年配の同修よ、老いを認めてはいけない
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2023年1月18日】私は農村部に住む女性弟子です。周りには数人の年配の女性同修がいて、普段から学法発正念、衆生を救うことを懸命に行い、とても精進しています。しかし、冬になると、彼女たちは歳を取ったからと、暖房が効いた都会の子供の家に泊まり、「暫く心配も苦労もない暮らしを享受したい」と言い、衆生を救うことをせず、自分に与えられた重大な使命を忘れてしまうのです。

 普段から体が丈夫で、三つのことを良く行っている80歳の女性同修がいます。彼女の嫁はいつも、「姑は歳を取っていても、家事は何でもこなせます」と嬉しそうに周囲に言っています。しかし、冬になると、この同修はすぐに都会にいる息子の家に住み始め、衆生を救うことをやめて、グループ学法の環境を失ってしまいます。ある日突然、彼女は嘔吐と下痢を起こし、病院に運ばれてから正念を失い、結局旧勢力によって肉身を奪われました。

 もう1人の90歳の女性同修は、顔に赤みがさして元気もよく、市場が開かれる日は必ず三輪車に乗って、大法のパンフレットを配り衆生を救っていました。生活水準が良くなった子供たちは彼女の家にモニターを取り付け、「お母さんが転んだら、私たちはすぐに気づくから」と彼女に言いました。この同修は人に会う度に「子供たちは親孝行で、家にモニターを取り付けてくれた。私が転んだらすぐ分かるのですよ」というのです。同修は彼女に「どうして転ぶことばかり考えるのですか? あなたは大法弟子ではありませんか? あなたの元神は十代かもしれません。老いを認めてはいけません」と言いました。しかし、この同修は息子の話をよく聞いて、迫害の実態を伝えに行くなと言われれば外出を控え、家で学法と煉功だけを行い、倒れることばかり恐れて衆生を救うことをしなくなりました。先日、急に病状が現れて、病院に運ばれる前にこの世を去りました。

 「安楽な生活を送る」ために都市部の息子の家に行った70歳代の女性同修も、「白肺」(病原ウイルスに侵された肺が重度の炎症を起こし、X線写真に映った肺の大部分が白化している状態)という病業の仮相が現れ、今入院しています。

 同修の皆さん、師父が私たちに与えて下さったのは性命双修の功法です。この空間では私たちは歳を取っていますが、別の空間では、私たちの元神はまだ数歳にしかなっていないかもしれません。私自身について言えば、師父は私に本当の自分が「吉祥人形」のような腕白小僧ほどの子供だと見せてくださいました。

 私は60歳を超えていますが、「老い」を認めたことがなく、毎日電動バイクに乗って法を実証することを行っています。若い人のように車を運転することもあります。そもそも私たちは老いていません!

 師父はこのように教えられています。「現代科学は、時間には場があり、時間場の範囲に入らなければ、時間の制約を受けないと考えています。他の空間の時空概念はわれわれのとは違うのに、どうやって他の空間の物質を制約できますか? まったく役に立ちません。考えてみてください。その時になれば、あなたはもう五行の中にいないのではありませんか? あなたはまだ常人の身体なのでしょうか? いやまったく違うものになっています」[1]

 師父はすでに私たちの体が常人の体ではないと教えて下さいました。ならば、なぜあなたはまだ自分が「老いた」と思うのでしょうか! そう思った途端に、「老い」という物質が瞬時にあなたの体に入ってくるのです。

 師父は「老、病、死も一種の魔です」[1]とおっしゃっています。

 同修の皆さん、「老いという魔」に縛られてはいけません。私たちは師父から「大法弟子」という宇宙でもっとも偉大で神聖なる称号を授かり、神に向かう道を歩んでいる大法の徒です。衆生の命が危難にさしかかっている今、人間の観念を捨てて法をよく学び、多くの衆生を救いましょう。

 法に符合しない部分があれば、慈悲なるご指摘をお願いします。

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『轉法輪

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/1/15/455035.html)
 
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