2024年、法輪功迫害に関与した729人が悪報に遭ったことが判明(二)
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  【明慧日本2025年1月23日】(前文に続く)

 三、悪報に遭った実例

 実例1、黒竜江省牡丹江市の政法委書記・李長生 悪報に遭い死亡

 2024年8月30日の黒竜江ニュースによると、東北農業大学党書記の李長生が2024年8月29日の深夜に急死したという。訃報では「病気の治療ができないため」とされている。享年57歳。

 李長生はかつて牡丹江市の政法委書記を務めていた。彼の前任者たちは法輪功を迫害したため、3人とも癌を患った。元牡丹江市政法委書記・田立軍は2007年に癌を患い、その後治療が功を奏さずに死亡した。牡丹江市の副書記であり「610弁公室」のトップであった李長青も2007年7月22日に癌で死亡した。その後を継いだ政法委書記・潘影もまた癌にかかっている。さらに、元牡丹江市政法委書記・趙金成は調査を受け、すでに司法機関に送致された。

 李長生は2017年7月から2021年4月まで、牡丹江市委員会常務委員、市政法委書記を歴任した。李長生は長年、法輪功への迫害を積極的に行ったため、最終的に死亡という運命を迎えた。彼は、前任者たちが悪報を受けた教訓を学ばず、在任中、地元で法輪功への迫害を一層強化した。彼はその主な指導責任を負うべきである。

 実例2、貴州省安順市の元610弁公室の責任者一家が悪報に遭い死亡

 貴州省安順市の元610弁公室の責任者・李正栄(男性)は、1999年の「7.20」以降、法輪功学習者(以下、学習者)の連行に非常に積極的であった。多くの学習者が李正栄の指示のもと、不当に連行され、拘禁され、判決を下されて刑務所で迫害された。その結果、多くの学習者が死亡し、または障害を負い、学習者の家庭は次々と崩壊し、離れ離れになった。李正栄は巨大な罪業を作り出した。

 610弁公室のリーダーである李正栄は妻と娘がいる、三人家族で、一家の仕事、家庭の生活環境は当然周囲の人々が羨むようなものであったが、李正栄が悪事を働いたため、その幸せは長く続かなかった。まず娘が交通事故で亡くなり、次に妻が亡くなり、最後に李正栄本人が癌にかかり、癌による極度の苦しみの中で死亡した。

 実例3、吉林省遼源市公安局局長・侯長舟が抑うつ狂犬病にかかる

 中共の江沢民集団が全国規模で法輪功迫害を始めてから、吉林省遼源市は江沢民の迫害政策を実行し、ずっと学習者を迫害してきた。

 侯長舟は1999年7月20日、中共が法輪功への迫害を開始した時、遼源市公安局局長を務め、法輪功迫害を担当していた。迫害の首謀者である江沢民(死亡)は「3カ月以内に法輪功を消滅させろ」と言い、侯長舟は積極的に参加し、大規模に学習者を連行し、吉林労働教養所に送って迫害した。学習者が法輪功について説明した際にも、彼は全く耳を傾けなかった。現在71歳の侯長舟はうつ病と狂犬病にかかり、あらゆる医者に治療を求めたが改善せず、家族に大きな苦しみをもたらしている。これは彼が善良な人々を迫害した結果の報いである。

 実例4、学習者を殴打した警官・李文明が悪報に遭い、大腸癌を患う

 李文明は、かつて黒竜江省大慶市肇源县興安郷派出所の警官で、ずいぶん前に解雇された。在職中、彼は学習者への迫害に関与し、仁義なき激しい暴行を加えた。現在、大腸癌を患っている。

 中共の情報封鎖やその他のさまざまな理由により、明慧ネットは李文明の一部の悪行しか暴露することができなかった。そこから、李文明が中共の警官として、真・善・忍を実践する罪のない人々に対して、中共の指示に従い、暴力を働いた事実が明らかになった。

 李文明は、木の柄のついた道具で学習者を激しく殴り、口角から血が流れた。また、ベルトで学習者を殴ったり、他の警官と交代で学習者を殴打したり、法輪功および法輪功の創始者を罵ったりした。

 李文明の学習者に対する迫害は、明慧ネットが収集し暴露した事実は限られているが、神の目は稲妻のようなものであり、善良な人々への迫害に加担する者は、悪の報いという天罰を受ける。

