【明慧日本2023年8月21日】第18回明慧中国法会の原稿募集は、2021年11月9日に始まり、同月21日に終了し、明慧のウェブサイトに記事が掲載されました。
中国の大法弟子は明慧ネットを通じて、どのように法輪大法をしっかりと修め、厳しい環境の中で李洪志師父を助けて、どのように衆生を救ったかを語りました。彼らの言葉は素朴で正直でありながら、師と法を固く信じています。そして、修煉の境地が昇華したあとの智慧と慈悲の心を示し、法輪大法の威厳を実証しています。どの記事も感動的で、海外の修煉者に熱心に修煉するよう励ましてくれました。
以下は、日本の学習者がオンライン記事を読んだ感想です。
1.修煉者の壮挙に感涙
李韵さん(仮名)は次のように感想を話しました。
明慧ネットは中国と海外の修煉者に、互いに比較し、一体となって修煉する場を提供しています。私は毎年、明慧中国法会の交流記事を注意深く読んでいます。お互い面識はなくても、それぞれの記事を読むと、同じ会場にいるような気がします。このような厳しい迫害環境の中でも、正しい考えと行動で物事を行い、常に衆生を救っているという話に、とても感動しました。
「訴訟を起こすことで法輪功迫害の事実を明らかにする」という記事では、著者が信仰を理由に、元雇用主から解雇され給与やボーナスを差し止められたことが書かれています。このことは、中国憲法で認められている信仰の自由の権利を侵害しているため、著者は会社を二回提訴し、二回上訴し、そして裁判を二回行う過程で、多くの困難、周囲からの激しい脅迫、圧力、皮肉に遭遇し、涙を流しました。著者は文中でこのように言っています。
近所の人や、元同僚からは奇異な目で見られたり、卵が石にぶつかる(全然相手にならない)だけだと言われたりしました。
私は心がすっかり落ち込んでしまって、辛くて、もう我慢の限界だと思いました。
家で功を煉っているときに、その辛さを思い出して涙が出てきました。「師父、どうしてこんなに大変なのでしょうか?」と私は心の中で師父に問いかけました。
すると突然、左の上の方から声が聞こえてきました。「あなたは人を救っているのですよ」
私は、上の文章を読んでいる時に目が覚め、迫害に加担している人たちに法輪功迫害の実態を明らかにしたいという思いが強まりました。家族にも伝えて、心配や我欲を捨てようと思います。人のためになることをしなければなりません。
自我を捨て、衆生を救う
李さんはこうも語りました。
明慧中国法会が開催されている時期は、ちょうど私の家族が中国で警察に連行された時期でした。当初、私は家族を救うことだけに専念し、いつ釈放されるかとばかり考えていました。しかし、何も進展はなかったのです。1週間後、私は自分の考えがとても利己的であることに気づきました。私は、公安局、検察庁、裁判所の人たちを救うことまで考えていなかったのです。そこで私は、彼らに善良であることを促すための手紙を書き始めました。
「訴訟を起こすことで法輪功迫害の事実を明らかにする」という記事の著者は、海外の多くの同修たちが、会社の人たちに電話して法輪功迫害の実態を伝えていることを知っています。同修たちの正念がどれほど強いか、人々の考えは大法弟子たちのポジティブなエネルギーの場で正されているのです。私は、この人たちをとても嬉しく思い、同修たちに感謝しました。後日、職場の同僚から、「君たちは何をしているんだ、あの事件で、あなたたちの対応について、多くの国から苦情の手紙が来ている」と上司から叱責されたのです。
私は海外の修煉者たちの救援活動が当局に衝撃を与え、力強いものであることを理解しました。私はこの記事を現地の修煉者たちと共有し、中国に手紙を送るように頼みました。まだ私の家族は拘禁されていますが、この修煉者の記事は私に自信を与えました。私は真相を伝えますが、結果は求めないのです。中国の修煉者の努力に感謝します。
2.憧れの修煉者たち 真摯な姿勢で臨む
出潔さん(仮名)は、日本語教師です。2001年から法輪大法を修煉しています。出さんは、次のように感想を語りました。
私は「16年間、粘り強く人々を救ってきた」の筆者に心を動かされました。筆者は劣悪な環境にいながらも、人々に何度も法輪功迫害の事実を明らかにし、彼らが中国共産党(以下、中共)の洗脳から解放され、救われるように努力してきた行動にとても感動しました。
パンデミックが緩和されると、企業は営業を再開しました。私はよく行っていたショッピングモールに行き、すべての店のオーナーにQRコードを渡し、法輪功迫害の実態を家族や友人に必ず伝えてください、パンデミック時には、「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」という心からの九文字を真心で念じれば、災難を逃れることができるのです。
