心を修め善人になって病気が治る
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  文/中国の大法弟子

明慧日本2023年6月3日】私は村の中流階級の家庭に生まれ、性格は内向的でした。19歳の時、大型ショッピングセンターの販売員になりました。私の同僚のほとんどは市内に住んでおり、私よりも裕福でした。私は自己肯定感が低く自信がありませんでした。私には4人の姉妹がいて、両親が私たちを育てるのに苦労していたことを知っていました。結婚するときは親のお金を使いたくなかったので、倹約して貯金をしていました。 

 モラルの低下で賄賂を受け取る

 数年後、私は自分の部署のチームリーダーになりました。そこで仕入、品質管理、決済を担当していましたが、当時、店の景気は好調でした。私の同郷の村人は、「チームリーダーはリベート(賄賂)を受け取ることができる」と私に言いました。そのため、私は業者に賄賂を求めました。その後、激しい競争の中で業者は各店員に賄賂を渡しました。私は業者に賄賂のすべてを私に渡すように頼み、それを店員に割り当てました。私は、各同僚に均等に分配する前に、まず自分の分だけ別に取っておきました。時には、業者に卸価格で商品を求め、小売価格で販売することもあり、その利益を自分の懐に入れました。その金額は私の年収よりもさらに大きかったです。

 1997年に結婚したとき、私は持参金として両親に1万元を贈りました。当時私が購入した家の価格は2万元未満でした。私はとても幸せを感じており、自分は有能で両親に孝行していると思いました。 

 私は、お金を稼ぐにつれて、「お金がますます重要である」と考えるようになりました。そのため、私は人々を見る判断が違っていました。 より多くのお金を稼いだ人は、誰でも有能で賢いと思っていたので、給料だけを頼りにする人たちを見下していました。 

 プライドが高く贅沢をしていると、風邪を引きやすくなりました。その後、私は咽頭炎と重度の乳房肥大に苦しみました。そのため、これ以上病気にならないよう、日常生活や食事には細心の注意を払うようになりました。酸っぱいもの、甘いもの、辛いもの、冷たいものは何も食べませんでした。私は他の人より高級で良い服を着ていたのですが、毎日疲れ果てており、健康な人に憧れるようになっていました。そして、人生は無意味なものだと思い始めていたのでした。 

 ある時、私は家族と一緒に、青島へ3日間の旅行に行きました。帰宅後、私は高熱を出し下痢をし、体重がかなり減りました。しかし私以外、家族の誰も病気にはなっていませんでした。 

 大法を修煉し、法理を理解する

 私の友人が、法輪大法を学んでから健康になり、いつも幸せそうなのを見て、私も法輪大法を修煉し始めました。法輪大法の主著である『轉法輪』を読んだ後、私は未解決の疑問に対する答えを得ました。そして起こった物事の因果関係を理解し​​ました。人は苦しみ、苦難に耐え、善行を積めば徳を積み、寿命が延びます。彼らはより高い地位に就き、十分な収入を得てすべてがうまくいきます。人は悪いことをして他人を傷つけると、徳を失い、損失を被り、病気になったり命を落としたりするのです。 

 法輪大法は学習者に、真・善・忍に従い人に誠実で親切、寛容であることを要求します。修煉者は、嫉妬、競争心、個人的な利益の追求、怨恨心などのさまざまな執着を取り除き、私たちの心の向上を高める必要があります。人々の健康と心の状態は互いに補完し、道徳の領域に関連しています。修煉者は思いやりを持ち、他人を傷つけないようにする必要があります。問題があるときは、内に向けて探し、何がうまくいっていないのかを見つけるのです。善には善の報いがあり、悪には悪の報いが伴います。良いことをしなかった人は、その不幸を次の世代に引き継ぐことになるのです。 

 師父はこう説かれました。「山東省某市のメリヤス工場で働くある学習者は、法輪大法を学んでから、同僚たちにもそれを教えました。それによって、この工場の人々の心掛けが大きく変わりました。以前、従業員たちが工場からタオルの端切れを家に持ち帰ることがしばしばあり、みんなやっていました。しかし功を学んでから、彼はタオルの端切れを家に持ち帰ることをやめただけでなく、それまで家に持ち帰った分も工場に返しました。それを見ると、誰もやらなくなり、なかには以前に持ち帰ったものもすべて工場に返した人もいて、工場全体にこのような様相が現われました」[1]

 私は、物事のすべてに因果関係があることに気づきました。こんなにも体調不良に悩まされていた理由が分かりました。私は多くの悪いことをし、他人を傷つけてきました。それが理由でした。神聖な存在が私たちを見守っており、善には善が報われ、悪には罰が与えられる。それが私たちにも当てはまる原則です。他人を傷つけることは自分自身を傷つけることを意味します。他人が良くなるということは、自分も良くなるということです。 

