文/遼寧省の大法弟子 蓮文
【明慧日本2023年6月24日】私の母は今年97歳(訳注:2022年10月)になりました。父は若くして亡くなったので、母は7人の子供を一人で育ててくれました。そのため、母は一生懸命働かなければならず、長年にわたって無理をしていたので健康が悪化していきました。母は、胃病や心臓の問題など、多くの慢性疾患を抱えていましたが、母が受けたすべての治療は母を治すことができず、ただ今の体の状態を維持するために、たくさんの薬を飲まなければなりませんでした。
1999 年に私が法輪大法を修煉し始めたとき、母は私の健康と性格が劇的に改善したことに気づきました。迫害が続いているにもかかわらず、母は、私と大法を支持してくれました。私と母は「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」の心からの九文字を信じ、それが恩恵をもたらすと信じていました。母が喜んで毎朝念じ続けていると、母の病気はだんだんと消えていきました。母は97歳になりましたが、まだまだ元気です。
母が88歳の時、家で転んで右肩と股関節を骨折しました。母は腰の周りに固定具を装着しなければならなかったため、動きが妨げられてしまいました。私は母に、装具を外して、李洪志師父の録音版説法を聴くことを提案しました。
姉妹は私の提案に反対したのですが、母は私に同意し、装具を外しました。母は師父の講義を私と一緒に聴きました。すると3週間後、母は再び歩けるようになりました。 母はとても興奮して、母を訪ねてきた人たちにこう話しました。「法輪功は本当に不思議です! 李洪志師父の恩恵に感謝します!」
母が90歳を過ぎたころから、つまずいたり転んだりすることが多くなりましたが、大事に至ることはありませんでした。転んで、ドアの枠に頭を酷くぶつけたこともありましたが、母は何事もなかったかのように起き上がりました。またある時、転んで肩を骨折しました。母は病院に行くことを拒否し、私に面倒を見てもらうと言いました。また私が遅く帰宅したとき、なんと母が夕食の準備をしていたこともありました。法輪功を支持してくれる母に「心から良かった」と感謝しました。
昨年のある晩、私の部屋から大きな音が聞こえました。私は、母が転んで倒れたのだと思い、急いで駆け寄ると、母は外のコンクリートの上に横たわっていました。私は直ぐに母を引き起こそうとしましたが、母は「法輪大法は素晴らしい、師父が私を守ってくださいます」と心からの九文字を唱えながら、断りました。そして暫くしてから、母はゆっくりと一人で起き上がったのですが、母の頭は出血も腫れもありませんでした。
2018年8月、母は私の修煉を支持するだけでなく、私を派出所から救出しようとしました。私が、法輪大法に対する迫害が続いていることを人々に話そうとしたため、私は警官らに連行され、遠方の派出所に連れて行かれました。当時93歳だった母と妹の1人が、暑い夏の日に派出所にやって来て、私の釈放を要求しました。
母は、娘に法輪大法を修煉させていることを警官から責められていたのですが、母は、法輪功を修めていること、娘がより良い人間になろうとしていることに何の問題もないと話しました。母の言葉を聞いた警官らは、母に採血と検査を強要しました。警官は私を釈放せず、懲役3年の不当判決を言い渡しました。私は3年後に釈放されたのですが、母は健康で活動的ないつものままでした。
私の姪が母にこう話しました。「おばあちゃん、私たちみんなは飛行機に乗ったことがあるけど、おばあちゃんはまだ乗ったことがないでしょう、私がお金を出すから一度体験してみてね」。すると母は、「私は飛行機に乗らないよ。本当にお金をくれるなら、そのお金を大法に寄付したい」と言いました。母の大法を感謝する言葉に私はとても感動しました。
私が法輪功迫害の真実を伝えていた時、健康状態が悪く、胆のうの問題を抱えている80代の女性に出会いました。この女性は、病気があって眠れないことがあるが、家族のために料理もしなければならないと話しました。私は女性に母のことを話し、「心からの九文字を唱えるように」と促しました。
それから数カ月後に女性に会ったのですが、女性はとても元気になっていました。女性は「あれから毎日、心からの九文字を唱えています。ありがとうございます!」と嬉しそうに話しました。私は「李洪志師父に感謝すべきです」と伝えました。女性は大きな声で「法輪大法は素晴らしい! 李洪志師父、ありがとうございます! 感謝します!」と言いました。