中共の組織から脱退した後、人々は党の宣伝に囲まれているため、法輪大法の真相を簡単に忘れてしまうこともあります。そのため、私は各店主を2、3回訪問し、必ず心からの九文字を念じてくださいと伝えました。
厳しい環境の中で汚染されないことは、人間にとって非常に難しいことだと思います。中国の修煉者たちは、中共の邪悪な環境に汚染されず、しかも、彼らは法輪功迫害の実態を明らかにし、李洪志師父を助けていることは、本当に素晴らしいです。
3.しっかり法を学ぶことが最も肝心なことである
程暁さん(仮名)は、「16年間怠らずに堅持して真相を伝える」という記事を読んで、次のように語りました。
私は毎日10人ほどの中共を脱退させる手助けをしてきました。多い日は30人以上で、これまで数万人以上の人を中共から脱退させたと書かれていました。この数字はすごいです。筆者はほぼ毎日人々を救っていました。彼女は本当に立派です。どうしてそんなにうまくいくのだろうと私は考えました。それはしっかり学法した成果だと思います。
私は法を学び、正念を発することに多くの注意を払いました。私は毎日午前3時に起きて煉功し、毎週、自宅で学法グループを開いています。法を読んだ後、真夜中に、同修と一緒に煉功と正念を発するのです。一部の同修は「まるで1997年7月20日の前に戻ったようだ」と感慨深く話しました。
筆者は絶えずに三つのことを毎日行っていました。本当に素晴らしいです。この同修に比べたら、私はずっと遅れています。今、私は追いつかなければなりません。そうでなければ、チャンスを逃してしまうかもしれません。
また「停止された年金給付の経済的迫害に抗議し衆生を救う」という記事では、筆者は経済的迫害に対抗するため、年金を取り戻すことを決意しました。派出所、強制労働収容所、610弁公室、財務局、裁判所、陳情局に何度も足を運び、事実を明らかにしました。迫害の直接の当事者である迫害者たちと向き合ったのです。多くの苦難に遭いましたが、正念でそれを解消しました。彼女は修煉者として正しい考えと正しい行動を示したのです。筆者が法に対する絶対的な信念と衆生に対する慈悲の心を持たなければ、このようなことは不可能だったと思います。私は彼女をとても尊敬しています。
4.苦難を乗り越えての修煉
住野さんは、交流記事を読んで第18回明慧中国法会のすべての記事に心を動かされました。すべての記事は、貴重で壮大な修煉の歴史の縮図です。私は、法輪大法の無限の知恵と慈悲を感じました。今回、私が悟ったことは、自分がよく修煉することによってのみ、より多くの衆生を救うことができること、そして、心が法輪大法にある限り、修煉の道を阻むものは何もないということですと話しました。
また住野さんは「平和で揺るぎなく上司から慕われる大法修煉者」という記事についての感想を次のように述べました。
筆者は、社内のトレーナーとして、スタッフへの講義や研修を行うことが多く、最も人気のあるトレーナーです。これはもしかしたら師父が「このような方法でもっと多くの人を救い済度するように」とおっしゃっているのかもしれないと思った筆者は、研修の休憩時間や会話の中で人々に真相を伝えます。またSolidWorks(機械設計ソフトの開発)に興味があったため、独学で勉強するうちに職場の人から図面の相談をされるようになり、設計加工のエキスパートとしてのその設計図は職場幹部や加工メーカーからも賞賛されました。筆者は自分が良い仕事をすれば、中共に洗脳された彼らの心の毒素を取り除き、大法のすばらしさを家族や友人に伝えてくれるだろうと考え、メーカーの人に会うと、真相を伝えて三退を勧めました。
筆者は、仕事の成績が突出していたので、毎年職場から模範労働者として表彰されていましたが、会社の幹部は政治的ミスを恐れて、筆者の模範労働者としての資格を取り消しました。ある同僚からは、冗談交じりに「毎年毎年上級機関に報告され、毎年毎年取り消されている」と言われたといいます。筆者は次のように書いています。
ある時期、私はさまざまなレベルの上司たち、さまざまなグループの人たちから声をかけられました。上司たちはみな困難な立場にあり、ずっと私と兄弟のように仲がよい人たちの中にも、真相を知らない人たちが大勢いました。上司たちは私の姿を見ると、ほとんどの人がため息をつき、頭をかきむしり、最初に言うのは、「信仰を捨てろというのではなく、やるべきことをやるべきだ」というのです。しかし、上層部の要求は……でした。私はいつも笑顔で穏やかに上司たちに、あなたたちの窮状を理解し私は同情しますが、法輪功は世界の100以上の国や地域に広がり、人々に深く受け入れられており、法輪功に反対し迫害する国は一つもなく、むしろ数千の褒賞を受賞しており、迫害しているのは中共だけです。実際、中国の法律では法輪功は合法なのですと伝えました。