 私は大法の要求に従って自分を変え、人には誠実で親切、寛容で穏やかな人間になろうと決心しました。私は無私の人間になれるように最善を尽くそうと思いました。 

 法輪大法を学んで私は変わった

 他の同僚と一緒に、会社の商品を買いに行きました。業者は私たちに賄賂や贈り物をくれました。同僚は私が法輪大法を修煉していることを知りませんでした。もし私がそれを受け取らなかったら、彼らは私が変だと思うだろうし、彼らは賄賂も受け取らないでしょう。私は最初に賄賂を受け取り、それから会社の事務用品を購入するために使いました。ショッピングセンターからもらった賄賂など、返せないお金は、法輪大法の活動のために充てました。

 ある時私は返済を遅らせてしまい、違約金が発生しました。リーダーは、コロナウイルスによるロックダウンで、従業員が通常通りオフィスに出勤できなくなり、遅れが生じたと言いました。会社は違約金を支払うことになるのです。しかし、それは自分のせいだと思いました。支払いを間違って別の口座に移したため、支払いが遅れ、延滞金が発生しました。それは、「もっと気をつけるべき」という私への警告でした。それは私にとって、私が個人的な利益に執着しているかどうかを確かめるテストでもありました。私は自腹で延滞金を支払いました。 

 上司や同僚、法輪大法の学習者は道徳心が高い 

 ある日、私は顧客に借りていた数千元を支払っていないことに気づきました。彼はそのことを忘れていました。私は彼に、私たちの会社はまだ彼に借金があるかどうかを尋ねました。彼は私たちとの借金はすべてを解決していると言いましたが、私は彼に、その資金を受け取ったかどうかを確認するために銀行取引明細書を確認するようにと頼みました。面倒でしたが、私は彼に、何度か確認するように頼みました。銀行取引明細書からはその支払いを見つけることはできませんでした。彼はとても感謝して、半額を私にあげる言いましたが、私は彼に、「それはあなたのお金だから、受け取れません」と言いました。私は彼に、私は法輪大法の修煉者であり、法輪大法の高い道徳基準を守っているのだと話しました。彼は私が良い人だと言って、感謝しました。 

 私は彼に、法輪大法と迫害についての真実を説明しました。彼は法輪大法はすばらしいと認め、偽名を使って中国共産党(CCP)と、その関連組織から脱退することに同意しました。 

 内面を見つめて人格を改善する

 私は、「真・善・忍」の原則に従って、他人のことを第一に考え、良いことをし、悪いことをせず、他人に危害を加えないことを心がけて、日々の生活を送っています。私の体は浄化され、私の道徳基準が向上しました。私は毎日幸せで元気です。私はすべての病気から回復しました。私は健康で、過去12年間薬を必要としていません。 

 法輪大法の修煉者は、「真・善・忍」の原則を守らなければ、ある種の妨害を受けます。仕事がうまく進まず、身体的な不快感、または修煉に支障をきたし、間違いをおかす可能性があります。これらは、修煉者に、内に向けてどこが不足しているのかを見つけるよう警告するためです。自分にはまだ嫉妬心、競争心、個人的な利益の追求、怨恨心、利己心などがあるのではないでしょうか? 

 ある日、私は病院でメガネを買ったのですが、医者は「医療保険証が使えます」と言いました。会計の時、「メガネではなく手術代です」と言われました。私は少しおどろいたのですが、それが正しいとは思いませんでしたが、私は会計の係員に、請求書の再発行をして現金支払いができるようにと求めませんでした。 

 数日前から唾液に血が混じるようになったので、私は注意を払い、自分の内に向けて探しました。「私が手術代だとして虚偽の請求をし、そのメガネの代金を自分で支払わなかったからに違いない」と気づきました。私は個人的な利益を追求し、嘘をついていました。私は師父に申し訳ないと思い、その埋め合わせのため、中共による迫害の実態を伝える資料作りにお金を出しました。その後血は止まりました。この出来事は私に真実を教えてくれました。神聖な存在が私たちを見守っており、善は報われ、悪は罰せられるということです。 

 法輪大法は普遍的な大法です。それは、真・善・忍の原則に従って良い人であることを人々に教えています。これらは普遍的な価値観です。法輪大法を認め、学習者に親切に接する人は誰でも祝福されるでしょう。 

 私は、人々が「法輪大法はすばらしい」、「真・善・忍はすばらしい」を唱え、中国共産党の組織から脱退して、福を得て大惨事を回避し、良い未来を手に入れてほしいと願っています。

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『轉法輪』

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/3/11/450034.html)
(English: https://en.minghui.org/html/articles/2023/5/5/208384.html)
 
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