一つの石灰化巣
■ 印刷版
 

文/山西省の大法弟子・一蓮

 【明慧日本2023年1月25日】法輪大法の修煉で、肉体的にも精神的にも健康になることができると私はよく理解しています。数日前の朝、突然ドアをノックする音がして、ドアを開けると娘が来ました。娘は結婚してから、1年以上帰ってきませんでした。喜んだ後、娘から「2、3日後にお母さんを病院に連れて行きます。そして検査を受けましょう」と言われました。これを聞いた私はとても動揺して、こう言いました。「私の体のどこにも問題はない、行かない」。数日間、私と娘は病院での検査のことを互いに譲らず、娘は泣いたりして、私もイライラしていました。

 その後のある日、娘が買い物に連れて行くと言って、タクシーに乗りましたが、着いたのは病院でした。娘は「もうネットで予約したから、検査を受けて」と言いました。娘は夢で師父に会ったと言い、師父から「ほかの空間をきれいにしましたが、あなたたちの空間はあなたたちがどうするか自分で考えてください」と告げられたそうです。娘はまた、「お母さんの師父は私の師父でもあるので、今後、何かあれば師父に聞くことにします」とも言いました。娘を説得できず、私はしぶしぶ健康診断を受けました。

 検査結果が出ました。CT検査の画像で肺に嚢腫があったこと以外は問題がなく、医者からもう一度専門医を訪ねてアドバイスをしてもらうようにと言われました。このことで家族の誰もが気が重くなりました。

 数日後、娘は住んでいた大都市に戻り、腫瘍病院の専門医の主任を探し出し予約しました。主任は非常に慎重に私の電子版データとCTとレントゲンの画像を見て、「肺に何かありますが、すでに石灰化しています」と言いました。この話で家族は安心しました。

 「20年以上修煉してきたのに、どうしてこんなことになったのか」と、私はショックでした。 「どこかに漏れがあって、邪悪に隙に乗じられ、入り込んでしまったのだろう?」と、内に向けて探し、自分がよくできなかったこと、手放せなかったことを、大法の基準に自分を照らしてみると、執着がたくさんあることがわかりました。

 また、思い出したのは、5年前の3月中旬のある日、路上で同修と2人で人々に大法の真実を伝えていたところ、突然咳き込んで声が出なくなり、同修が大法について伝え続ける間、私は咳をしながら待機するしかなかったのです。

 家に帰ると、とても不快な気分で、咳が止まらず、熱が出ました。以前、何度も、師父に体を浄化していただきました。その間、私は感謝の気持ちを持って耐え、この状態は数日で過ぎ去り、体が軽くなったことがありました。しかし、今回はそれとは違い、大きな難に遭い気が重く、乗り越えるのが困難だと感じました。夫も「どうしてこんな風になったんだ」と言うほどでした。私は、「大丈夫、心配しないで」と言いました。

 私は5日間、飲まず食わずでベッドに横たわっていました。5日後、師父のご加護のもと、私はかなり回復し、再び外に出て大法の真実を伝えることができるようになりましたが、完全に回復したのは20日後でした。ある日、同修に会い、同修から「数日姿が見えなかったけど、どこに行ってたの?」と言われました。私は、「家で業を滅していた。咳と熱があり、咳をしていて大豆くらいの大きさのものが出ました」と言いました。 同修は、「それはいいことだ」と言ってくれましたが、当時、自分が咳き込んで出たものが何なのか、あまり考えていませんでした。

 回復した直後に、父から「入院しているから早く来てくれ」と電話がありました。私は列車に乗って、すぐ病院に行きました。医者は、父は進行した肺がんであり、数カ月しかもたないだろうと言いました。結局、父は4カ月しか生きられず、この世を去りました。

 私の祖父も叔父も肺の病気で亡くなりました。肺がんは治りにくい病気で、発見したときは、すでに進行しているので、何十万、何百万円かけても治らないかもしれません。結局、命もお金も消え、家族も疲れ果ててしまうのです。

 激しく咳き込んで熱を出したあの5日間を振り返り、咳き込んだ時に出たあの豆粒ほどのものは何だったのか? 肺の腫瘍だったのか? そのものをもって検査に行かなかったのですが、肺の中の何か悪いものであることは確かです。

 今日、肺に一つの石灰化巣が見つかりました。よく考えると、5年前に師父が私の肺の中の悪いものをきれいに取り除いて下さったのだとわかりました。私は20年以上大法を修煉し、病気知らずの体になりました。師父が私の体からどれだけの隠れている問題、どれだけの悪いものを取り除いてくださったかと考えると、「師父、本当にありがとうございます」と心からお礼を言いました。大法を修煉していること、師父に出会えたことをとても幸せに思っています。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/1/8/454565.html)
 
関連文章