上海市の夫婦 迫害により夫は四肢麻痺、妻は胸にしこり
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 【明慧日本2022年7月6日】(上海市=明慧記者)上海市の法輪功学習者・何冰鋼さん、張軼博さん夫婦は、2021年10月9日に長寧区国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)の警官に連行され、2022年6月10日に奉賢区裁判所に移送された。2人は長寧区留置場で8カ月以上拘禁されたため、健康状態が悪化している。何さんは四肢が麻痺し、張さんは胸にしこりができた。

何冰钢

何冰鋼さん

张轶博

張軼博さん

 何さんは優秀なソフトウェアエンジニアである。何さんは、心と身体が健康になる気功「法輪功」を学んだとして、何度も不当な判決を受けた。2001年、上海市徐匯区裁判所から懲役6年の実刑判決を言い渡され、上海市提籃橋(ていらんきょう)刑務所で残酷な迫害を受けた。2010年4月、長寧分局国保の警官に連行され、懲役5年の実刑判決を言い渡された。何さんは拘禁期間中、迫害で頸椎が損傷し、しばらく半身不随になった。

 現在、留置場で拘禁されている間、何さんの古傷が再発し、状態は悪化している。弁護士によると、彼は現在、四肢麻痺状態で横になることしかできず、歩くこともできない。頸椎の問題で、めまいや頭痛、睡眠障害、さらには失禁も起きている。

 張さんも、数カ月前から胸に3、4センチのしこりができているが、現在有効な治療を受けられず、ひどい状態である。

 上海の「ゼロコロナ」政策により、留置場では拘禁されている親族からの送金や衣類等の差し入れはすべて停止されおり、今も再開していない。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/6/30/445606.html)
 
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