娘の頑固な蕁麻疹が治った
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2022年12月16日】私の娘は大学4年生で、あと数カ月で卒業です。娘は2年生の夏休みに蚊に2回刺されて、体がかゆくなり、あちこちに水ぶくれができました。足の水ぶくれの2つはピンポン玉ほどの大きさで、左右1つずつできて、ちょっと気味が悪いのです。その水ぶくれの中の液体を出してもまた元に戻りました。娘は県立病院で見てもらいましたが、蕁麻疹だと言われ、飲み薬も塗り薬もたくさん処方されました。病院に2回行きましたが、あまり良くならなかったのです。それから、人の紹介で、ある田舎の、多くの患者を診てきた経験豊富な老医者2人を訪ねました。2人とも「このような病状は見たことがありません。急いで市の病院で検査してもらったほうがよいです」と言いました。

 翌朝早く、私たちはタクシーで保定市の第一病院に行き、専門医に診てもらいました。 診断結果は、県立病院と同じで、やはり蕁麻疹だと言われました。医者は、携帯のカメラで娘の足の大きな水ぶくれを症例写真として撮影し、大量の薬を処方しました。私たちは薬をもらって帰りました。

 10日間、薬を使った後、患部はかさぶたになり、私たち誰もが「もう大丈夫だろう」と思っていました。しかし、かさぶたが剥がれた後も皮膚は元通りにならず、常に黄色い液体が流れました。かさぶたができては剥がれ、そして液体が出るという繰り返しでした。それで、また病院に訪ね、他の薬に変えてくれましたが、治りませんでした。

 このように2カ月ほどの夏休み期間が終わり、娘が学校に戻る時が来ました。その後も、娘は省内の有名病院数カ所に通い、多額の費用と大量の薬を服用しました。しかし、相変わらず、良くなったり悪くなったりの繰り返しでした。

 それが2年続き、娘が昨年、夏休みから帰ってきたとき、薬をカバンいっぱい持って帰ったのですが、足りなかったので、1カ月後、また、省の病院へ行って薬をもらいました。毎日、薬を飲み、薬を塗り、パジャマやシーツに薬の跡が残り、洗っても落ちませんでした。病状は以前と同じように良くならなかったのです。

 娘は何も言いませんでしたが、悲しんでいる顔をしているので、すごく悩んでいるとわかりました。長い間、この病気は娘に生活上の不便をもたらし、自尊心もかなり傷つけました。青春時代の女の子は、きれいな服を着ることはもちろん、美を意識しますが、娘は暑い日には長袖の服とズボンを着て、家に隠れることしかできず、街に出ることも嫌がりました。

 夏休みも終わりに近づき、このままではいけないと私たちは、娘に新学期が始まる前に北京の病院に行くように勧めました。しかし、娘は「どこへ行っても同じだよ! 行きたくない。医者は治りにくい病気だと言ったから」と言いました。薬がなくなった後、娘は病院へ薬を取りに行かず、治療を止めました。

 修煉者である私は、娘を救えるのは大法師父だけだとわかっていたのです。私は娘に、法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」という心からの九文字を心から唱えれば、福報を得られ、体にも良いことを何度も伝えました。娘の病気が早く治るように、私は娘に大法の本を読むよう促し、師父の説法のビデオを見せたりしました。娘は心が優しいので、大法のことを理解しており、私の大法の修煉を支持していますが、病気の好転は見られなかったのです。「おそらく、私自身の心が純粋でなく、求める心が強く、娘に対する情が強すぎて、いつも心配ばかりしているから、なかなか良くならないのかもしれない」と思いました。私たち修煉者は大法から、常人の誰もが自分の運命を持っていることを知っています。ですから、私は娘の運命を変えられず、私自身さえも師父の加護が必要になっています。そして、「私はただ執着を放下し、すべてを師父に任せ、自然の成り行きに任せればよい」と考えました。

 ある日、学法をするため同修の家に行こうとしたところ、娘が突然、「お母さん、いつも読んでいる『轉法輪』を読ませて」と言ってきたのです。実は娘が自ら、大法の本を読みたい」と言ってきたのは予想外でした。今まで私が娘に要求したことは、私からの押し付けで、娘の本心からのものではなかったと、すぐに理解しました。そして、娘の自らの一念で、師父は娘を助けてくださったのです。

 娘が学校に戻る日の昼、私を自分の部屋に呼び、「お母さん、私、一度本を読み終わったから返すよ。実は、今朝は学校に戻らなければならなかったの。でも、こんな状態で本当に学校へ戻りたくなかった。だから、学校がいつから始まるのかと聞かれても答えなかったの。本を読み終わった今、気持ちが晴れて、プレッシャーがなくなった。インターネットで電車のチケットを買って、午後から学校に戻るよ」と話しました。それを聞いて、私は涙がこぼれそうになりました。娘を救ってくださった師父に感謝いたします!

 2日後、娘から電話で「お母さん、皮膚から液体が出なくなった。治った」と言ってきました。省内のどの大病院でも治らなかった皮膚病が、大法の本『轉法輪』を一度真心で読んだだけで、薬も使わずに治ったのです。これは、奇跡ではありませんか!

 この疫病蔓延の時期、私は心から、人々に法輪大法の素晴らしさを知ってほしい、心からの九文字を覚えてほしい、より良い未来を選んでほしいのです!

 師父に感謝いたします!

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/11/20/452048.html)
 
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