 実例5、雲南省検察庁の元副検察長・韓躍先 悪報に遭い調査を受ける

 2024年12月2日、雲南省のメディアは、雲南省検察庁の元副検察長・韓躍先が重大な違法行為に関与した疑いで調査を受けていると報じた。

 50代の韓躍先は、雲南省楚雄州検察庁の検察長、党書記、雲南省検察庁の党組織メンバー、反腐敗局の局長を務めたことがある。2015年5月から2018年7月まで、雲南省検察庁の副検察長および検察委員会委員を務めた。この期間中、韓躍先は中共の指示に従い、学習者への迫害を行い、現地の学習者に対する不当な判決に直接、責任を負うべきである。

 実例6、湖南省長沙市高等裁判所の裁判長・肖新平、重大な違法行為の疑いで調査を受ける

 2024年4月9日、湖南省の報道によると、湖南省長沙市高等裁判所の裁判長・肖新平が重大な違法行為の疑いで調査を受けていることが明らかになった。

 肖新平は、2009年4月から2012年1月まで娄底市高等裁判所の副裁判長および党書記を務め、2012年1月から2016年11月まで湖南省娄底市高等裁判所の裁判長を務め、さらに2017年1月から2022年1月まで湖南省長沙市高等裁判所の裁判長を務めた。この期間中、肖新平は中共の指示に従い、学習者に不当な判決を下した。

 実例7、大連刑務所の警官・邰志恒 悪報に遭い甲状腺癌を患う

 邰志恒は、大連刑務所で学習者に対する強制的に「転向」させる迫害を行った警官の一人であり、2015年と2019年に心臓バイパス手術と甲状腺癌の治療を受けた。大連刑務所は、彼の命の終わりが近いと感じたため、2024年4月7日にメディアで、邰志恒の「業績」を称え、記事を掲載し、迫害の士気を鼓舞しようとした。しかし、これがかえって邰志恒の罪を明確にした。

 中共の言葉を解釈する際には、文字の背後にある本質を見なければならない。例えば、記事では邰志恒が「強い自信で、並外れた忍耐の心、真摯な心で」学習者を「転向」させたとしている。そして、「転向の難しさが日に日に増加している中で、邰志恒は省レベルの教育能力者、転向三級の表彰を受けた」と記述されている。これらの記述は、邰志恒が学習者に対する迫害を非常に邪悪な方法で行い、その結果として中共から認められたことを示している。

 学習者は真・善・忍を実践し、他人のために無私の良い人を目指している。中共は、良い人をどこへ「転向」させたいのだろうか。営口市の学習者・尹増業さんは、「私は良い人です。『転向しろ』というのは、善人から悪人に転向し、殺人や放火に行けということです。誰にも良心があるはずで、冷静に考えるべきです」と言った。

 2023年5月30日、明慧ネット大陸ニュースによると、20数人の学習者は大連市刑務所に拘禁され、毎朝集められ、洗脳ビデオを見せられ、「転向」しなければ、生活必需品が買えず、家族にも会えない。

 実例8、河南省刑務所管理局の元党副書記、政治委員・苗正釗 悪報に遭い調査を受ける

 2024年12月2日、河南省のメディアは、河南省刑務所管理局の元党副書記で政治委員の苗正釗が重大な違法行為の疑いで調査を受けていると報じた。

 苗正釗は1964年5月生まれ、河南省禹州市出身。彼は2007年に河南省第三刑務所の党書記と所長を務め、2017年1月から2024年まで河南省刑務所管理局の党副書記および政治委員を務めた。この期間中、彼は中共の指示に従い、学習者への迫害に加担し、地元での学習者への迫害事件に対して責任を負うべきである。

 河南省女子刑務所は、河南省司法庁および河南省刑務所管理局が学習者を迫害するための一つの「基地」に過ぎない。河南省の荥陽にある鄭州刑務所や新密刑務所も、学習者を迫害する場所となっており、不当な判決を受けた男性学習者は通常、ここに拘禁される。河南省司法庁および河南省刑務所管理局の管理下で、これらの施設はしばしば他の刑務所と悪質な「転向」経験を共有し、刑務所の警官は毎週例会を開催し、教育研究グループや居住委員会からの報告を聞き、毎月初めには文芸活動を行い、寸劇などの形式を通じて法輪功を誹謗している。

 (続く

 
翻訳原文(中国語):https://www.minghui.org/mh/articles/2025/1/16/488316.html
 
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