筆者は家族を大切にしていました。同僚も近所の人たちも、彼を模範的な夫と賞賛しています。なぜなら、妻や子供は常に筆者に怒りをぶつけてくるのですが、彼は決して抵抗せず、言い返すこともしなかったからです。筆者はまた次のように書いています。
理不尽な癇癪を起こす妻に、私が同情することも多かったのです。妻は何も聞かず、信じてくれませんでした。私のやり方が悪かったのかもしれず、他に理由があったのかもしれませんが、すべての人が私たちが救い済度する対象であり、家族はもちろんのことです。
妻が怒るのを抑えられないので、私はよく妻を不憫に思いました。妻は気性が荒く、何事にも耳を貸さず、信じようとしなかったのです。このような事態になったのは、私の修煉がうまくいっていなかったからかもしれません。でも、どんな人であろうと、みんなを救わなければならないのです。
私自身もこの二十数年間、家庭でも、会社でも、社会でも、どんなに辛いことがあっても、心が痛むことがあっても、冷静に対処することができました。筆者の冷静さは、法輪大法を修煉し、法を実証しているからこそ得られるものです。彼は、その領域に達したからこそ、よりよく真相を明らかにすることができたのです。
住野さんはまた、「弁護士を立てて同修を救出する中で衆生を救う」という記事を読んだあと、次のように語りました。
この交流文章は、学習者を救出する過程と筆者の悟り、衆生を救うために法的手続きを踏んだプロセスを述べたものです。法に則した彼の心、同修を救出し衆生を救うという決意にとても感動しました。
筆者は記事の中で、「口数が少なく、長く話すことが苦手な私にとって、先の道は長くて難しいのです。恐れる心から、無力で困惑している同修の家族に真相を伝えて、同修の救出に協力してもらうこと、弁護士とコミュニケーションを取ること、同修たちと交流し協議し、共通認識を得なければならないこと、迫害加担者に立ち向かう必要もあります。当時の私にとって、どのことも大きな試練でした」
「その後、明慧放送の『法律を用いて衆生を救う』の番組を聴き始めました。分からないところは繰り返し聞いて、聞くたびに収穫があり、聞くたびに、次はどうすれば良いかを学びました。また、私は出発点を正しくして、結果に執着しないことにしました。これは、私が選んだ常人の法律を使って衆生を救う道なので、特殊な形の修煉の道です。対面で真相を伝える時、この人が三退しなかったらまたあの人に話せば良いのですが、同修を救出するということは違います。どこかに引っかかったら、次に進めなくなります」と書かれていました」
私は、常人には想像もできないようなことばかりだったと理解しました。しかし、修煉者は法に沿っていれば、それを実現することができます。私の悟りは、修煉者が衆生を救うために執着を捨てれば、修煉がより神聖で偉大なものになるということです。艱難辛苦があっても、自分が大法弟子であることや責任を忘れず、内に目を向ければ、どんな困難も修煉の道を妨げることはないのです。
5. 86歳の修煉者が法を実証する
「大法に恵まれ精進し着実に修煉し老いに屈せず」という記事の著者は86歳です。1997年に法輪大法を修煉し始めてから、彼は、反応が早く、思考が明晰で論理的です。彼は、目や耳が多少不自由でも、軽快で機敏、身軽で健康です。彼は70代の時、夜、真相資料を配布するために出かけました。80歳代前半の時、電動自転車で10マイル以上離れた場所まで行きました。大法を誹謗中傷するプラスチック製の表示板を撤去しに行ったのです。そのプラスチックの表示板を取り外し、丸めてロープで縛って持ち帰りました。その板は家に着いてから燃やしたそうです。
著者は次のように述べています。
3年前(訳注:2018年)、同修の協力で、私の家に小さな花が咲きました(注:資料拠点を設立したこと)。若い同修にパソコンを教えてもらい、プリントがうまくいかなかった時のページの補い方を覚えました。若い同修からは、器用だ、覚えが早い、若い人より頭がいいなどと褒められ、励まされました。師父が私の知恵を開いてくださったのだと私は思いました。
雪飛(仮名)さんは、特に80代の老人が一から学ぶのは簡単なことではありません。彼は年寄りという概念を持っていなかったのです。一から学ぶ勇気と決断力を見習わなければなりませんと語りました。
雪飛さんは、「真相解明電話をかける」、「年月は流れていく」や、「16年間怠らずに堅持して真相を伝える」、「根気よく修行する」など、たくさんの記事を読みました。彼女は次のような感想を言いました。
何人かの修煉者は、忍耐についての記事でした。ある人は何年も中国に電話をかけ続けました。ある人は10年以上、法輪功迫害に関する真相を明らかにするために足を踏み出しました。艱難辛苦を経験しながらも、真相を明らかにし、衆生を救うために忍耐強く努力したのです。彼らの分かち合いは、私たちが大法を修めたばかりの頃の心を持ち、精進し、衆生を救い続けなければならないことを教えてくれたのです。