広東省の李鈞さん 不当な裁判に直面
【明慧日本2023年8月14日】広東省茂名市(もめいし)在住の法輪功学習者・李鈞さん(72歳男性)は2023年2月、「両会」(全国人民代表大会と中国人民政治協商会議)が開催される前に警官らに連行された。6月8日、李さんは茂南区(もなんく)検察庁に起訴された。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。
李さんは2023年2月14日、電白区公安局の10人以上の私服警官によって連行された。警官らは李さんの自宅から法輪功に関する書籍30冊以上、パソコン、そして200枚の真相紙幣を押収した。 李さんの連行から数日間、警官らは李さんの自宅に入って写真を撮り続けた。李さんの家族は怯えていた。
李さんの3人の娘たちは、釈放を求めて頻繁に公安局を訪れた。 警察は、釈放の唯一の条件は法輪功を放棄する書類に署名することだと脅した。李さんがこれを拒否したため、警察はすぐに李さんを刑事拘留した。「両会」終了後も不法に拘束された。
電白区検察庁は2023年3月24日、李さんの逮捕を許可し、5月24日に案件を茂南区検察庁に移送した。検察庁は6月8日に李さんの起訴を進めた。李さんは現在、電白区拘置所で不法な裁判に直面している。
7月11日午前、人権弁護士らは茂名市の電白地区拘置所で李さんと面会した。李さんは痩せていたが、元気そうである。その後、弁護士は書類を検討するために茂南区裁判所に行ったが、書記官は弁護士が一部の書類をコピーすることを許可しなかった。
李さんの妻は李さんの不当に連行されたことを悲しみ、「なぜ夫のような善良な人が信仰のために迫害されなければならないのか理解できない、彼は優しい夫です」と言った。