台湾の子ども弟子「母は私のことを自己中心だと言わなくなった」
■ 印刷版
 

 文/台湾の大法子ども弟子・恩恩

 【明慧日本2022年11月7日】私は小学4年生の大法子ども弟子です。2022年5月のある日の昼休み、私はクラスメートや担任の先生が、脚を太ももの上に置いて座っている様子を見て、とてもおかしいと思いました。私は担任の先生に「皆さんは何をしているのですか?」と尋ねました。先生は「私たちは修煉をしているのですよ」と答えました。その時から、私も大法の修煉の道を歩み始めました。

 去年のある日、叔父の家から帰った後体調が悪いと感じたので、体温を測ってみると熱がありました。お母さんは私に水をたくさん飲むようにと言いました。しかし、なかなか熱は下がらず、夜になっても、体調が優れませんでした。お母さんは何度も熱を測ってくれましたが、毎回39度以上の高熱で、お母さんを心配させました。

 つらいと感じながら目を閉じたとき、私は担任の先生が、「体調が悪い時、心からの九文字を唱えるといいですよ」と言っていたのを思い出しました。私は何度も心の中で「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と唱えました。するとあまり時間が経たないうちに、本当に安定した眠りにつくことができました。次の日起きてみると完全に熱も下がり全身が軽く、すごく不思議だと感じました。

 以前までは、私が行った良いことを誰も見ていないということを恐れて、何か良いことをしたら自分からお母さんに話していました。しかし、大法修煉を始めてからは、「自分がどんな良いことをしたか人には話さず、自分がした悪いことは隠さずに話すと、それらを仏、道、神が一つ一つ記録している」ということを悟りました。そして私は今では、「内に向かって探す」ことができるようになりました。顕示心をゆっくりとなくし、また自分が善い行いをしたことを人に喋ることもなくなりました。

 以前、お母さんは、私のことを「とても自己中心的」だと言っていました。なぜならお母さんが上着を取ってきなさいと言うと、私は自分の上着しか取って来なかったりしたからです。お母さんは怒りながら、「あなたはとても自己中心的ですよ。妹の上着を持ってきてあげることもできないの?」と言いました。お母さんはよく私を叱って泣かせます。私はそれを悔しく思っていました。大法を修煉してから、李洪志先生は「他人を先に、自分をあとにする」[1]と説かれています。私はよくここを思い出します。そこで私は妹のために上着を取ってきてあげました。それからは、お母さんはもう私のことを自己中心的だと叱らなくなりました。李先生、私にこの道理を教えてくださってありがとうございます。もし皆が「他人を先に、自分をあとにする」ことができたら、この世界はとても美しいではありませんか?

 クラスに、一人の友達がいます。彼女はいつもすぐに小さなことで怒ります。私は彼女にこのような心性を高める機会を設けてくれたことに感謝しています。ある日、彼女はまた怒りました。私は常に内に向かって探しました。すると、私は彼女と遊んだ時に汚い言葉を使ってしまったことに気づきました。だから彼女は怒っていたのでしょう。私はこの「汚い言葉を使ってしまう」という心を見つけ出しました。それからその友達も、内面を見ることを学び始め、彼女も「人に言われたくない」という心を見つけることができました。そして私たちはすぐに仲直りすることができました。更に今は対立することもどんどん少なくなりました。

 ある日、私と妹がお風呂に入っている時に、妹がずっと脚で私のことを蹴ってきました。その時私は妹のことをとても怒りたかったのですが、一度止まって、師父が「内に向かって探すことは一つの宝物」[2]と説かれているのを思い出し、私は内に向かって探し始めました。そして私は一つ私の問題を見つけました。もしかしたら私が立っている場所が前すぎてしまって妹を不機嫌にさせてしまったのかもしれません。それから私は自分から妹に「ごめんなさい」と謝りました。不思議なのは、この「ごめんなさい」は私が生きている中で言った最も良い謝罪だったかもしれないということです。以前だと妹はそれでも怒り続けていたのですが、今回、妹は私に向かって微笑んでくれました。本当に不思議です。

 今年7月、私は同級生や先生と一緒に神韻を見に行きたいと思いました。お母さんは私に自分のお小遣いを使ってチケットを買いなさいと言いました。私のお小遣いは少なくなりますが、私は気にしません。なぜなら、神韻は真・善・忍を教えてくれる最高のパフォーマンスだからです。しかし妹は私のお金が少なくなることを笑い、私のことを貧乏だと笑います。また「そのお金で沢山のおもちゃを買うことができるのに、なぜ見に行くの」と尋ねてきました。私は少し考えて、彼女が言っていることは道理にかなっていると感じました。でもすぐにそれは間違いだと思いました。大法の中で、生々世々、持っていけるのは業力と徳しかないと知っているからです。お金やおもちゃは持って行けますか? もちろん持って行けません。

 李洪志先生、私たちに真・善・忍を教えてくださり、私を大きく改変をさせてくださりありがとうございます。真・善・忍は必ず全世界、全宇宙をもっと良くできると思います。

 李先生ありがとうございます。小弟子は感謝します。

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『精進要旨』「佛性に漏れなし」
 [2] 李洪志師父の著作:『各地での説法九』「二〇〇九年ワシントンⅮⅭ国際法会での説法」

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/8/6/444080.html)
 
関連文章