【明慧日本2023年5月24日】インドの10都市およびスリランカ、台湾、アメリカ、フランス、ドイツからの法輪功学習者(以下、学習者)が5月13日と14日、インドのバンガロールに集まった。彼らは世界法輪大法デーを記念して、サムラット国際ホテルで法輪大法修煉体験交流会と一連の活動を開催した。
インドで法輪大法の修煉体験交流会が行われるのは今回が初めてで、世界各地から集まった24人の学習者が、それぞれの修煉体験を共有した。法輪大法の創始者である李洪志先生は、交流会に祝辞を送られた。
交流会で発表する学習者たち |
交流会会場には、法輪大法創始者・李洪志先生の写真と法輪図形が掲げられ、師父の72歳のお誕生日を祝うため、手作りの蓮の花72本が演壇に飾られた。
交流会では、参加者がどのように法輪大法の真・善・忍の原則を守り、生活の中で出会った問題を克服したかについて語った。
前向きな姿勢で一連の魔難に立ち向かう
アルチャナ・タケリアさんは交流会で、2016年に夫の転勤、義母の脳卒中、母親の他界、父親の寝たきりとうつ症状、肝硬変と診断された妹には肝臓移植が必要になるなど、一連の試練を経験したことを語った。
これらの魔難に遭遇したが、タケリアさんは法輪大法の修煉を通じて、力強く困難に対処することができた。彼女は他の学習者と一緒に法を学び、自分を前向きな精神状態に保つことができたという。
彼女は交流の中で、「今思えば、あの時期は私にとって重要な情に対する錬磨でした。その期間中、私はネット上のグループ学法の参加や同修との交流を通して、修煉に集中し、忍耐力を鍛えることができました」と語った。
法輪大法の法理を真に理解する
アヌパム・マジさんは2020年に法輪大法の修煉を始めたが、自己修養や悟性に対して多くの先入観を持っていたため、法輪大法の法理の真の内容を悟ることは困難だったという。
マジさんは「私の変転きわまりない心は揺れ動き、それに伴い、不条理な考えも出てきました。おそらく(それは)子供の頃に読んだ童話や神話、あるいは他人から聞いた社会の通念だったのでしょう。これらすべてが、私の修煉に大きな障害となりました」と語った。
しかし、マジさんがそれらの先入観を捨て、法輪大法の核心である「高い境地に達するためには、自分の考え方を本格的に変えなければならない」ということを悟ることができた。修煉体験の文章を書けるかどうか自信はなかったが、書くことで自分の内に探すことができ、その過程で新しい自分を発見することができたという。マジさんは、法輪大法を修煉する機会を得たことに感謝し、今後も粘り強く実践していくことを決意した。
大法を信じ 悲しみから抜け出す
バヴァニ・オダットさんは海外で成功していた生活が崩れ、何をしていいか分からなくなった。彼女のキャリアと家庭生活は崩壊し、出口を探していた時、法輪大法に出会ったという。
(修煉後)すぐに、彼女はより健康になり、そして自信を持ち、寛容になった。また、執着を捨て、法輪大法の真・善・忍の原則に従って生活することを学んだ。
しかし、人生には浮き沈みがある。オダットさんは「2021年10月4日、『あなたの息子は心臓発作のため、この世を去りました』と、電話がありました」と振り返った。
当時19歳のオダットさんの息子はオーストラリアでデザインの勉強をしていた。オダットさんは、息子が若くして亡くなってしまうことを非常に悲しんだ。彼女は『論語』を暗記して心を慰め、やがて大法を信じ、悲しみから抜け出すことができた。
内に向けて探すことを学ぶ
2015年8月、アビナッシュ・ゲダムさんは学校で法輪大法を広めようと思った。彼は、学生たちに法輪功の資料を配布することで、彼らの家族も法輪大法の素晴らしさを知ることができると確信し、正念を持つようになった。
しかし、ゲダムさんにとって、それが自分の心性を向上させる過程であるとは思いもよらなかった。「各学校で法輪功を広めることは、私の心性を向上させ、恨み、怒り、嫉妬、色欲、名声を求めることや、名誉を失いたくないなどの多くの執着心を認識することにもつながりました」と、ゲダムさんは語った。また、内に向けて自分自身の問題を探すことを学び、それを解決し、批判の意見をより受け入れるようになった。
インド各地で真相を伝える中、緊張や不安、怨恨といった欠点を克服
クリスティーン・テッチさんはドイツ人で、インドに25年間住んでいる。当初、彼女は学校で法輪大法を伝えることに抵抗があった。なぜなら、法輪功学習者は功法を実演することしかできないと思ったからだ。その後、彼女は法輪功への迫害を含めて、人々に中共の人権侵害に注目させることもできると気づき、インドの各地に真相を伝えることになった。
テッチさんはもともと、トラブルが発生すると緊張し不安になりやすく、怨恨する傾向もある。しかし、人々の法輪大法への注目を喚起するためにモチベーションを上げ続けているうちに、それらを少しずつ克服していることに気づいた。
「最終的には、私たちがどこにいるか、何をしているかは重要ではなく、最も重要なのは、私たちの純粋で純真な心、そして他人を助けたいという気持ちであると分かりました」と彼女は悟った。
中共の妨害に対しはっきりと真相を伝える
ディマルさんはスリランカの学習者で、スリランカ法輪大法学会の会長に就任したばかりである。彼は、地元の学習者がブックフェアに申し込んだ際、中共大使館から圧力をかけられたという。
「2022年のコロンボ国際ブックフェアでは、中共大使館に妨害され、最終日にブースを閉めなければなりませんでした」と、ディマルさんは振り返った。
中共大使館は、ブックフェアの主催者に学習者をイベント会場から追い出すよう圧力をかけた。しかし、ディマルさんと他の学習者はあきらめず、法輪功についての誤解を解くために主催者に真相を伝えた。「彼らは法輪大法が中国で迫害されていることを理解し、その後、全員が『轉法輪』を購入しました」とディマルさんは語った。
交流会翌日の5月14日、学習者は法輪功と中共による迫害に注目してもらうため、集会を行った。俳優で活動家のプラカシュ・ベラワディ氏、地元初の女性警察官であるジジャ・シン氏、ジェームズ・インターナショナルスクール学長のアクヒル・スカリア氏らが参加し、学習者を声援する演説を行った。
スピーチをする、俳優で活動家のプラカシュ・ベラワディ氏 |
活動に参加した学習者の家族が啓発を受ける
集会では、世界中の法輪功学習者にとって重要の日である短編映画「5月13日」が上映された。
多くの学習者の家族が活動に参加した。彼らは、法輪大法の価値観や、知り合いの学習者がより良い人間になったことに鼓舞を受けたという。
交流会の期間中、集団煉功を行う学習者たち |