上海のエンジニア・楊卉さんに懲役1年4カ月の不当判決
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 【明慧日本2023年6月23日】上海市在住の法輪功学習者・楊卉さん(40代女性)が、2022年6月、法輪功を実践したとして当局に連行された。最近、甘粛省蘭州市の裁判所から懲役1年4カ月の不当判決を言い渡された。楊さんは上訴した。楊さんが不当に有罪判決を受けるのは2回目である。

 法輪功は世界の人々に親しまれる心身修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。

 楊さんは2018年に法輪功を学び始めた。楊さんはエンジニアで、小学5年生の息子と高校3年生の娘がいる。娘は今年6月に大学受験を控えている。

 2人の子供の母親である楊さんは2022年6月初旬、出張で蘭州に向かう途中、別の乗客に法輪功迫害の事実について話したとして、天水高鉄派出所の警官らに連行された。その後、楊さんは甘粛省天水市の公安局に数日間拘留された後、6月12日に蘭州市第一留置場に移送された。

 蘭州警察は楊さんの案件を9月22日に蘭州鉄路運輸検察庁に提出し、楊さんは2022年10月17日に起訴された。今年3月16日に裁判にかけられ、最近 、懲役1年4カ月の不当判決を言い渡された。楊さんは判決を不服として上訴した。

 楊さんは2020年11月8日に花木派出所の警官らに連行され、自宅を家宅捜索された後、浦東新区拘置所に拘禁された。翌月11日に楊さんの逮捕が許可された。浦東新区検察の検察官が2021年2月19日に楊さんに不当な尋問をしたとき、検察官は楊さんに有罪を認めるよう強要したが、楊さんは従うことを拒否した。奉賢区裁判所は、同年10月26日に楊さんに対して審理を行い、楊さんに懲役1年の不当判決を下した。楊さんは出所してからわずか7カ月後に、再び当局に連行され、不当判決を言い渡された。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/4/27/459270.html)
 
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