李洪志師父の中国広州での最後の講義に幸運に出席して
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2022年3月28日】私は今年78歳になります。苦悩の人生から、いかにして健康な人間になったかをお話ししたいと思います。それはつまり、法輪大法と創始者である慈悲深い李洪志師父の保護によるものです。

 幸運な出会い

 46歳の時、私の人生にあることが起こりました。その時、私はよく考えることができず、状況をよくするために十分に整理することができず、その結果、健康を害しました。心臓が悪くなり、高血圧になりました。また、首にも問題があり、めまいがしたり、頭が痛くなったりしました。指は8本が変形し、痛みに耐えられなくなりました。また、薬のアレルギーも出て、じんましんが出たり、胃が痛くなったりしました。

 1994年8月、公園のそばを歩いていると、法輪大法の煉功で、修煉者が煉功音楽を流しているのが目に入りました。そこで、ある人が高血圧に罹った人の首の周りに霊体が存在していると話しているのを聞きました。私は本能的に自分の首を触ってみました。ショックでした。何のことか分からず、思わずその修煉者に質問してしまいました。「霊体とは何ですか? 他の空間とは何ですか?」2日後、ある修煉者が『轉法輪』を貸してくれて、私に『轉法輪』を紹介してくれました。

 私は、「これこそ私が欲しかったものだ、読んでみよう」と思いました。読み始めたら、もう手放せなくなりました。私は疑問を持ちました。この本はどうして他の気功の本と違うのだろう? 心性とは何なのか? 異次元とは何なのか? その他にも、理解できない疑問がありました。私は昼も夜もこの本を読みました。徹夜で読んでも疲れないばかりか、むしろ元気になりました。

 本を読んだ翌日には、再び煉功場に行き、功法の動きを学びました。自分用の『轉法輪』も手に入れました。最初の2週間は、他の修煉者についていって、煉功をしました。しかし、私はまだ結跏趺坐ができず第五式の功法をすることができません。ある日、変形した8本の指がとても痛くなりました。古い修煉者が「師父があなたの体を清めているのだから、耐えなければならないです」と教えてくれました。私はそうしますと答えました。2日後、痛みは消え、2度と痛むことはなかったです。また指が伸ばせるようになり、家事もできるようになりました。

 仕事が終わると、私は他の新しい同修と一緒に、師父の録音された説法の講義を聞き、功法の動作を完璧にするために努力しました。ある日、第三式の功法「貫通両極法」を行っている時、私の体は指先から電気が走るような感じがしました。次に嘔吐し、トイレに行きたくなり、このような症状が1週間ほど続きました。面白いのは、仕事中は平気なのに、家に帰るとトイレに行きたくなるのです。でも、気分はいいし、体の不調はすべてなくなっていました。

 そんなある日の午後、私はお腹の中で何かが回転しているのを感じました。それは、私の中に置かれた法輪が回転していたのです。それ以来、病気もせず、元気いっぱいで、毎日を楽しく過ごしています。私はその時、法輪大法は素晴らしいものであり、真・善・忍は私の人生の希望であることを知りました。

 師父の中国での最後の講習会に出席して

 1992年に師父が一般人に法を説き始めてから、師父の講演会は北京、長春、広州など主要都市で開催されました。参加者の数は回を重ねるごとに増えていました。何人かの古い修煉者は何度も講義に参加し、その経験を私たち新しい修煉者に教えてくれました。羨ましい限りです。

 ある日、ある協調人が私に言いました。「いい知らせがあります。師父が12月21日から28日まで、広州で最後の講義をすることになります! 師父はその後、海外に行かれるそうです」。私は「行きたいです! 本当に行きたいです!」と言いました。年末のことです。私の仕事は、仕事量が一番多い時期なので、休みの許可は出ないのが普通だったのです。しかし、「行きたい!」という思いは強く、どうしても挑戦してみたくなりました。そして、その願いが通じたのです。上司、同僚、家族も応援してくれました。驚くほどスムーズでした。すぐに入場券が届き、電車の切符も購入しました。師父の中国での最後の講義に参加できるなんて、本当に幸せなことだと思いました。

 師父はこう説かれました。

 「ですから、修煉しようと思う者がいれば、覚者たちはその心を非常に貴重なものと見て、無条件でその人を助けます。今ここにいる学習者が修煉しようと思うのであれば、わたしは無条件で助けてあげますが、それと同じです」[1]

 師父は万年に一度のチャンスを与えてくださいました。広州で過ごした日々は、私の人生の中で最も忘れられない日々となりました。1994年12月21日、私たち十数人は広州に到着しました。受付では、チケットを持たない数百人の修煉者たちが待っていました。古い修煉者たちがチケットを譲ってくれました。

 最初の講義はその日の夜だったです。師父が壇上に上がると、皆は雷鳴のような拍手で迎えました。私はその時初めて師父を見ました。師父は若く、印象的で、慈愛に満ちているというのが、私の直感だでした。師父の声は大きく、明瞭でした。師父は舞台を一周して、後ろの席のお客さんにも見えるように歩いていました。12月22日は旧暦の立冬で、伝統的な祝日で、師父は夜の講義を午前中に行い、地元の修煉者たちが家族と一緒に夕食を取れるように考慮されました。なんという心遣いでしょう。私は師父の講義を直接受けることができ、とても幸運だと思いました。

 当時、私は法輪大法を修煉してまだ4カ月しか経っていませんでしたが、その時の体験をいくつか紹介したいと思います。講演の初日、私は右肩と右足に痛みがあり、腹の中で何かが回転しているような感覚がありました。2日目には、目を開けていられず、いびきをかいていました。隣に座っていた同修に起こされましたが、それでも目を開けることができず、眠り続けていました。その後、心が澄んできました。3日目、背中から冷たい気が蒸発するのを感じました。4日目には、以前薬でアレルギーが出たところが、また同じように炎症を起こし、すぐに治まりました。地元に戻った後、生理痛があり、生理が来ました。5年前に閉経した後でした。おりものは、黒い血の塊でした。その後、2回ほど生理が来ましたが、そのたびに前回より軽くなっていました。これらは、師父が私の体を浄化し続けている証拠でした。

 師父の講演会に参加してから27年が経ちました。広州で師父の講義を聞いたり見たりするたびに、このころの姿が鮮やかに脳裏に浮かびます。私はよく明慧ネットで他の修煉者の修煉体験を聞く、師父の中国での講義に参加した修煉者の思い出に触れるたびに、私の目は涙でいっぱいになります。私は師父の慈悲深い救いを思い出し、師と法を信じ、修煉の道を着実に歩んでいきたいと思います。

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『轉法輪』

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/1/16/436847.html)
 
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