敬うべき年配の大法弟子
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 文/湖北省の大法弟子

 【明慧日本2023年1月18日】同修たちが時間をかけ、苦労して作成した真相伝え用の卓上カレンダーが学法拠点に届いたので、一緒に田舎に行って配りに行こうと年配の大法弟子Yさんに誘われました。

 その日は非常に天気が良く、午前中はYさんと『轉法輪』を勉強し、お昼ご飯を食べた後に出発しました。Yさんは自転車を漕ぎ、前の籠に大量のカレンダーを載せました。私は電動自転車を漕ぎ、後ろに段ボールを載せて固定しました。道中、Yさんは人を見かけては自転車を止めて真相を伝え、カレンダーを渡しました。その身軽さはとても年配の方には見えません。一方、私は道端で自転車が盗まれないよう、見ていただけでした。

 村のすべての家を回ると、Yさんは直ちに次の村へと向かいました。農村なので、道は凸凹していて、所々に泥沼があり、非常に漕ぎづらかったのです。しかし、Yさんはまるで背中を押されているかのように、すいすいと坂を上っていきました。とても77歳の老人には見えません。

 Yさんはきっちりと師父の教えを守り、出会ったすべての人に真相を伝え、「三退」を勧めています。Yさんより20歳以上も年下の私は、電動自転車を漕いでいても疲れ果てました。

 Yさんの夫は亡くなり、息子もおらず、娘たちは結婚して誰も家にいません。毎月、少ない年金を頼りに生計を立てています。それでも、Yさんは同修たちのことを気にかけ、彼女の家も避難場所となり、頼ってきたすべての同修を暖かく迎え入れています。

 無私無我で、常に他人のことを先に考え、真相伝えも積極的に行っているYさんは尊敬に値する年配の同修です。Yさんを見て、私は自分自身を奮い立たせています。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/1/11/435922.html)
 
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