錦州凌海市の王玉紅さん 刑務所で5年間迫害された
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 【明慧日本2022年7月9日】遼寧省錦州凌海市の法輪功学習者・王玉紅さん(以下、学習者)は、懲役5年の実刑判決を下され、遼寧女子第二刑務所に拘禁されて迫害され、2022年4月13日に出所したが、コロナ防疫を口実に金城病院に送られて隔離された。王さんは刑務所で迫害されて衰弱し、痩せており、半分の髪の毛が真っ白になり、手も震えている。

 王さんはかつて深刻な心臓病を患ったが、心身の健康に効果がある気功「法輪功」を修煉した後、身体が非常に健康になり、薬を飲んだり注射をしたりすることもなくなった。2017年4月14日午前、学習者・代曇琴さんが王さんの家を訪問していた際、尾行してきた現地の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の警官らも押し入ってきて、何の証明書も許可書も提示しないまま家宅捜索を始めた。パソコン、携帯電話及びすべての法輪功の書籍を押収した。当日午後5時、王さんは錦州留置場に拘禁され、そのあとすぐに不当に逮捕された。

 2017年8月初め、検察庁は王さんの書類を裁判所に提出した。同年9月11日、錦州凌海裁判所は王さんに対して裁判を開廷した。王さんは検察官からの誹謗中傷を完全に否定し「真・善・忍にしたがってより良い人を目指すことは間違っておらず、信仰することは無罪です」と主張した。法廷での審理は1時間20分にわたって行われたが、当日裁判の結果は宣告されなかった。

 その後、王さんは懲役5年の実刑判決、罰金2万元(約40万円)を宣告された。2017年12月5日に瀋陽市女子刑務所に移送された。

 2021年10月27日午前、遼寧省第二女子刑務所で、肇昌茹(幹事)、張宇(隊長)2人の刑務官が王さんの法輪功に対する態度をチェックするため、王さんと談話した。王さんは「真・善・忍にしたがってより良い人を目指すことは間違っていない。自分は違法しておらず、無罪で改造なんて要りません」と答えた。2人の刑務官は逆切れし、王さんの顔や胸、心臓部位に向けて蹴ったり、殴ったりした。

中共酷刑示意图:殴打

拷問のイメージ図:殴打

 王さんは前歯3本を打ち落とされ、他の歯もすべて緩んだ。出所時、王さんは身体が非常に衰弱し、痩せており、髪の毛が半分真っ白になり、手も震えていた。元々30本前後あった歯は現在12本しか残っていない。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/7/1/445642.html)
 
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