師父の新経文を聞いた後 頑固な人が三退した
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文/台湾の大法弟子

 【明慧日本2023年2月21日】旧正月の前に、師父は『なぜ人類が存在するのか』という新経文を発表されました。これは師父が衆生に説かれた法です。新経文が少し長いので、私は電話で真相を伝える時、その経文を読み聞かせていませんでした。

 ある日の夜、同修と協力して、真相を伝えるために電話をかけていたら、ある男性に出会いました。そろそろお正月も終わりということで、私はまず、彼に新年のご挨拶をしました。それから、彼に「共産党の組織に入ったことがありますか?」と尋ねると、「少年先鋒隊(少先隊)に入っただけだ」と彼は返答しました。私は、「『吉安』という名前を覚えておいてください。天から守られるように、少先隊から脱退しましょう」と言いました。すると、彼は「意味がわからない!」と言いました。

 私は、「共産党は無神論ので、党員、団員、少先隊もすべて無神論者の組織です。あなたはそれらの組織から脱退して、神仏からご加護をもらい、安心安全に過ごせますよ」と言ったのですが、彼は同意しなかったのです。 

 その過程で、彼の言葉から不信感を抱いていると感じました。彼は仏教を信仰していると話しました。私は、「そうですか。だから、あなたはとても優しい人だと感じました。『吉安』という名前で少先隊を脱退して、あなたが信じている神仏が分かったら、きっとあなたを見守ってくれます。いいですよね?」と言いましたが、彼は黙っていました。

 私はこの人が今の状況では脱退する可能性が低いと思ったので、これ以上、脱退することを勧めませんでした。それで、私は彼に法輪大法について話しました。彼が電話を切ろうとしないのを感じて、師父の新経文『なぜ人類が存在するのか』を読み聞かせました。彼にできるだけ多く聞かせるつもりでしたが、3分の1ほど読み終わったところで、「母親から電話がかかってきたので、電話を切らないといけない。また、後で聞かせて」と言われました。私は彼が言い訳をしているのだと思ったのですが、しばらくして、彼は本当に電話をけてきたのです。

 私は今回、以前の経験と違うと感じました。私は長い間、人々に電話をかけて大法の真相を伝えてきましたが、初めて中国本土の人が電話を切ってから、再び自ら電話をかけ直してきたのです。それは「師父の法の力だ!」と思いました。

 そして、私は『なぜ人類が存在するのか』を続けて読み聞かせました。時々、彼の声が聞こえなくなることもあり、電話を切ったのかと心配になりましたが、彼はずっと、聞いていました。その後、彼は「車の中で電話をしていたので、今、家に着いた。電話を切るね」と言い、しかし、電話はまだ繋がったままで、私は読み続け、ついに師父の新経文を全部読み上げました。

 それから、「よく分かりましたか」と聞いたら、「分かった」と答えました。これが彼の心からの答えだと、私ははっきりと感じました。私はすぐに、「じゃあ、『吉安』の名前を覚えてください。少先隊を脱退して、平穏に過ごせるようにしましょう」と言いました。しかし、返事はなかったのです。

 私はまた、「『吉安』で脱退したことを覚えて、将来、平穏無事にいられるようにしてください。いいですか」と話をかけると、「はい、分かりました」と返事がきました。

 彼の『なぜ人類が存在するのか』を聞いた後の声と聞く前の声は違っていました。前は非常に頑固な感じで、後は非常に優しい声でした。師父の法の素晴らしい力が私に感動を与えました。彼が脱退に同意した後、私はさらに彼に「心からの九文字」を贈り、『天安門焼身事件』の真実を話しました。臓器狩りの話をしようとしたところ、「すみません、用事があるから、ここまでにします」と彼は言いました。私は彼に、ネット封鎖を突破するソフトや『共産党についての九つの論評』、大法の書籍をダウンロードできるURLを送っても良いですかと聞くと、彼は承諾しました。

 この電話の体験から、現在、天象が大きく変化しており、師父が『なぜ人類が存在するのか』という経文をメディアに発表されたのは、衆生への慈悲の表れだと感じました。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/2/8/456553.html)
 
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