8月生まれ、河北省唐山市出身。主な経歴は以下の通りである。2017年2月から2019年8月まで、河北省遷安市の市長を務め、2019年8月から2021年5月まで、河北省遷安市の市委書記を務め、その後、河北省発展改革委員会副主任に任命された。彼の在任中、数十人の学習者が迫害を受けた。

 実例15、悪意で学習者を通報した韓錫国は爆発事故で死亡

 韓錫国は建昌县大屯鎮頭道溝村の村民で、2019年に法輪功迫害の実態を伝えた学習者を通報した。その結果、7人の学習者が連行され、その後全員が実刑判決を宣告された。

 韓錫国が学習者を通報して2カ月後、突然不治の病で死亡した。彼が亡くなった後まもなく、彼の妻も不治の病で亡くなった。真相を知っている村民たちは「韓錫国が学習者を通報して、報いを受けた。人はそんな悪いことをしてはいけない」と言った。

 結び

 法輪大法は、人々に「真・善・忍」に従って良い人になることを教え、本来の自分を取り戻す佛家修煉法である。法輪大法と学習者に対する迫害の罪業は、人間の法律を逃れることもできず、天の罰を逃れることもできない。善悪には必ず報いがあるのは道義である。

 迫害と悪報は因果の関係にあり、神を信じず、因果の法則を信じない中共や、中共の無神論に洗脳された人々だけが、このような天に逆らう悪行を行うのである。中共が「真・善・忍」を実践する学習者を残酷に迫害する中で、多くの悪報に遭う事例が現れた。これは神の慈悲が現れ、悪人が悪報を受けることで、後に続く迷える人々を目覚めさせ、善悪には必ず報いがあるという道義が真実であることを示している。

 (完)

 
翻訳原文(中国語):https://www.minghui.org/mh/articles/2025/1/16/488316.html
 
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