【明慧日本2023年3月31日】(安徽省=明慧記者)安徽省安慶市の法輪功学習者(以下、学習者)・黄志松さんと陳玲霞さん夫妻は、法輪大法の真・善・忍の信念を貫いたとして、中国共産党から迫害を受けた。現在、黄さんは不当な判決に直面しており、妻の陳さんは夫を救出するために日夜走り回っていたため、心身ともにダメージを受け、圧力に耐えられなくなり、2月26日にこの世を去った。
黄さんと学習者の江峽根さんは2022年6月17日、安慶市国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の警官により自宅から連行され、安慶市留置場に拘禁された。今年2月24日、安慶市太湖県裁判所は2人の学習者に対して不当な裁判を行った。2人の学習者と3人の弁護人は無罪を主張したが、同案件の弁護士は「太湖裁判所は4月6日に判決を下す」と告げられたという。
黄さんが迫害を受けたことは、同じく学習者の妻の陳さんに大きな打撃を与えた。 陳さんは夫と同時に連行され、行政拘留を科されることになったが、新型コロナウイルス感染症が流行中のため実行されなかった。陳さんは夫を救出するために、公安局、検察庁から裁判所まで、あらゆる関連機関を走り回り、各部門の関係者に法輪功迫害の実態を伝え、夫の無実を訴えた。同時に、夫の法的権利を守るために複数の弁護士を雇った。
陳さんは大変なプレッシャーに耐えながら日夜走り回り、何度も人目を忍んで泣き、夜も眠れず、心身ともに疲れ果て、ついには重病になったため、2月24日の裁判の日でも夫に会うことができなかった。2日後の2月26日、陳さんは亡くなった。55歳の若さであった。
陳さんの2人の娘は海外におり、長年法輪功を学んでいるため、母国に帰ることができない。離れ離れになった母親と娘は、二度と会うことができなくなった。