【明慧日本2022年12月31日】先日、大法弟子の中に新型コロナに似た症状が出て、これを「かかってしまった」と言い、新型コロナに感染したと考える学習者がいました。精進している大法弟子は自分は感染しないことが分かっているので、常人の方法で対処をせず、発正念や修煉を通して徐々に回復させます。しかし、不精進の現れは、多種多様です。なぜ精進している大法弟子が、感染していると思ったのでしょうか。
数日前、私も寒気を感じ、体温は37度位で、あまり気にせず、煉功の時に「悟性を試すなら必要はない、何が起きているのか分かるし、迫害するならあなたには資格がない、業力を消去するならば、正常な状態になるまで耐えてやる」という一念を発しました。その結果、熱は下がり、喉に違和感はあるが生活には支障がなく、時々片足を組むと、20分で痛み出し痺れて来ました。しかし、1時間の煉功は平気で何も影響が有りませんでした。
なぜなら私は自分がウイルスに感染することは絶対にありえないと思っていたからです。症状が似ているにもかかわらず、この時は旧勢力が顕現状態を表しているだけで、主に大法弟子の悟りを試すためでした。
新型コロナの発生と弟子たちが遭遇する試練については、師父はもちろん明確にされていましたから、最後の大規模審判の時に、真に修める弟子たちに啓示して下さったのです。
師父は「あなたの道はあらかじめ用意されていたので、病気にかかることが許されていません。本当に許されていません。なぜなら、病はいままでのようにあなたを攻撃することができず、ウイルスはあなたが持つ正のエネルギーに滅されるからです。しかし、人間は業を造るのです。造った業が体に反映されると、病気と全く同じです」 [1]と説かれました。
私は師父のこの説法について、昔の病気の再発についてではなく、これから起こる事や弟子たちが遭遇する問題は明確な啓示であることを悟りました。悟りを開くかどうかは自分次第です。もちろん自分が本気で学法をし、師父や大法を信じ切っているかどうかという問題もあります。
個人的な悟りであり、同修の皆様に少しでも参考になれば幸いです。
注:
[1] 李洪志師父の著作:『二〇一九年ニューヨーク法会での説法』