美しい小川が私を目覚めさせた
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文/中国の大法弟子・美珠

  【明慧日本2023年3月27日】最近、私はインターネット上のニュースを見るのが好きになり、興味津々に見てしまい、いくつかのセルフメディアに引き込まれ、見ることにハマっています。自分でもそれはいけないことだと感じていますが、定年退職して時間ができたのだから、少しばかりニュースを見ても、国内外の出来事を把握して、迫害の真相伝えに使えることを口実にして、自分を納得させていました。

 一昨日の夜、私ははっきりとした夢を見ました。私は昔住んでいた家の裏手にある小川のそばに立っていました。その川の水位はとても浅くて川には見えず、大きな用水路のようでした。 私は水辺に立ち、何人かの人たちと一緒に眺めていました。すると 突然、上流から非常に強い流れがやってきて、みんなは恐怖で倒れ、危険を感じました。すると場面が変わり、私は叔母の古い家の東側にある用水路の端に現れました。 用水路には濃い色のタイルが敷き詰められていて、とてもきれいに見えました。 私が用水路の縁を歩いて遊んでいると、 突然、私の横を通り過ぎた人が「こんな浅い用水路でも一人が溺れて死にました」と教えてくれました。 それを聞いて、私はパニックになって目が覚めました。

 そこで私は師父の説法を思い出しました。「今、一部の人は社会の政治、常人が議論している問題に非常に執着しています。私たちは何のための存在なのかを忘れてはいけません」 [1]、「困難に満ちた道を歩んで来ることができたのですが、最後の道のりで足をすくわれないようにしてください。一部の人が時々、愚かなことをやっていますが、大法弟子という称号は神も羨ましく思っています」 [1]

 師父は「いずれにせよ、1999年7.20を乗り越えてきた大法弟子を、非常に大切に思っておられ、無数の神々が皆さんを大切にしています。しかし、皆さん自身も自らを大切にしなければなりません。目覚めなさい! 最も困難な道すら歩んできたのに、最後の段階で、どぶで船がひっくり返るかのごとく、ささいな事で大きな失敗を招いてしまわないようにしてください」 [2]と説かれました。

 私は目が覚めました。これは師父の法身が私を啓示してくださり、私が常人のニュースに執着していることを心配しておられるのです。私はこれらのニュースを見ていたため、常人たちと時事ニュースについて話している時、力を込めて語っていました。 もちろん、私は機会を伺って三退を勧めていますが、自分は常人のものを織り交ぜて話をしているように感じ、純粋な力がなく、人に政治の話をしていると感じさせています。

 昨日、急いでウェブのニュースヘッドラインをざっと見ただけですが、見たいニュースがなかったように感じました。 今日も、ちょっとだけ見て、縁のある人を探しに出かけました。寺院の観光に向かう男性に話しかけ「今の寺院は、寺院を建てられたときの荘厳さがなく、修煉の本質が分からなくなり、皆が政治僧侶や職業僧侶になってしまいました。文革のとき、中国の仏教と道教は破壊されました」と話しました。その男性は私の話に賛同し、そして話題を変えて元首相や現首相について私に話してくれました。 私は一瞬言葉を失い、答えることができませんでした(今後また会えるのなら、真・善・忍の原則に従って人と付き合うことを概括的に話してみたい)。しかし、私はとても気分が良く、なぜなら、真の修煉者は世俗の損得を求めないからです。私は具体的な時事や政治にはほとんど関心をもたずに、三つのことをいかによく行うかに、心を込めて時間を使うようにしています。

 注:
 [1] 李洪志師父の経文:『目覚めよ』
 [2] 李洪志師父の経文:『再び棒喝』

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/3/22/457994.html)
 
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