アルゼンチン法会|生命の意義を探し 大法のエネルギーを体験する
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文/アルゼンチンの大法弟子

 【明慧日本2022年12月27日】私は2001年にウェブサイトで初めて法輪大法のことを知りました。その頃の私は、自分の人生にはあまり意味がないと感じ、方向性を見失い迷っていました。ヨガや太極拳に触れ、さらに、異なる気功と佛教の修行方法を通して人生の意義を模索する中で、法輪大法を見つけました。大法を学んでから1、2年後、私は師父の説法を読み始めました。正直に言うと、理解しにくいこともありましたが、特別で、尋常ではない魅力を感じました。それから、私は自分でビデオを見ながら煉功の動作を習い始めました。

 私は法輪功に強いエネルギーがあることを体験し始め、私の感情や姿勢、それに、自分自身と周りの人や物事に対する見方まで改善しました。これらの変化は、表面的にはほとんど見えませんが、実のところ、非常に大きいと実感しました。私は自分の良くない考えを取り除き、人に対する態度と自分の言動を正し、より正直で、純粋で、やさしくなり始めました。以前のように愚かで人生の目標もない生活に戻ってはいけないと思っていました。私は、坐禅などを通して心身を鍛え、師父のお教えに従い、修煉の道を歩み始めました。

 大法の素晴らしさを体験

 私が最初に実感した変化は、一晩でタバコをやめ、それから徐々にアルコールと薬物をやめ始めたことです。それらは私の体を浄化する過程での大きな妨害であり、修煉の中の執着です。私はとても短気で、怒りやすい性格でした。特に幼い娘が私に従わなかったり、私の言動を疑ったりするとすぐに怒り、絶対に許すことはできませんでした。興奮せず、穏やかな話し方すら分からない私は、いつも娘を怒鳴りつけたり、罵ったりして、暴力を振るう時もありました。私を狂わせ、このような状況にさせたのは、娘がいつも言ったことと実際にやったことが違っているからです。娘の言動や周囲のことがすべて気に入らず、とても嫌に感じましたが、変えることもできず、怒ったり落胆したりしていました。

 困難にぶつかると、私はいつもイライラして自分をコントロールできなくなります。生活の中で、私は完全に怒り、怠惰、欲望、嫉妬、利己心に支配され、暗くてネガティブな感情に満ちた環境に浸っていました。しかし、大法に出会ったことで、私はその暗闇から抜け出すことができました。私は内から自分を変えるようになり、希望が見えるにつれ気持ちも明るくなりました。大法の修煉を通じて、私は観念を変えて実践することができました。

 師父の教えのおかげで、このような変化がありましたが、実際には表面的なものにすぎませんでした。当時、私は一人で修煉しており、法輪功の原理を深く理解することができず、大法の奥深い理論や概念は、私にとって難しすぎて、知的にも文化的にも私の理解力とはほど遠いものだと思いました。2年ほど修煉を続けてきましたが、私は大法の勉強を諦めてしまいました。

 再び大法に戻る

 一人で修煉しているうちに、次第に最初の情熱を失っていきました。私の修煉が緩んだ原因の一つは、当時私の地域に他の同修がいなかったためです。少なくとも私は同修や煉功点を見つけられませんでした。私はだんだんと法を勉強しなくなり、煉功も以前のようにしなくなり、最終的に大法を離れ、また常人社会の中に迷い込んでしまいました。私はこの救いの機会を逃すところでした。

 私が法輪大法の修煉を放棄して15年後、奇跡的に、偶然な事で再び大法と縁をつなぐことができました。

 2018年の暮れのある朝、私は現在住んでいるコルドバ内陸部のある小さな町の文化センターでのイベントに参加しました。イベントが終わって出て来ると、目の前に黄色いチラシが何枚か置かれていました。手に取って見ると、不思議なことに、それは法輪功の九日間セミナーのチラシでした。ちょうどその頃、私はまた人生に意義を与えてくれるものを探していました。私がチラシを見て驚いたのは、大法がこのような偶然な形で再び私の人生に戻ってきたからです。

 私はすぐその場でチラシの問い合わせ番号に電話をかけました。電話に出たのはブエノスアイレスから来た女性で、彼女は一時的に故郷に帰ってきて大法を広め、セミナーを開催するということでした。私はすぐに翌日のセミナーに参加すると決めました。

 当時の気持ちは表現し難いものでした。私はとても興奮していて、法輪功の原理や功法の動作など、突然すべて思い出しました。まるで私は法輪大法から離れたことがなかったようでした。心と体を整え、浄化してくれる強いエネルギーを改めて感じ、私の意識は大きく変わりました。

