インドの大学生 「4.25」の請願を理解する
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 【明慧日本2023年5月7日】インド・バンガロールの4人の法輪功学習者(以下、学習者)は4月25日、インドのセント・ジョセフ大学の大学院生を対象に特別講義を行った。講義では1999年4月25日に中国で起きた1万人以上の学習者たちによる平和的請願を中心に、法輪功とは何か、中国で今も続いている迫害について、学生たちに説明した。

图1:圣约瑟夫大学的教室里座无虚席,研究生们聚集在一起聆听法轮功学员的讲座。

学習者の講義を聞くために集まったセント・ジョセフ大学の大学院生たち

 「4.25」の背景と法輪功迫害の真実を語る

 この講義には、ソーシャルワークを学んでいる100人近い大学院生が参加した。学習者たちは、中国共産党(以下、中共)の血に染められた歴史と、「4.25」の請願を理解するための背景を詳しく伝えた。

 ある学習者は、中共が1949年に政権を握って以来、中共が中国社会を厳しく支配してきたことを学生たちに紹介した。中共は社会の支配力を強化し、反対勢力を抑圧するために、さまざまな社会的少数派をターゲットにした一連の政治キャンペーンを展開し、その多くの運動が特定の少数派を暴力的に弾圧する結果に終わっている。学習者は、文化大革命と1989年の天安門事件を例に挙げた。

 1999年、警察が天津で法輪功学習者45人を逮捕したため、1万人以上の学習者が北京に集まり、国務院陳情所の前で平和的に陳情した。陳情は秩序正しく、静かに行われ、平和を乱すことはなかった。当時の総理である朱鎔基は、法輪功学習者が安心して法輪功の修煉を続けられるように保証して、全員が無事に帰った。

 その後、中共は4月25日の平和的な請願を政治攻撃と意図的に誹謗中傷し、法輪功を悪者にし、同年7月から法輪功への本格的な迫害を始めた。しかし、修煉者が言うように、法輪功学習者の請願は平和的で理性的であり、過去24年間、世界中の学習者が4.25の精神に従い、この血に染められた迫害に怯えることはなかった。

 大学生からの共感と支持

 セント・ジョセフ大学では、多くの学生が法輪功の話題に興味を持った。学習者たちは、法輪功が健康を維持する上で、奇跡的な効果をどのようにもたらしているか、真・善・忍を基本理念とする法輪功の人気について伝えた。

 1990年代末には、中共は1億人の中国人が法輪功を修煉していると推定し、その数は中共党員の数を上回った。そのため中共は、法輪功の影響力を完全に根絶するために、法輪功に対する迫害を開始した。学習者は恣意的に逮捕され、拷問され、殺害され、中には中共の生体臓器収奪の犠牲となった者もいる。

 これを聞いた学生たちは、学習者への同情と支持を表明した。

 学生のディヴィアさんは、「法輪功への迫害は人権侵害であり、深刻に受け止めるべきです」と述べた。またルパリさんは、「法輪功学習者を支援し、弾圧に反対し、人権を守ることは重要です」と強調した。ヴァンシカさんは、「この話を広く伝える必要があります。私たちには、命を傷つける行為に対して、立ち上がる責任があります」と話した。ジョンさんは、「インドに住んでいる人間として、隣国である中国に関心を持つべきです」と述べた。

 セミナーの最後には、セント・ジョセフ・ソーシャルワーク・スクールの学部長であるFr. Dr. G.オーガスティン・ルルドゥ氏は、学習者たちの中共による人権侵害という重要なテーマを、人々に知ってもらうための努力に、感謝の意を表した。

 またルルドゥ氏は、「ソーシャルワークには勇気が必要です。社会活動家は、紙の上で話すだけではダメなのです。人々が人権侵害が起こった時、声を上げる勇気を持たなければなりません。一人一人の声が、自分の周りで起こったことを変えることができるからです」と語った。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/4/30/459377.html)
 
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