楽楽の修煉物語
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文/子ども弟子口述  同修整理

 【明慧日本2022年11月11日】私は大法の子ども弟子で、今年8歳の小学4年生になる楽楽です。私はお母さんの胎内にいるときから法を聞いていたので、生まれたときからとても頭がよいと周りの人から言われていました。5歳で幼稚園に入った時から今まで、成績は一番優秀で、先生からも「記憶力がいい」と言われました。大法が智慧を授けてくださったので、誰にも教わらずに4、5歳でたくさんの言葉を知り、6歳で『轉法輪』と大法のすべての本を流暢に読み通すことができるようになりました。その中に、知らない単語はほとんどありませんでした。小学1年生のとき、師父が私の天目を開いてくださり、それ以来、他の空間の素晴らしい景色をたくさん見てきました。

 私は、小さいころから心性を重んじて修煉してきました。例えば、果物を食べるとき、大きくてきれいなものは必ず10歳以上年上の兄にあげました。年下の子に殴られたり罵られたりしても、ほとんど「殴られても殴り返さず、罵られてもやり返さない」ことができました。師父は、私が殴られると大きな羽をつけた白い雲のような白い物質が体に飛んできて、叩いた子の方へ黒い雲が飛んでいくのを見せてくださいました。年下の子に強く叩かれて痛くて涙が出ても、私はがまんして徳を受け取りました。
 
 『洪吟』、『洪吟三』を私はすでに暗記し終えていました。夏休みに、お母さんから『洪吟二』も暗記するように言われました。お母さんが仕事でいない間は、毎日宿題を終わらせ、正午に12時の正念を発し、動功をします。それから、洪吟の詩を5篇暗記します。これらのことは全て自分ひとりでやります。

 ある日、友達と遊ぶのに夢中になり、法を覚えるのを忘れてしまいました。夕方それを知ったお母さんに叱られ、その後一緒に法を学びました。この時、私は自分が悪いことをしたと思い、素直に足を組み、両手で印を結び、目をつぶって真面目に法を聞きました。静寂を感じ、体が浮き、額が少し痒くなり、見ると金色の梯子があり、そのまま雲の上まで上がりました。私は雲を突き抜け、上へ上へと登っていきました。一段一段が空間の層になっており、100段ほど登り続けました。さらに上に行くと、頭をハンマーでたたかれました。数回試しましたが、上に行くことができませんでした。私は、この層の空間を見てみようと入ってみました。

 そこは私がかつて滞在した美しい世界で、そこにいる生き物は皆、私が来たのを見ると喜んで、「法王が帰ってきた、法王が帰ってきた」と叫んでいました。二匹の龍が乗っている玉座が見え、樹齢数百年の大木が花や植物に囲まれていていました。花や植物はその木をおじいさんと呼んでいました。私は彼らに挨拶をしました。突然、私は自分が学法をしていたことに気が付きました。そして、私は戻ってきました。師父がこの光景を見せてくださったのは、私が精進し、法の勉強を怠らないようにするためだと悟りました。まだまだ修煉の道のりは長いので、金色の梯子を早く登らなければいけません。そこが本当の故郷だからです!

 
 
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