 セミナーが終了した後、私は上記の女性同修や他の大法弟子たちと一緒に、その町に煉功点を立ち上げました。

 それ以来、私は再び大法の修煉に戻り、たくさんの恩恵を受けることができ、とても幸せだと感じています。私は心を純粋に、穏やかに保つよう心がけています。普段から冷静でクリアな気持ちでいることができ、その結果、物事をより明確に、よりシンプルに見ることができるようになりました。私はエネルギーに満ち溢れ、この恵みを他の人と分かち合いたいと思い、喜んで周囲に広げています。

 今、娘との関係が大きく変わりました。以前と比べて、私は我慢することと人を許すことができるようになりました。娘の行動が私の考えに合わなくても、私があまり好きでなくても、怒ったり、興奮したりすることはありません。娘が間違ったことをしたときには、私は冷静にその原因を分析した上で、それによる結果がどうなるかを教えます。私は「自分たちの良くない行為や態度、考え方は自分たちの生活環境と自身にも影響を与える」と言い、娘に「心を修め、正直で善良な良い人になり、より我慢強く、寛容であるように」と励ましました。さらに、私は自身の変化を例に娘に聞かせました。もちろん、娘も私の変化を目の当たりにしているので、親子のコミュニケーションはだいぶ楽になりました。

 今、娘からは「世界で一番のお父さんになったよ」、「大好きだよ」と言われます。時々私について煉功場に行って一緒に煉功したり、私が大法の本を読むと、側で静かに聞いたり、また、迫害の実態を伝える活動に参加したりします。「以前のお父さんはどうだった?」と聞くと、「いつも怒っていて、寝ているばかりで、もうあのお父さんは戻ってほしくない!」と言ってくれました。

 人心を捨てる

 去年ブエノスアイレスで法会がありました。最初から私に参加できないようにたくさんの妨害がありました。法会は10月の連休中に開かれることになり、ちょうど私の町で全国ビール祭りが行われる日になります。地元の住民が観光関連の仕事をたくさん担うことで、その担当者の1人として、人に任せることも、キャンセルすることも難しいので、私は最初からアルゼンチンの法会担当者に参加できないことを伝えました。

 しかし、同修たちは「法会は得難い機会なので、ぜひ参加してほしい」と粘り強く私を説得しました。皆さんは諦めずに私を励まし、そして協力してくれました。偶然にも、ある女性同修から、彼女の車で一緒に、まず私の故郷に行って、そこから法会開催地のブエノスアイレスに行かないかと誘われました。私の故郷からブエノスアイレスに行くほうが近いし、交通も便利なので運転が楽です。それに、車には二つの席が空いていたので、娘を連れて一緒に行くことにしました。

 私が法会に参加することを決めると、私の代わりに町の祭りの仕事をしてくれる人も見つかりました。困難が解決され、法会に向かって順調に進んでいるように見えました。

 故郷に着いた翌日、法会を2日後に控え、娘が体調を崩し始め、ひどい咳、頭痛、発熱の症状が現れました。このような状況で、私はブエノスアイレスへ行けるのかと疑問を感じました。私は他の同修に現状を話したところ、彼らは私に何があっても法会に参加するように励ましました。私の両親が娘の世話をしてくれるので、何の問題もないと言われましたが、やはり私は不安だったので、法会に行く自信がなく、決意することができず、迷っていました。そして、翌日になって、私も娘と同じような症状が出始め、その夜、私は全身がだるくて熱が出ました。結局ブエノスアイレスに行かないことにしました。

 不思議なことに、翌日の日曜日、つまり法会が始まる日、娘はすでに体調が良くなりました。私は娘のことに安心しましたが、自分が困難を乗り越えられなかったことに、とても悔しくて落胆しました。

 結び

 私たちは人間として生まれたこの機会を大切にし、貴重な時間を無駄にせず修煉しなければなりません。修煉の中で、いろいろな欲望と執着心を取り除き、私たちの道徳を高め、縁のある衆生を最後の破滅から救うべきです。修煉の中では、困難や苦しみに耐えられなければなりません。なぜなら、その魔難は私たちの心性を高めるものですから。真・善・忍の原則に同化することができれば、私たちは返本帰真することができます。それは私たちの存在する目的であり、私たちがこの世に来ている本当の意義です。

 師父のお教えに感謝します! アルゼンチンの大法弟子とアルゼンチン法輪大法学会が、今年も法会を開かれたことに感謝します! 昨年、私は困難を克服して法会に参加しようとしましたが、実現できませんでした。今年は一刻の猶予もなく、最初から必ず法会に参加すると決意を固めました。私は真剣に同修たちの修煉体験を聞き、謙虚に同修からの指摘や意見を受け、内に向けて探して自分を改め、修煉の過程で更に精進していきたいと思います。

 師父、ありがとうございます!

 同修の皆さん、ありがとうございます!

 (2022年アルゼンチン法輪大法修煉心得交流会原稿)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/12/20/453302.html)
 
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