【明慧日本2023年6月24日】インドに住む西洋人法輪功学習者(以下、学習者)のクリスティーナさんは何度も、町から遠く離れている地区、最も遠隔地に住む人々に法輪大法の素晴らしさを伝えている。最近クリスティーナさんは西ベンガル州ダージリン地区のヒマラヤ山脈の中腹にある小さな町ミリクを訪れた。ミリクの標高は1495メートルで現地の言葉は主にネパール語である。
学校を訪問し、法輪功を紹介
クリスティーナさんは他の学習者と共に、ミリクの町に1カ月以上滞在して13の学校を訪問し、法輪大法を紹介する勉強会を24回行った。法輪功の勉強会を行った各学校は皆、学習者たちに感謝の手紙を送ったという。
集団煉功を行う各学校の生徒たち |
学校で法輪大法を紹介する学習者 |
ミリクの芝生小学校は、クリスティーナさんに表彰状と感謝の手紙を送った。校長先生は手紙の中でこのように書いた。「真・善・忍の価値観を小学生たちに伝えて下さったことは、とても素晴らしいことです。このような授業が生徒たちにもたらす熱意と喜びを目の当たりにして、大変嬉しく思っています。生徒たちは、これらの価値観の重要性を理解するだけでなく、日常生活にどのように応用するかを学びました」
芝生小学校から送られてきた表彰状と感謝の手紙 |
また、地元の各界の人々はクリスティーナさんに、「次はいつ来られますか?」と頻繁に尋ねた。
クリスティーナさんは、「功法の指導をする際、子どもたちは終始集中しており、まるで法輪功の五式の功法を今までずっと煉っていたかのようでした。また、功法を習いに来る先生や、他の大人たちもいました」
「中には活発で、遊びやいたずら好きで、冗談を言ったり邪魔をしたりする子供もいましたが、法輪大法の第五式の功法を煉るたびに、子供たちはとても静かで、集中して、いつもとても静かでした」と言った。
ある日、煉功が終わった後、恥ずかしそうにしている女の子が校長室の前に立って、学習者に何かを言おうとしていた。クリスティーナさんが隣の人に「女の子は何を言っているのですか?」と尋ねた。隣の人は、「女の子は、『帰らないで欲しい、もっといて欲しい』と言っています」と答えた。クリスティーナさんは、幼い女の子の言葉に涙が出そうになったと言った。
法輪功を紹介する授業で、教師と生徒たちは法輪大法の素晴らしさを知っただけでなく、24年間にわたる法輪功への迫害と中国の悲痛な人権状況についても学んだ。また、「なぜ?」、「パパ、帰ってきて」、「揺るぎない信念」などのパネル資料も、善悪には報いがあることや、本当の良い人になることの大切さ、困難な状況でも「真・善・忍」を忘れてはならないこと、神の助けと見守りなどの深いメッセージの提示が役立った。子どもたちと他の参加者たちは、自分たちの自由のありがたさを学ぶことができたと言った。
校長先生の態度の変化
クリスティーナさんがミリクで最初の学校を訪れ、校長先生に以前の功法を教える写真と訪れた学校からのお礼の手紙を見せたところ、校長先生は最初疑う表情で、「詐欺が学校に来ることもあります」と言った。クリスティーナさんはこのような言葉をあまり聞いたことはなかったが、しかし初めてではなかった。それでも校長先生は、翌日には全生徒を対象に法輪大法の授業を行うことに同意した。
学校の教師と生徒との集合写真 |
法輪大法の慈悲とポジティブなエネルギーは、校長先生の心を深く打ち、授業が終了した後、校長先生は教師と生徒との集合写真を撮った。クリスティーナさんは、「校長先生は、辺鄙な地区で法輪大法を紹介する講座を開催できたことにとても感謝していました。またこの校長先生は、別の学校の校長と連絡を取り、そこで法輪大法の授業を行うように申し出てくれました」と話した。
茶園の近くで法輪功を広める
ミリク周辺には多くの茶園がある。何年も前、クリスティーナさんは「いつか茶園で、作業員と子供たちに法輪大法を紹介したい」と願っていた。驚いたことに、法輪大法の紹介授業が成功した後、3校目の学校の校長がクリスティーナさんに、翌日茶畑の中央にある学校の分校に同行しないかと尋ねてきたという。クリスティーナさんの願いはついに叶った。
クリスティーナさんは、「インドの他の地域の学校と同じように、ミリクでも校長や他の住民が自らそれぞれの学校やソーシャルメディアで法輪大法を紹介し、より多くの人が法輪大法の紹介教室のことを知るようになりました。まるでみんなが法輪大法を待っていたかのようです!」と語った。
法輪功の資料はミリクの至るところにある
多くの人が2023年の法輪大法のカレンダー、ポスター、チラシを学校の掲示板に貼っている。役場の掲示板にまで掲示されていたことに、クリスティーナさんも驚いた。店やレストラン、町のいくつかの場所には英語とヒンディー語のポスターが貼られ、ミリクの警察署やダージリンの警察署、裁判所までも貼ってあるという。
ミリクの町で法輪功を広める |
大学の図書館も町の図書館も、法輪大法の資料、しおり、本、冊子を受け入れている。ミリクでは、法輪大法の資料はほとんどどこにでもある。
その週は、ダージリン地区のほとんどの学校は試験週間であったが、ある女子校は法輪功の講座を開くことに同意した。その学校は2022年に法輪大法の講座を開いたことがあり、多くの女子生徒と教師は法輪功のことをまだよく覚えていると言った。
最後の日、クリスティーナさんは、「法輪大法は素晴らしい」という横断幕を広げてミリク町の湖でボートに乗ることができた。地元の住民が彼女の思い出のボートの写真を撮ってくれた。
「法輪大法は素晴らしい」の横断幕を掲げるボート |
シリグリ、シッキム、アルナーチャルプラデーシュ、グジャラート、タミル・ナードゥなどインド各地の都市から訪れた人々は、展示された法輪功の資料を見たり、チラシを受け取ったりした。「ナグプルのいたるところで人々は法輪大法を煉っています!」とナグプルの市民は言った。